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黒猫の魔女  作者: SHIN
1/3

前編

今年も、祭りが始まる。


「ねえおばあちゃん!!

いつも、この時期になると、町中猫さんの人形でいっぱいになるけど、どうして!?」


小さな女の子が、おばあちゃんに訊ねた。


「それはね・・・

むかしむかし・・・

悪魔がこの街に病原菌をばらまいて、滅ぼそうとした時に、みんなを救ってくれた「猫の魔女」がいたんだよ・・・」



むかしむかし・・・


ある街に、ミーニャと言う名の猫耳少女がいました。


ただの猫耳じゃありません。


数年前にこの街から去った魔女の弟子で、その魔術を全て受け継ぐ大魔女でした。


しかし・・・


ある時から・・・


「すまんなあ・・・」


ミーニャの家で、おじさんが薬を受け取りながら言います。


「いえいえ・・・

お大事ににゃ・・・」


帰っていくおじさんを見て、ミーニャはつぶやきます・・・


「たくさん作っておいたけど・・・

飛ぶように売れちゃったにゃ・・・

貴重な材料を使っているのに・・・」


普段は、この薬は誰もそれほど必要としません。


「病気が流行ってるにゃ・・・」



ほどなく、ある噂がたちました。


「あの魔女が、街に呪いをかけているんだ。」と・・・


しかし、ミーニャはそんな術は知りません。


師匠から習わなかったし、教わりたいとも思いませんでした。



「あの魔女・・・」


「ああ・・・」


街に薬の材料を買いにいくときも、街の人々の後ろ指を指す声が聞こえます・・・


しかし・・・


「絶対に、元凶をみつけるにゃ・・・」


それでも、街の人々のためにひたすらに頑張っていました・・・



そんなある日・・・


ミーニャは、悪い魔力を感じました。


「こいつが犯人にゃ・・・」


でも、こいつは強力な悪魔です・・・


戦う準備が必要です。



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