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#3 魔王の情勢 K

僕は、路頭に迷っていたところ、怪しげな、…かなり怪しげな魔王に拾われた、のか?拾われて、城へ招待さた。


ーそこで、ナギは魔王に色々な話を聞かせてもらうのだが…。


『ナギ、また1人語りか。気味が悪いぞ。』


「あぁ、…そうだな。」

ナギは、怪しげな魔王に城へ招待され、魔王城へと向かう。


「…やっぱり魔王城ってだけあって、結構不気味だよな……お前は、この城…居心地いいのか?」


『まったく、我の城に向かってかなり無礼なことを言うもんだ。』


「あぁ…!すまん。悪気はなかったんだが、…少し言いすぎたな。」


『なぁに、気にする事はない。どちらかと言うと、我が物申したいのはお前呼びされることだな。名前を聞いてくれたってよかろう。』


なんだよこいつ、ツンデレかよっ!!

……需要ねぇ!!


『つんでれ…が何かは知らんが、我の名前はな、ワンドリってんだ。』


「おぉワンドリ!いい名前だな!」


『そして、お前の隣にいるメイドがシークってんだ。』


隣……? っっっ?!?!


「わぁぁぁっっ!!!!」


『なんだナギ、メイドにむかって失礼ではないかぁ?』


いつの間に隣にいたんだよ……心臓止まるかと思った…


「驚かせてしまって申し訳ありません。これは ”ディサピアー” というタレンター、メイドの心得として教えてもらったものです。」


「あ、あぁ、そうなのか。それにしても、顔整いすぎだろ…っあ、いや違くて。」


「あら、そう言ってもらって光栄ですよ。ナギ様。」


凪は、目の前にいる白髪で緑と青のオッドアイ美少女をじっと見つめた。



「ちなみに、…その魔法に名前は……?」


「えぇ、こちらは、ディサピアーというものです、常に発動しているので…んー、魔法と言うよりは、先程言った ”タレンター” に近いものだと思います。」


「そう、なのか、…?そもそも、タレンターってなんだ?」


「んー、そうですねぇ…タレンターというのは、常日頃、発動している常時魔法…いわば、才能のようなものです!」


と、シークはニヒッとわらった。

やばい、可愛いな。


『可愛いか。』


ギクッ


◇◇◇


「失礼したな。それじゃあ、僕から聞きたいことを幾つか聞かせてもらおう。」


『あぁ、殺そうとしてしまった詫びに、なんでも答えるぞ。』


「まず、お前は何者なんだ。」


ワンドリは、少し考えるとこう言った。


『我は、魔王だ。…でも、少し珍しいタイプの魔王でな。』


「珍しい?どういうことだ?魔王自体が珍しいものだし、なんなら魔王が何人もいるのは不思議だ。」


『まぁ続きを聞いてくれ。魔王というのは、通常この世界に"20人"、正確には、20"人"と言ったが、魔王は人ではなれない。人とそれ以外では、名前が変わってくるのだ。この世界には様々な種族がいる。代表的なものだと、エルフ、ヴァンパイア、人間、アンデット、他にも色々な種族がいる。』


おぉ!ヴァンパイアにエルフか!それに、アンデット、…って確か…


『アンデットは、何らかしらの屍に、魔王が魂を吹き込んだものだ。魔王に選ばれると、メイクソウルっていう魔法が貰えるんだな。』


心読まれるのって…ちょっと複雑な気分だな…


「そうなのか、…それにしても20人も……。」


『我が、普通の魔王とどこが違うのかってのはな、魔王ってのは、普通人間以外、要するに魔物がなるものだって言っただろ?』


「あぁ、言ったな。」


『魔物がなる故、魔王ってのは邪悪な存在になりかねないわけなんぞ。でも我の場合、…人間なんだ。』

【*T/M眷属】小話

シークというメイドがいましたが、実はその子は白髪だけではなく先っちょが若干青みがかったメイドです!魔王城にいるってことは、普通の人ではないかも…!!



話に応じての重要登場人物に『』を付けます。


素直に ”良い” ”悪い” と思ったら是非、ポイントや感想、アドバイス等してくれるとより成長できると思います!


それではまた次回。 【* T/M眷属】

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