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揺らめき移ろうものたち

霧の夜森で出会う

作者: 黒森 冬炎

霧の夜に森で迷う。そんな不用心な事態に陥ってしまった。残念ながら灯りがない。仕方がないので大声を出す。うろついて沼にでも嵌ったら万事休すである。


「誰かいませんかぁ!」


目の前は分厚く灰色だ。


「誰かいませんかぁ!」


霧の中に、うっすらと人影が見える。


「誰かいますかぁ!」

「おおい!大丈夫かぁ!」


叫び返してくれた人は、カンテラを持っているらしい。


「周りが見えないので動けませぇん!」


若く美しい若者がカンテラを掲げて現れた。


「なんと旨そうな子鹿だ」

「やめてくださぁい!」



お読みいただきありがとうございます

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― 新着の感想 ―
[良い点] 比喩?人間??? 若く美しい若者……最近BL脳なので、イケメンなヤンデレに小鹿君がペロりと美味しくいただかれちゃう図を想像しました。そうなってくると、霧の夜の森も比喩に思えてくる不思議♪ …
[良い点] どて ミ(〃_ _)
[良い点] 確かに鹿肉はジビエとしておいしいですからね。 小鹿なら臭みもないので、素材の味を生かした食べ方が楽しめるでしょう。 [一言] 西日本住まいの私としては、鹿と聞きますと奈良公園や厳島神社の鹿…
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