第1話 『異世界転移しました』
ラノベ小説初心者なので、誤字脱字等があれば、優しく言ってくれると嬉しいです!
眩い光が消えた瞬間、鼻をくすぐるような干し草と土の匂いが広がった。
目を開けると、そこには赤茶色のレンガ造りの建物がずらりと並んでいる。
「ここが異世界……?」
私の目に映ったのは、まるで映画のワンシーンのような中世ヨーロッパのような景色だった。
荷物を載せた馬車がゆっくり行き交っており、見慣れた以前の世界とは明らかに異なっている。
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私の17年間の人生は、正直言ってかなり恵まれていた。
大財閥の娘として生まれ、不自由のない生活。努力しなくても、たいていのものは手に入った。
まぁ、詳しく話すと長くなるから省くけど。
人生の最期が、飛行機事故で死亡なんて、あまりにも最悪だと思う。
しかも、そのまま異世界に転移。
……そんなの、聞いてない。
「えっと…とりあえず、どうしたらいいのかしら……?」
ここは異世界。ということは、多分ギルド的なものがあるはず……。
まずは、そこへ行って登録しなくちゃ。私は近くにいた若そうな男性に声をかけた。
「あの~すいません。ここにギルドってありますか?」
男性は少し考えたあとすぐに教えてくれた。
「ギルドなら、そこの角を曲がってすぐですよ」
私は言われた通り角を曲がると、多くの掲示板が立ち並ぶ建物があった。
「……あれかな?」
中に入ると、そこは酒場のような空間だった。
鎧を着た人、ローブ姿の人、明らかに人間じゃなさそうな人までいる。
「ここがギルドかぁ~」
目を輝かせて見ていると背後から野太い声がした。
「嬢ちゃん。なんか困ったことあんのか?」
振り返ると、筋骨隆々の、いかにも冒険者といった男性が立っていた。
「えっと…ギルドに登録したいなって思っていて」
「そうか…よし、俺が手伝ってやる。ついてこい」
「お願いします」
思ったより親切で、少しホッとする。
カウンターに案内されると、そこにはピンク色の髪をした美しい女性職員がいた。
しかも、意外と違和感ない。
「はい。ご用件は?」
「この子、ギルドに登録したいんだ。頼む」
「わかりました。では、お名前を教えてください」
「名前はあおいです」
「あおい様ですね。では、こちらに手をかざしてください」
差し出された本の何も書いていな真っ白なページに手をかざすと、ふわりと光が走った。
数秒後
「ありがとうございます。これでギルドに登録ができました!」
手をかざした本のページには、数字が並んでいた。
魔力量200
体力100
知力198
「こちらが、現在のステータスです。左端の総合評価によるランクですが……あおい様はCランクですね」
「Cランク! 体力はかなり低いが、魔力はなかなかだな。上級ウィザードクラスじゃねぇか」
女性職員が続けて言った。
「では次に、役職を選んでいただきます」
「役職……?」
「はい。ナイト、アーチャー、ウィザード、僧侶などがありますが……ステータスを見る限り、あおい様なら、上級ウィザードが適していますね」
私は少し考えてから、うなずいた。
「……じゃあ、ウィザードでお願いします」
「わかりました。では、登録は以上です。今後ミッションを受ける際は、こちらをご利用ください」
「よかったな。じゃあな」
「ありがとうございました」
二人に頭を下げ、私はギルドの外へ出た。
これから異世界生活が始まるのかぁ。
けど、まずは、なりと君たちを見つけ出さなきゃいけないな。
私は小さく息を吸い、異世界の空を見上げた。
※魔力や体力、知力は健康的な成人を100とした場合
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