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大ピンチなんだが




神剣と勇者についての説明を受けた俺は心底驚いていた。異世界転生なんてものに現実味を感じなかったが

ここは紛れもなく現実であり、この世界の人々は実際に生きているのだと感じさせた。


ユリウス君がとても強いのはすごぉくわかったから

俺はぶっちゃけ早く魔法とか魔法とか魔法を

使ってみたかった。

俺の種族がどうたらこうたらってのも気になる。

憧れは止まらねぇよな。すみません。


なにより話を聞く限り

ユリウス君はとても魔法がお上手だと思う。

勇者っていうらしいし才能に溢れてるよねきっと。

ふむ。


「ユリウス君。改めて君、俺を助けてくれてありがとう。それでなんだが、これから君はどうするの?」

「自分は、魅了された村人達を正気に戻しに行きます。ですが自分はアロさんの監視役ってのもあって...」


そうじゃん。魅了された民衆達がいたじゃん。

でも危険そうだな。だって俺殺されかけたし。

衝撃で魅了解けるとかユリウスは言ってたけど、

一人一人殴る訳にはいかないよね。


「俺ついてくよ。どうやって皆の魅了解くの?」


殴るの?と小言を挟むとユリウスは笑いながら

俺に胸を張って伝えてきた。


「アロさんが来てくれるんですか?ありがとうございます!魅了は自分の風魔法で村人達を浮かせて

下に落とそうかと」

「めっちゃ脳筋じゃん」


そしてユリウスがガッツポーズをした。

ユリウス君は頭脳系かと思ってたよ俺。

てっきり精神魔法系でがっつりやれるのかと思ってたよ。いやそもそも精神魔法とかこの世界あるのかな。


「あれでも俺魅了解かれた状態だけど何で

またかかんないの?」


再度魅了かかったりとかしたら無限ループになりそうだ。


「この剣の魅了は解けたら抗体が出来るので

大丈夫ですよ」


へえ。便利というかご都合というか。

ユリウスとそんな感じに疑問を解消しつつ

アイアス村を出て俺が転移した森へと足を進めた。


森が見えてくると村人達がうろついているのが見えた。結構森から村人達出てきてるな。


「たしか森より先は結界とかで攻撃できないとか言ってたよね。大丈夫なの?風魔法」

「ああ。別に自分は攻撃の意思ないので大丈夫ですよ」


ガバガバじゃん結界の判定。

聖魔様がてへぺろと頭をかいた姿が浮かんだのは

俺だけだろうか。


もう少し近くにいかないと魔法がかけられないと

ユリウスが風魔法で村人達を浮かせるためこっそり

近くへと近づく。

俺は後ろの草の茂みに隠れている状態である。

ユリウスがブツブツと詠唱をしている。


ユリウスの周りに少しの風圧と柔らかな光がでている。うーん綺麗。


そしていざ魔法をかけようとユリウスが右手を村人達に向けようと手をあげた時

突然ユリウスが悶えた。


「!? っ、ぐ!」

「どうしたユリウス!?」


思わずユリウスの元に駆け寄る。

ユリウスは頭をおさえていて

顔が真っ青になっている。

騒ぎに気づいた魅了された村人達が俺たちを見つけ

近づいてきた。

ユリウス君ちょっとどしたの!ピンチだよ俺ら!


「っ...ぐ....魔力回路が何者かに...よって封じられたみたいです...」


ユリウスが苦しそうに言葉を紡いだ。


「アロさん...すみ...ません頼みまし...」


とセリフを残し気を失った。倒れちゃったよユリウス君!?頼みましたってなに?俺をなんだと思っているの?俺魔法の使い方わかんないんだが

お先真っ暗である。



そう。ここにきて大ピンチだった。





今回のエピソードは平均より長めになりました。ユリウスは魔力を見極める力で主人公がとても強いと思ってます。

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