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頑張ることを諦めた俺を気に入ったのは学年で一番クールなあの子!?  作者: ドラゴロイド


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第31話 遊園地でのまさかの出会いが・・・

グロッキー状態の瀬戸川さんも水をもらったことでお昼前には十分回復したみたいだ。




「本当にごめんね。スズちゃん」


「もう大丈夫よ。謝罪も受け取るわ」




って感じで高橋さんが瀬戸川さんに謝ったことで終息した。


そしてお昼なんだが・・・これは




「さすが夏休み。人がいっぱいだぞ」


「これは・・・食べることができない気が」




本当に人混みが多く、どこのレストランも満席っぽく座れそうにない。


これはどうしようかと思っていたら、




「じゃじゃ~~ん!!こんなこともあろうかと弁当を持ってきているのだ!!」


「その大きいバックはそういうことだったのね」


「そうだよ♪」




と高橋さんが弁当を持ってきてくれていたみたいだ。


・・・マジで!?




「高橋さんは料理できるの?」


「・・・次の答え次第でグーがでるけどどうしてそう思ったの?」




と目が笑っていない・・・これは俺が悪いが、だってイメージにないからな。




「元気で明るい高橋さんが料理ってイメージになかったから、本当にごめん!!」


「まぁ・・・私もちょっと思うところはあるけどね」


「楓は料理に関しては繊細でおいしいわよ」


「えへへへへ///」




と瀬戸川さんに褒められてご満悦だ。


それなら・・・あった。




「あそこのベンチが空いているからあそこで食べようか」


「「賛成!!」」


「そうね。そのほうがいいわ」




ということでベンチに全員で座って、食べることに。


ベンチを2つ使って、片方が女子2人、もう片方が男子2人で使い、高橋さんから弁当をもらいベンチに座った。




弁当箱の中はサンドイッチだった。たまごにハムレタス、ツナと定番の具が入っていて、その隣に唐揚げと卵焼きにミニトマト・・・これは料理ができる人の弁当箱だな




「いただきます。・・・うまい」


「おいしい!!」


「・・・さすが楓ね」


「どんどん食べてね」




って感じで弁当を間食した俺たちは材料代を高橋さんに渡した。




「これを」


「いいよこれは私が好きでやったことだから」


「それでも、高橋さんのおかげで昼抜きを回避できたからね」


「めっちゃ助かったのと同時に受け取ってもらわないと心が苦しくなるからな」


「遊園地にこれたのも楓のおかげだからね。だからもらってちょうだい」


「・・・・分かったよ」




って感じで渋々もらった高橋さんを見て、この人はすごいって心から思うよ。




「さてと、午後からは何に乗るか?」


「ゆったりとした乗り物ってないのかしら?」


「それだと、メリーゴーランドになるけど」


「・・・カップルじゃないと恥ずかしいやつね」


「・・・空中ブランコなら怖くないんじゃない?」




と空中ブランコを見たら、




「これなら私も乗れそう」




ということで4人全員で空中ブランコに乗り、




「今度はここに行こうよ」


「そこは・・・勘弁して頂戴」




とお化け屋敷に行こうとした高橋さんを必死に瀬戸川さんが止めながらも、


遊園地を楽しく回っていたのだが、ここでまさかの出会いが起きた。




「あれ?・・・龍也兄さん?」


「・・・もしかして、美晴(みはる)ちゃんか?」




俺が出会ったのは幼馴染の北条美優の妹である北条美晴だった。


歳は風花と同じ中学2年。吹奏楽部だったな確か?


今日は友達と来ていたみたいだ・・・風花は全国に向けての練習だったからいないわな。




「久しぶりって半年ぶりか」


「そうなりますね」




とマサに2人を連れて先に行ってくれと目で合図をしてもらい、


美晴ちゃんも俺と同じことを友達にお願いしていた。




「龍也兄さんはお姉ちゃんに会いましたか?」


「会ったけどどうして?」


「球技大会が終わった後ですかね・・・とても落ち込んでいたので」


「あぁ~~~」




あの時の会話の件だなこれは。




「龍也兄さんはお姉ちゃんと仲直りは・・・無理ですよね」


「仲直りっていうよりかは赤の他人になったって感じかもな」


「赤の他人ですか?どうして!?」




と俺は美晴ちゃんに姉とどういうことがあって拗れてしまったかを話したのだが、


これを聞いて絶望とした表情を見せていた。




「・・・それは」


「美優が悪かったとは言えないけど、俺としてはあそこで否定してほしくなかった」


「・・・・」


「家族に褒めてもらえなくて鬱屈していた俺にとって一番の支えだったからな。


それがばらばらと壊れてしまった後はどうもね」


「・・・お姉ちゃんのバカ」




俺としてはあの時否定してくれていればこんなことにならなかったのかなと思う。


一番の居場所・・・けどこれは依存に近かったのかもしれないからな。


あの時否定してくれてよかったとちょっと思ってはいる。




「だから、仲直りっていうのは無理かもね」


「私とはこれからも話してくれますか?」


「・・・気まずいとは?」


「思っていませんし、お姉ちゃんが意気地なしなだけなので」




と美晴ちゃんと学校の話をしつつ解散した。


メアドを向うが熱意をこもった表情で交換しましょと言ってきたので交換するのだった。

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