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日常1

 作者の幼女ぺろぺろ(ヨウジョペロペロ)と申します。どうぞよろしくお願いいたします。

「もう袋に入らないよ。」


「あ…ホントだ。」

 彼は私の背負った大きなリュックを見て頷いた。

「せめて毛皮ぐらいは詰めたかったな。」

 そう言いながら彼は自分のリュックを漁りだした。

 彼のリュックは私のそれと比べても一層大きい。私のが自分の体の半分ぐらいなのに対して、彼は私のの2倍近いものを普段から背負っている。


「コレは…もういらないか…」

「それ、捨てちゃうの?ガー、それ好きだったよね?」

「もういい、それよりお前の服を新しくする方が大事だ。」

 彼は私の服と手に持ったオオトカゲの頭蓋骨を見比べながら言った。何故そんなものをずっと持っていたのか甚だ謎だけど、そんな事を気にしていたら彼の価値観なんて一生分かる気がしない。


「次休める所があったらそこで作ってやる。」

「服?」

「この流れで服以外のものを作ると思うのか?」

 思わないよ。ナイフでも作るの?この子の爪も牙もそんなに大きくないから無理があると思うけど。


「流石に分かるよ。これで新しい袋は無理があるし。でも、燻製ぐらいは作っとこうよ。」

「ああ、分かってる。これを詰めたらさっさと進むぞ。」

「進むって、どこに?」

 毎日、進んで、たまに狩りしたり、水浴びしたり、それでご飯食べて、日の最後には寝る。繰り返し。


「楽園だよ。」

「それは知ってるよ、毎日聞いてるから。そうじゃなくて、どこって聞いてるの。」

「だから楽園だって。」

「分かったよ。もうそろそろ日がてっぺんだから早く進もうよ。」

 これも毎日、繰り返し。

 楽園って何なのってガーに何度も聞いてる。ここより自由で、仲間もいて、命の危険もない。それに美味しいものが沢山食べれる場所ってガーは教えてくれた。

 ここより自由って言っても、このほとんど目的が無い日々を自由と言わずになんと言うのだろうか。この森は割と安全だし、日々の食料にも恵まれてる。水探せば見つかるから身体もいつもきれい。この前進んだ山岳よりもよっぽど楽。なんならここが楽園でいいんじゃないかなって思う。


「静かに。」

 ガーが1本目の指と2本目の指を伸ばしてそう言った。その形はずっと私達が使ってる合図の1つ。動物より危険な、バケモノを見つけた時の合図で、そこで待ってろの合図。ガーと違って指が5本ある私でも使えるようにいくつかの合図を決めている


「うん。」

 私はリュックを身体の前に回して抱きしめる。ここらへんは大小さまざまな木が鬱蒼と茂っているので隠れやすい。そうして蹲っているとガーがバケモノを追い払ってくれる。

 バケモノってなんだろう?私も見た事があるけどほとんどガーより大きい。でも見た目は水に映った私みたい。ガーとは二本足で立ってるぐらいしか似てるとこがないけど。


「終わった。」

 バケモノを追い払ったあとのガーはいつも機嫌が悪い。少しだけ。バケモノは私達みたいに何かを話す。私達よりもゴチャゴチャした話し方だからきっと獣の遠吠えとそう変わらないんじゃないかな。


「ガー、臭いよ。口も赤いのが付いてるし。」

「ああ、悪い。」

 ガーも私も血の付いた生肉は食べない。いや、食べれない。お腹を壊しちゃうから。でもガーはバケモノを追い払ったあと、口に血を付けて戻ってくることがある。バケモノの攻撃の1種類だとか。ホントはバケモノを食べてたりして…ありえないけどね。


「もうてっぺんだよ。お肉焼こうよ。」

「まだ駄目、岩場に行ってからにしよう。ここじゃバケモノが湧く。アイツらは鼻も目も良い。見つかると面倒臭い。」

「えー、お腹すいたー。」

「我慢しろ。さっきいっぱい取ったから着けば幾らでも食わせてやる。それに、」

「なによ。」

「山じゃ2日食べれない事もあったのに大丈夫だっただろ。」

「んんーっ」

 はぁ、お腹すいたなぁ。早く行きたいなぁ。

 楽園。

気まぐれでも、覗いてくれてありがとうございます。

 所謂なろう小説を期待している人にはごめんなさい。

 これもなろう小説じゃないかって?

 そうなりますよね…

 でも、チートは無いです。もしかしたら、あるかもしれないですが。

 魔法も、何とも言えませんね。原理も主人公は知りません。ちゃんとありますが。

 ですが、是非最後まで読んでやって下さい。

 ゆっくりですが、しっかり書き進めますので。

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