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荒野地帯2


荒野を狩りのため散策するので

チームに別れる事となった。

ララエルと部下2人、プセーマと俺である。

ユリウスとララエルの部下2人は拠点でユリウスの護衛と魔生を拠点に近づかせないようにする役割である。

ララエルが戦えるのかって心配になっていたら

部下さん達に、ララエル様をなんだと思ってるんですか!と言われた。そりゃあんなチートみたいな力あるしな。うん。

チームで魔道具のランプを持って別れる事になった。

ランプの明かりが地面を照らして俺達の影を作っている。この世界鏡とか見れてないから分かんなかったけど影見る限りやっぱ俺小さいな。

隣にいるプセーマを見上げてそう感じた。

それより俺はプセーマさんと同じチームってのが怖いんだが。


ララエル達と別れ、荒野を散策する。

結構歩いたな。拠点にいる部下さんが拠点の真上に魔法陣を作っているので帰り道はわかる。

最初より魔法陣が小さくなっているので、それほど俺達が離れたのだろう。

しかしなかなか魔生が見つからないんだよな。

馬が走るような音がして振り向くと、魔生の群が移動をしていた。

この魔生は鹿のような見た目をしているが体は青く角がとても大きかった。ガラスみたいにキラキラとしている。よくみたらやんわりと発光しているようだ。

あれ、食べれんのかな。

プセーマさんに聞こうと思って

岩場の上に立って周りをキョロキョロしていると

ララエル達が魔生達と真反対に歩いているのを見つけた。ララエルと部下達はそれぞれバラバラにいる。

プセーマさんも俺と少し離れた位置にいた。

岩場が影になっていてプセーマさんは俺に気づいていないみたいだ。

ララエルを見つめている。

その時プセーマさんが魔法で弓と矢を生み出した。

俺が伝える前に魔生に気づいていたのかと考えていると突然プセーマが矢をララエルの方向に向けた。


「なっ」

俺が飛び出し声をあげるとプセーマが驚いて

視線をこちらに向けた。

しかし矢はすでに放たれておりララエルの方向にまっすぐ向かっている。スローモーションのように事が進んでいる。死んだなこいつとララエルを見ていると

突然どこからか現れた鳥型の大きい魔生に矢が刺さってその魔生が倒れた。ララエルは無事だ。


呑気なララエルは状況をみて

「プセーマよくやった!」と駆け寄りプセーマさんの背中を力強く叩いている。

プセーマさんはげんなりとした表情でされるがままだった。それより、どうゆう事かプセーマさんに聞かないとな。


ララエルが部下達にプセーマの矢によって倒された魔生を担がせた。拠点へと戻るぞと声をかけられる。

ララエル達は少し遠い前を歩いていた。

早歩きだな。そんな肉が食べたいのか。


横を歩いているプセーマさんを見ると目が合った。

プセーマさんが気まずそうに目をそらす。

この距離ならララエルには聞こえないだろう。

ララエル達がいる場で問い詰めても良かったが

プセーマが気に入っているようだし。

ララエルとは出会ってまもないし、お互いを詳しく知らないけど助けてくれた恩は返したい。


「で、プセーマさん。説明してもらえるよね」


俺が咎めるとプセーマさんがため息をついて

「なんで僕ってばこうなるんですかね...」と空を仰いだ。




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