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秋の桜子詩集

夕立

作者: 秋の桜子

 真っ青さおの空の中、白くてかたい雲昇る。


 上に上にと昇る雲、やがて崩れてねずみ色、


 どっどどうどう、風が吹く、


 ぴーちく小鳥がお宿に帰る、


 嵐がくるよ、嵐がくるよ、


 ざっざざわざわ、木の葉が唄う、


 冷たい風が吹き降りる、


 高い空から吹き降りる、


 雷ゴロゴロやって来る、


 真っ黒くろの雲のもと、


 ピカピカ、ドンドン、にぎやかに、


 天体ショーが始まった、


 ばったばたばた、雨落ちる、


 大きな雨粒落ちてきた、


 真昼の雨が降ってきた、


 辺りを叩くその雨は、


 水の柱をつくりだす、


 どこもかしこも水の中、


 やがて雷ゴロゴロ鎮まれば、


 雨もぱたぱた力尽き、


 じわじわ、ミンミン、蝉が鳴く、


 小鳥がぴーちく空を舞う、


 お日様キラキラ出てくれば、


 お空は青に戻ってる。












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