表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4/57

4

タイトルとあらすじを変更しました

ーー

ーーーー


……知らない天井だ…


気づいたときには、知らない天井の状態に戻っていた

相変わらず、身体もまともに動かせず、視界も不明瞭だ


マジかよ、なんなんだこの状況。

うん、ケツは痛くないってことは、さっきのも夢かよ

(夢じゃないわよ)

へっ?

(夢じゃないって言ってんの。やーっと起きたわね)

なんだ?さっきのギャルの声がする

(神だって言ってんじゃん!イイ加減ギャル呼ばわりしないでよ)

んーどっから聞こえてくるんだ、この声

(魂の中よ)

どうして魂の中にいるの?

(勢い余って私の魂ごとつっこんじゃったの!アンタが暴れるせいよ!)

だって俺の貞操を奪おうと…

(んなこと、するわけないじゃん!力を授けるには尾てい骨から入れるのが一番なの、脊椎の終着点から脳に向かって力を通すと、チャクラが開いて才能の発芽を促すの)

なーんだ、そっかー、初めから言ってくれよ、ギャル神様ー

(何その軽いノリ、ことの重大さをわかってないみたいね。)

どこからか、ため息が聞こえる

(イイ?通常、神の力を授けるってことは、神の魂の一部を貸し与えるってことなの、死んだときに神の元へ戻れるようにね。総量の1%くらい貸し与えるのが通例ね。)

ふむふむ

(タクミやナガタサンは、特例で5%貸し与えられてるわ。それだけ、期待されてるの。)

ほうほう

(で、アナタには0.5%くらい授ける予定だったの。イレギュラーだし、指名も無いしね。それでも、一般人より死ににくいし、多少の才能は発芽するのよ)

ありがたいこって

(さて、私がなんでアナタの魂にいると思う?)

勢い余って突っ込んだんだろ。ドジだなーギャル神様w

(はぁ〜〜、ホントにわかってないのね。100%ぶち込んじゃったの本体ごと!そして、なぜか出られないの‼︎どうなってんのよ!アンタの魂!!)

へっ出られないの?

(そうよ!出られないの!正直、アンタが寝てる間に魂をぶち壊して出て行こうと、何度もやってみたけどできないの、すっごく容量広いし、やっと壁についたと思ったらフニャフニャで手応え無いし‥)

えっギャル神様、魂ぶち壊してって死んじゃうじゃん!

(いいじゃん、どうせ一回死んでんだし、結局死んでないんだしさ)

よくねーよ!どーすんだよ!触れないギャル神様なんて意味無いだろ!

(仕方ないわよ、アンタが死んで魂がリサイクルされるまでこのままよ。私、諦めた。どうせ100年も生きられないでしょ)

諦めんなよ!俺の人生終わらせた上に今度はプライバシーも無いのか

俺のアレとかソッチとか全部見られるのかよ、勘弁してくれよ

(そんなことより、アンタ気づいてないの?自分の状況。赤ちゃんなんだよ。)

えっ俺って今赤ちゃんなの?

(そうよー、生まれて3ヶ月くらいかな)

じゃ、じゃあ、おお、おぱ、おっぱぱp

おっぱい飲めんの!

(まずそこなのね。呆れるわアンタにゃ。おっぱいって言っても実の母親よ。それでもいいの?)

おっふぅ、そうだよな母親ですよね

あーーテンション下がるわ

(来たわよ、母親)



ギシッ‥ギシ


足音が聞こえる。息を潜め、辺りの気配を探る。

すると、急に身体が浮き上がったかと思うと柔らかい何かに抱かれていた。

「あら、起きてたの?ネンネしてなかったんでちゅか。」

そう言うと、柔らかい何かは俺の顔を覗き込んだ


この人が俺の新しい母親…

赤髪にタレ目で茶色の瞳

ソバカスがあって少し幼い感じが残る女性

「あら、驚いた顔してる。見えてるのかしら。お母さんだよー」

そう言って俺の頬っぺたにキス

もう一度ベットに俺を寝かせると、おもむろに下半身を触り始めた

ま、まさか

(まさかも何も、オムツ替えね。)

いやーーん




オムツを替えると俺を抱き直し、近くの椅子に座って胸をはだけた

(やったーオッパイタイムよ)

なんでお前が喜んでんだよ

(オッパイは栄養と水分だけじゃ無いの、魂の形を維持するための魔力も同時に摂取できる優れたシステムなのよ)

力説するギャル神

(しっかり飲んで私の分も魔力貰ってよね)

あいよー

っと答えたはいいが、やっぱりなんだか恥ずかしい

モジモジしていると、母親は後頭部を掴み強引に乳首を口に含ませてきた

「まだお腹空いてないのかなー、でも飲まなきゃダメよー」

一旦、口に入ってしまうと急に飢餓感が湧いてきた

飲まなきゃいけない、早く早く

本能がそうさせるのか、飲み方はすぐにわかった

必死に飲んでいるとギャル神がチャチャ入れてくる

(おいしいでちゅかー、いっぱい飲むんでちゅよー)

「おいしいでちゅかー、いっぱい飲むんでちゅよー」

カブったw

ブハッと乳を吐き出してしまった

ああ、もったい無い

我慢できず、泣き出してしまう

なんだ、なんで泣いてるんだ俺は。こんなことで

(身体に感情が引きずられてるのよ、前世の年齢になるまではどうしても身体に精神が引っ張られちゃうの)

そうなのか、だからこんなに感情が制御できないのか

(うん、でも魂の器の中だとそういった事も無いから、私とは普通に会話できてるでしょ)

ああ、

確かにオッパイ飲んでる俺と、会話してる俺だいぶ感情が違うな

なんだかおかしい感じ

テレビ見てるんだけど同じ目線っていうか、子供の頃の動画見せられてるような

(しばらくは精神と身体の年齢が離れているから、割り切った方がいいわよ。私も暇だし、話し相手になってあげる)

そうだなぁ、歩けないしあんまり見えないし、ギャル神様にイロイロ聞いておこうかな

(そうしなさい、でも今日はもう無理、イロイロあったから魔力使いすぎちゃって、眠いの。ちょっと寝るからしっかりオッパイ飲んどきなさい)

寝ちゃうのかー残念だなぁ

(あんまり残念そうじゃないわね、なんとなく察しはつくけど‥まあほどほどにしときなさいよ。)

いやー寂しいなー残念だなぁおやすみー

(……おやすみ)






寝たかな




よし、寝たな



さーーて、オッパイオッパイ、オッパイ祭りじゃーい





評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ