第44話 体育祭・・・開幕
練習や準備で時間が過ぎていき、遂に。
『これから、第○○回体育祭を始めます!!』
ドンドンドン!!
と校長の開始宣言と同時花火が鳴った。
・・・逆テルテルはダメだったな。
「なんで雨中止を願っているんだよ」
「・・・否応なしに目立つからだよ」
「恭平さんは何団?」
「ほらあそこ」
と俺が指さしたところでは。
「さてと・・・全員優勝目指して頑張るぞ!!」
「「「「オォーーーー!!」」」」
「そういえば選手宣誓していたな」
「そういうこと」
あの人、赤団団長だった。
なんだかんだ、あの人も超が付くほどの負けず嫌いだからな。
「そういえば、マサは午前の部は何に出るんだ?」
「俺は障害物競走だぜ」
「俺は二人三脚か」
午前の確か10時ぐらいだったな。
「お前の二人三脚を見た後だからな・・・頑張れよ」
「もちろん頑張る・・・ってその後に綱引きがあるのか」
「結構大変だな」
二人三脚が終わった後に障害物競走があって、綱引きが行われる。
めっちゃ大変だな。これ。
「位置について。よ~~~い」
パン!!
という音とともに1年女子の徒競走からスタートするのだった。
「やっぱり・・・胸が大きい女の子は揺れるな」
「マサ・・・お前はいつから変態になったんだ?」
「健全な男なら分かるだろ?」
「とりあえず・・・何人かの女子が冷たい目で見ているからやめようか」
ちなみに、俺を含む学年対抗・団対抗リレーに参加する人はと競争が免除されるぞ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
『続いて二人三脚が行われます。代表の方は正面門に来てください』
と呼ばれたため、俺はまさに一言言って正面ゲートに言った。
(グラウンドの配置とかは・・・近況ノートで貼ります)
「準備は大丈夫かしら?」
「・・・問題ないよ。瀬戸川さんは?」
「もちろん万全よ」
ということでコンディションばっちりな状態で挑むのであった。
俺たちは第4組目に走る。
「結びはこれで大丈夫?」
「ちょっとだけ足をあげるわよ」
と軽く足踏みしてみたが・・・ゆるゆるになることもなく大丈夫そうだな。
「問題ないわね」
「さてと・・・1位を取るわよ絶対に」
「分かってるって」
『位置について。よ~~~い』
パン!!
という合図と主に俺と瀬戸川さんは息を合わせながらスタートした。
「「はい!!はい!!はい!!」」
という掛け声とともに完全独走。
「なんか・・・あそこだけぶっちぎりじゃね?」
「1回もコケていないけど・・・ゴールした」
「嘘だろ・・・息ぴったりすぎないか!?」
と周りがざわざわする中でゴールした俺たちは後ろを振り返ったのだが・・・
「なんか・・・遅くない?」
「そうね。もっと苦戦するかと思ったのだけど」
「2人の息がぴったりなのと、スピードが他の組より速かっただけよ」
と先生に言われつつ、自分たちの団のところに合流した。
「2人ともすごかったよ」
「マジで速かったわ!!」
「1組だけ・・めっちゃ独走してて笑えたよ」
と褒められていたのかな?
なんか・・・一部から引かれているんだが。
瀬戸川さんは他の女子と合流していた。
俺のほうには委員長が来た。
「2人ともすごかったね」
「委員長。俺たちは練習通りの走りをしただけだぞ?」
「それでも・・他を追従させなかったし、見てて気持ちよかったよ」
「そっか」
それは・・・どういたしまして?
「次は障害物競走だね・・・佐島君は大丈夫かな?」
「あいつは問題ないと思うよ」
「それはどうして?」
「あいつ・・・中学の時も障害物競走に出て1位を取っているからな」
アイツなら・・問題ないだろう。
そして・・・結果は。
「どうだ見たか!!」
「本当に独走だったね」
「お前って運動にだけは本当にすごいよな」
「それは褒めているのかな?タツ」
「なら、真面目に勉強してくれないかな?」
「・・・本当にごめんなさい」
「アハハ」
2位と50mぐらいの差をつけてのゴールをしたのだった。
ちなみに・・・高橋さんも競技に出ていてこちらも1位を取っていた。
「楓も運動は大得意なのよね」
「・・・お互い、運動得意・勉強苦手の親友をもって大変だな」
「・・・けど憎めないのがね」
「だな」
と瀬戸川さんと意気投合するのであった。
高橋さんは黄団だよ。
「午後からはダンスがあって、学年対抗・団対抗リレーがあるからな。
気合を入れないとな」
「その前に・・綱引きを頑張るぞ」
「だった」
とその後の綱引きについては・・・赤団がヤバかった。
「赤団が全勝か」
「・・・あそこだけ違ったわよね」
「凄いよな。ドンという音ともにすごい勢いで引っ張られたよな」
「多分・・・兄貴バフだろうな?」
「兄貴バフってなんだよ?」
「兄貴が団長で、綱引きのルールで団長はみんなの前で団旗を振って応援するだろ?」
「そうだね」
「それを見た女子たちがいいところを見せようと覚醒したんじゃないかな?」
「・・・お前のお兄さんはバッファーかよ」
とんでもないブーストだったとだけ記載しておこうかな?




