表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

6/46

人外認定




ユリウスと簡単な自己紹介をし終わったすぐ

アイアス、果ての村の入口まで着いていた。

村は小さい集落のようなものになっている。

一見質素で木や石やらの建築が目立っていて裕福とは言い難い印象をうけた。

しかし村人達は活気に溢れているようで

子供達の声が聞こえてきた。


村は太い木の柵で囲ってあるみたいだった。

この世界には魔獣はいるのだろうか。


「魔獣とか大丈夫なのか?

こんな木の柵で守れないだろ」

「まじゅう...ですか。あ、魔法生物。魔生の事ですか?」


おっと俺のラノベ知識だったら魔獣で言葉通じるかと思ったんだが予想外である。


「あ〜そう。たぶんそれ」

「どの村にも偉大なる聖魔様達が結界を貼ってくださってます。中に入れるのは人間と、結界に登録されているその他種族のみです」


そりゃすごいな。聖魔か。また知らない単語が出てきたな。魔術師だろうか。

そのときユリウスが入口であろう木で簡単に作られた門を指でさした。


「この門をくぐって村に入れます」


ユリウスと2人で中に入ろうとし...


ドゴッ!!


「いっった!?えなに?」


俺のつま先が何やら門を境に透明な壁にぶつかっている。え?俺まさかの魔法生物なの?人外なの?

先に門をくぐっていたユリウスが振り向き

驚いた顔をしてそのあと何かを探るような目を俺に向けた。


えユリウスくんやめて。俺に害はないよぉ...


俺もこの人外設定は予想外で冷や汗と笑顔で固まっている現状である。

クソ赤髪の野郎なんでまたこんな事になっちまったんだ!俺は心の中でクソ赤髪への1発を2発へと変更した。


ユリウスが何やら俺に向け手を広げた。

そしてユリウスの後ろには輝く多くの魔法陣が...


あ俺死ぬんかな


「アロさん...ちょっと眠ってもらいます」


最後に見た景色はどこかに連絡を取るユリウスと

地面。俺は視界が真っ白になるのを感じ

意識を手放した。






評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ