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君と僕で描く恋物語  作者: 匠頭の突撃兵
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高橋さんの笑顔

午前の授業が終わりそして昼も過ぎ、6時間目に事件は起きた。それは高橋さんが急に俺にしがみついてきたのだ。高橋さんの方は小刻みに震えていて、目は今すぐにも泣きそうだった。何故そうなったか教室内が騒めき始めた。俺は小声でどうしたのと彼女に聞いた。彼女は震えながら

「ご、ごごご、ごき、ごご」

と俺に必死に伝えようとした。ごで俺は大体何か分かったが、高橋さんがしがみついて動こうにも動けなかった。クラスメイトに変な誤解を解くべく、高橋さんを落ち着かせ、先生に事情を説明した。説明し終えた頃には例のやつはどこかにいなくなったらしい。高橋さんはお騒がせしましたと謝り、授業が再開した。高橋さんは俺に

「虫苦手で…さっきのごめんね」

と言った。そんな高橋さんに

「苦手な物は誰にもあるから気にしなくていいと思うよ」

と言ってやった。高橋さんはそっかと言ってから少し間を空けてからありがとねと笑顔でお礼をした。俺はその笑顔にドキッとしたのは誰にも言わず心の中の押入れの隅に置いておいた。

更新スピード遅くてすみません 次回は多分明日か来週にでます 見てください〜

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