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冒険者商会へ


エルフの国は、魔法国家でアイアス村とその森より先にあるようで崖に囲まれていて大穴のようになっているそうだ。エルフは種族的に魔力量が多く魔法も高度なものを使うそうだ。

ララエルによると、ユリウスの魔力回路も

エルフによる可能性が高いそうである。


しかしエルフの国は国境を超えるのが厳しく

外部のものには敵対心丸出しらしい。

どうゆう教育してるんだよ。


エルフの国までには数日かかる。

その間は結界が張られていない土地を歩くので

魔生との戦闘は避けられない。

しかも気を失っているユリウスも居るので自分達の戦力は充分把握したいのだとララエルが言う。

適性を把握していると編成が組みやすいのだ。


「ということでじゃ、お主鑑定をしに冒険者協会まで行くぞ。」


鑑定だと?鑑定ってあの地球でよくみたステータス見れるみたいなやつですか?

俺の力量が分かっちゃうんですか?

とうとう俺の異世界チート能力がバレちゃうんですか?今のとこなんも無いですけど...。うん。(涙)


「いやでもララエルちゃん。ユリウス君がぶっ倒れてるのに俺ら呑気に鑑定しに行くの?」


ララエルが顔を真っ赤にした。なんだよ!

「い、いや別にユリウスは魔力回路が潰れた反動で目を覚ましていないだけで、命に別状はない!

移動している間に目を覚ますはずじゃ!」


なんだ。無事じゃないか良かった良かった。

治るまで魔法が使えなくなるのは可哀想だが

勇者なので剣も嗜んでいるだろう。


「それよりじゃ!ララエル"ちゃん"とはなんじゃ!」

なに。ちゃん付けされて赤くなっちゃったの?

可愛いとこあるじゃないか。

「む、むきぃいい!!!何をにやにやしてる!」


ララエルが怒ってザワザワと風が舞っている。

おっとやばいぞ。これ以上興奮させたら俺死ぬかも。


「まあララエルちゃん落ち着けよ!

俺の事アロって呼び捨てしていいからさ!」

「...ならいいぞ。」


すんなり通った。さてはちょろいな。

さっきまで凄い力を使ってかっこよかったのにな。

妹が出来たみたいでちょっと嬉しい。


よし。鑑定をしにアリアスへ戻ろうと思う。

ユリウスを背負おうと背中にユリウスを持たれかけさせたが、俺の今の体はユリウスと比べ小さいので

引きずる形になってしまった。

そんな俺を見てララエルが部下を呼んでくれたようでユリウスを背負ってくれた。


こうして俺達はエルフの国へ向かう前に冒険者商会へと足を運ぶ事となったのだ。


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