設備投資より賃上げに
政府税調で、「大企業の内部留保を設備投資に」を促進させる必要がある・・
実現の可能性は・・
きわめて低いのでは?
年々人口が減る国では、国内市場は相応に縮小。
世界規模でみても、「最後の巨大市場」は前にふれたように「言葉だけ」。
設備投資が増えそうな分野は、次世代自動車の研究・開発や、
新たに大きな油田等が発見された場合の、掘削設備くらいでは?
景気を上向きにして歳入を増やす「正統的な施策」は、
内部留保を従業員に還元すること。(賃上げ)
並行して、非正規を正規に。
そして、下請けの中小・零細企業との取引を「適切な内容」にすること。
これに尽きるのでは?
現実的でない設備投資を持ち出すのは陳腐。
毎年の「官製春闘」より、年度途中からでも、賃上げを実施させるのが、
施策として王道。