#11 同じで違う D
前回『序章*転生フラグ 編』#10
ナギらは、転生してきた翌日に異世界を探索するつもりで屋敷を出た…のだが、シークに皆眠らされてしまった。
彼女いわく、呪いの類らしい。
果たして、あれはシークなのか。それとも悪なのか。
ーそして、舞台は夢の中へと繰り広げられるー。
ナギは、周囲を見渡す ー。
周りには木や草が生い茂っているが、虫や鳥を初め、生き物が一匹もいない。自然の音が何も聞こえない。
「ブレイキング…ザ・バリアー……どうして、…」
ルカは、顔色を悪くして動揺している。相当衝撃的だったのだろう。
「ナギさんも、”スリープリズン” 受けてしまったのですね。でも、みんないるので安心してください。…私もいますよ。」
「ノア……今はそんな事を言ってる場合じゃないぞ。これは、かなり深刻な問題だ。場所をわきまえて。」
レヲンがノアに、少し厳しめに言う。
しばらく沈黙が続いた後に、少し落ち着きを取り戻したルカが話し始める。
「スリープリズン、”夢の牢獄”に監禁された。とりあえず、ここにシーク以外の全員が揃えたのは、…不幸中の幸いだね。ワンドリ、ノア、レヲン、”ラナ” ”ニハル” 、ナギ。」
「シークが僕の部屋に入ってきた時のあの顔は、…流石にトラウマだよね…」
ラナが苦笑しながら話す。
実は、昨日の夕食の時に ラナとニハルは見かけたんだけど、話せるタイミングがなかったんだよなぁ。
ちなみにラナは、灰色に緑が混ざったような髪の色の美少女で、ニハルは黒色で先端が黄色の髪の 高身長イケメンだ。
どうしてこんなにも顔立ちの整った人しかいないんだ…?
「ナギよ、何をずっと1人語りをしておるんだ。」
「ナギさん体調悪い…?」
「すまない。考え事をしてた。ってか、ワンドリは勝手に人の心読むな!!」
笑おうにも笑うことの出来ない状況の中、またルカが話し始める。
「これは一応、身内での ”襲撃” だね。身内って言っても、あれはシークじゃない…。あくまでね、あたしの推測だよ。」
「シークじゃない…?でも、見た目はシークだったし、…よく知らないけど…。」
見た目はシークだった。そうシークだったんだ。…でも、昨日みた姿が平常だとしたら…その推測も無理は無い。
「だっ、だったら、シーク氏のこと、…早く助けに行った方がいいと思う!」
ニハルは現状を理解したのか、今更慌て出す。
天然イケメンっ…こういう系の人は、失敗してもチヤホヤされそうで…羨ましい。
「そう、助けに行きたい。でも、それが出来ないから…今悩んでいるんだよね…。あたしのタレンター効かないし。」
ルカは…、なんのタレンターだったかな。片方は、クリエマジック…?あ、そうだ僕と同じ色だった。
僕と同じタレンター、クリエイションマジック。
…そうだ、クリエマジックでどうにか出来ないかな。…ルカに聞いても良いかな。
ナギは覚悟を決めて聞く
「ルカ…クリエマジックって、使え」
「使えない。」
僕が言い終わる前にルカはそう返す。
「ナギ君のクリエマジックとは違うんだよ。…でも、ナギ君ならこの状況を打開できるかも。」
僕のタレンターは他と違う…?
ルカはなにか知っているのか…?
不安定な投稿でごめんなさい!
来年の2月末まではお許しください!
話に応じての重要登場人物に『』を付けます。
素直に ”良い” ”悪い” と思ったら是非、ポイントや感想、アドバイス等してくれるとより成長できると思います!
それではまた次回。 【* T/M眷属】




