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頑張ることを諦めた俺を気に入ったのは学年で一番クールなあの子!?  作者: ドラゴロイド


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第27話 期末テストと夏休みの予定

瀬戸川さんの姉との確執を聞いた俺は、


家に送った後に1人で考えたいた。




「『わかるわよ。私より劣っているあなたが』・・・これって、


自分の真似をするんじゃなくて瀬戸川さんの自立を促していたのかな?」




お姉さんにあこがれていた瀬戸川さんの気持ちはすごくわかる。


俺も昔はそうだったのだから。


ただ憧れからの変化への過程が違う。


俺は姉や兄との実力の差で絶望と諦めに。


瀬戸川さんは姉に絶対に追いつけないと言われて憎悪に。




多分だけども・・・瀬戸川さんのお姉さんは自分に憧れて隣に立つことを考えるんじゃなくて、自分と違う道に進んでほしかったんじゃないのかね?


隣に立つことよりも、自分の成長を一番大事にしてほしかったのかな?


・・・真相は分からんけどね。




俺も姉や兄の真似をしていたからな。それが原点になるし、


けど真似なんてできるわけもなくて、自分らしさを一度見失ったんだよな。


だから、ある意味今の自分が一番素を出しているだろうな。




とりあえず・・・このことはほっといて勉強しよう帰ったら。


期末まで2週間だし、2週間は長いと思うけどあっという間に過ぎちゃうからな。




と瀬戸川姉妹の確執のことを考えるのはいったん置いといて、


もうすぐ始まる期末テストに向けて勉強を頑張ろう。




・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


2週間後。


キ~~~ンコ~~~ンカ~~~ンコ~~~ン!!




「はい。書くものおいて後ろから答案用紙を集めてね


そこ!!悪あがきしない!!」




と期末テストが先ほど終了した。


いや~~~やっぱり疲れるな。




「・・・・・」チ~~~ン


「大丈夫か?マサ?」


「・・・何とか・・・マジで勉強会が・・・助かったぜ」


「の割には満身創痍だな」


「・・・当たり前だ。・・・科目が多いのは本当にしんどいぜ」




とうつ伏せ状態から起き上がり、背筋を伸ばしたマサを見た。


ってことは?




「赤点は問題ないって感じか?」


「・・・それは・・・分からん」


「お前なぁ」


「そういうタツはどうなんだよ?バッチリだったのか?」


「・・・ちゃんと復習はしているからな。結構解けたよ」


「・・・俺もそれぐらいできたらなぁ」


「家で勉強は・・・無理かお前は」


「そうだよ」




マサは俺と別のベクトルの家族での問題がある。


それは・・・母親が原因だ。


こいつの両親は離婚して母親が親権を持ったらしいのだが、親の役目は完全放置らしい。まったくと言っていいほど世話してもらった記憶がないらしい。




もともとの離婚は母親の浮気だったのも後で知ったんだと。


親権を取ったのも養育費ほしさだったらしい。




「まだあの家から出られないのかよ?」


「いや、夏には出るんだよ」


「・・・マジで?」


「あぁ実はな・・・」




とマサが語ったのは母親のやらかしだったらしい。




父親はまじめな人で実は面会日とかも決めていたそうだが、


仮病とかを言い訳に参加させていなかったんだと。


ただ、父親のほうが探偵を雇って情報を調べて、母親のやらかしを証拠に収めて


親権を移すことを約束させたそうだ。




「親父にめっちゃ謝られたよ。『気づかなくて本当にすまなかった。準備が完了するのが遅くてな』ってな」


「そうだったんだ・・・ってことは徹底的にやった感じなのか?」


「徹底的っていうか・・・自業自得だな」




最初は親権を取られることを拒んでいたそうだ。


けど、息子の世話の放棄や養育費を使い込んでいたことを言って、


今まで使用した養育費の返還をなくす代わりに移せと言ったら、


嬉々とした表情で移したそうだ。




「バカだよな。誰のお金で今まで生活していたんだと思っていたんだか」


「・・・そういうことか」




養育費のおかげで生活していたのにそれがなくなったんだ・・・まともに生活はできないだろうな。




「今は阿鼻叫喚しているみたいだぞ」


「それはちょっと見て見たい」


「俺からしたらざまぁみろだけどな」




夏休みには親父さんのところに引っ越すらしい。


高校は少し遠くなるそうだが、問題なく通えるんだと。




「タツは夏休みはどうする?」


「夏休みか・・・どうもしない。いつも通りの生活をするだけだ」




特に旅行とか行くわけじゃないし、それに・・・




「兄貴と風花の全国大会があるんだぞ?」


「・・・なるほど、応援か?」


「特に風花が絶対に来てねって聞かなくてな」




めっちゃ言われたからな。


応援に来てほしいって。


正直俺の応援が力になるとは思えないしな。




「俺より兄貴が行ったほうがいいと思うんだよな」


「お前は・・・家族との確執はどうする?」


「正直このままでいいと思う」


「どうして?」


「それがお互いのためだからな。向うとしては出来損ないの俺にかかわるのは


時間がもったいないだろうし、俺も家族とは仲良くはもうできない領域にいるからな」




これは本音だ。


俺は家族との確執は取れないと思う。


・・・・・・・一生な。

実はカクヨムのほうで先行していたのですが・・・追いつきました。

これからは2日に1本の投稿になります。

連載は続けていきますので、応援のほどよろしくお願いします!!

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― 新着の感想 ―
そういう風に意識してる間はまだまだかなぁ、という感じ。 「相手が自分に時間使うのは労力の無駄」、「だから今の自分の姿勢は正しい」、という論法を捻り出さないと適切に距離取れないのはね。 「今更だから無理…
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