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*転生先が魔王城な眷属さん 【*T/M眷属】  作者: 白珠シロ
第弐章*夢ノ牢獄・転生²編
16/23

#16 鬼夢 m

私が、α(アルファ)眷属って言う瞳がグルグルしている変な人に襲われた時、β(ベータ)アナイアレイションって言うα眷属を敵視する組織の一人に助けられたんだ。助けられたのに……


そのD(ドゥリマー)とか言ったαの奴は、私の救世主を………無惨に殺してしまった。



本当に許せないことだよ。人を殺すのも、民衆が見ているのに…精神的に苦痛だ。



だから此奴に、今度は私が ”教育” してあげるんだ。

「今度はなんッだぁ、……これも呪い……?」


私は腕を吹き飛ばされ、更に今目から大量に出血している。大怪我状態で大混乱を起こしているんだ。


すると、


「澪様、…鬼才の開花ですか!!」

「今タレンターが現出するとは、流石としか。」

「ママ、あのおねーちゃん強くなった?」

「そうね、タレンターって言うのが出てきたんだね。ほら、見習いなさい!」


民衆は私の体の変化に気づいたんだ。

タレンター?鬼才?さっきからよく聞くけど分からなかった、”それ”の正体が今分かったんだ。


『てめぇはぁあ、つくづく運の良い奴だなぁ。……………ここまで不快感を覚えたのはぁあてめぇで初めてだなぁあ。俺の初めてぇ受け取ってくれるかぁああ?!』


Dは不快感をまるで楽しんでいるかのような様子で話してきた。


nightmare(ナイトメア) shape(シェイプ)…』


Dは、私に ”黒い” 視線を送る。どう対処しよう。体だってこんなにボロボロだっていうのに……

そんな事を考えている間にも、魔法が放たれるまでの猶予は無くなってきている。


そしてDは何やら真っ黒な魔法を放った。私はもうどうすることも出来ず身を包んだ。民衆は魔法の詠唱を聞いてすぐに避難したせいか、周りには誰もいなかった。


死ぬ…

また死ぬ…

怖いよ、怖い怖い怖い怖い。

助けて、お願い神様!!!!


そして私は、生きることに諦めがついたんだ。

しかしその刹那、さっきの出来事と繋がる出来事が起こった。



―魔法は縮小して、遂には《消失》したんだ。



『はぁあ???てめぇは何故そこまでぇ運が良いんだぁあ?本当に虫唾が走るなぁあ!!』


Dは自分の指を折りながら私のことを侮辱してくる。此奴は本当に救いようがない ”クズ” だな。


すると、何処かの家の窓から私に何かを叫ぶ声が聞こえたんだ。


「澪様ー!きゃつの言ったことと同じことを言って下さ…」

『黙れこれ以上無駄口を叩くなぁああ!!』


そしてDは、その陳列の家屋を倒壊させた。


「………お前、やっていい事と悪い事の区別がまるで付いていないな。…いいわよ。今度は、”私” がお前に教育してあげる。」


そして私は、さっきのDの詠唱を再度唱えた。


nightmare(ナイトメア)shape(シェイプ)……これでいいの…?」


………

何も起きない。


すると、家屋の倒壊で身動きを取れなくなったさっきの人、おじさんは、潰れた声で叫んでくれる。


「ッアゲインって言え……!!」


「ア、アゲイン!!!」


すると、さっき消失したはずの魔法は再度膨らみ始め、Dの方向に放たれたんだ。


そしてDは避けることが出来ずに、千切れてバラバラになり、無くなった。


「街の人……βさん………」


私は、自分の無力さに絶望し肩身の狭い思いで打ちひしがれていた。


なのに、それなのに……


「酷いザマだ……これ、お前がやったのか?」


私は何者かに、…この制服は、さっきの人と同じ部隊か…その人に犯人と疑われてしまったんだ。

現況を作ってしまったのは私だ。でも、どっちかと言えば私は被害者だよ……


「………どう捉えてもらっても。」


「あぁそうか。でも見るにお前しか考えられない。言い訳はあるか?」


言い訳って…もう私って決めつけているようなものじゃん。


「言い訳…この世の中に聞いて。」


そして、私の視界は地面へと落ちていく。

首を切られたのだろう。



―もう、手の施しようがない。



首を切られてから数秒、私はそんな事を考えた後、息絶えた。


◆ ◆ ◆


(むご)すぎる……》


ナギはすごく体調が悪そうだ。なんてったって、私の体でもあるから…私も気持ちが悪い。


《Dって奴は、同じ時間軸に 二人いたって事だよな。話から聞くに、こっちのDにはあまり手こずらなかったと言うことが発覚したんだ。》


「となると、…分身すると弱体化するってこと…?そして、私の方に意識が集中していた…」


《その仮説は、結構濃厚だと思うぞ。》


「あと、…私ナギ君の話聞いてて、一つ()()があるんだけど…良いかな?」


《別に構わないが…》




「勇者セトウチって、…なんで襲ってきたの?」

話に応じての重要登場人物に『』を付けます。


素直に ”良い” ”悪い” と思ったら是非、この作品に評価をお願いします!


それではまた次回。 【* T/M眷属】

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