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センパイ  作者: 六助
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センパイ

  

  私は泣いた。泣いた。ずっと泣いた。 まだ種田先輩の返事なんて聞いてないのに


  なぜかあきらめかけていた。 こんな事、知らない方がよかったー。でも学校では、


  視線の先は常に北川先輩だった。


  でもこの3日後、私は完璧にあきらめた。  


    北川先輩はただの「センパイ」に変わった。



  

  学校で北川先輩は種田先輩ではなく、私の友達と付き合っていた。


   泣く事もなかった。


   仲良くなった理由は、私が欲しくても手に入らない


      「ケイタイ」


         だったー

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