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おまけ*エピソードタイトル括りで解説(3)



番外編*月下

#4で出てきたエピソードのその後。内容はラッキーとコウモリのジュエルが語る恋ばな。


実はジュエル、ホープとは交際しないまま失恋します。ホープに恋人ができたので。


で、後に彼女は所属する班の班長と結ばれます。紆余曲折を経てハッピーエンドです。



ドリームが涼真の家の座敷童子を知ってる理由は、広瀬に聞いていたから。


屋内から妖気も感じていて、邪悪じゃないので涼真も大丈夫だろうと放っている。


善な妖怪だけど涼真が怖がると知っているので、広瀬に内緒にと忠告。なのに広瀬は呑気に座敷童子と遊び続けている。


見えない何かと遊ぶ広瀬を目撃した涼真とゴジラは怖くて真っ青。清水店長からもちょくちょくいじられるし、可哀想に。



ドリームたちが涼真の家をパトロールしている理由は、一度妖怪に襲われた経験のある涼真なので、再びの可能性も。


そう考えた店長が広瀬にそれを伝え、広瀬は自分でも結界を作って守ってあげつつドリームたちに依頼。彼らは快く引き受けたわけです。


町のパトロールもしているし、彼らは人知れず平和を守る立派なコウモリ軍団です。



番外編*コネタ1

成長を表したくて#4でゴジラの鳴き声を「ぱう」→「ばう」に変えたので、それを知ってほしくて(笑)1本目のネタにしました。


#1から今話まで作中では約半年が経過してる。仔犬の成長は早いので鳴き声も変わるよなあ、と。


性格は変化なさそう。いつまでも天然。ゴジラは永遠のアイドル。



2本目のラッキーの独白は急に頭に浮かんで書きました。話題がコロコロ変わる彼女の奔放さがスゴい。自意識過剰もスゴい。さすが猫。でも健気で可愛い。



番外編*コネタ2

順番はこの位置ですがラスト執筆、一番最後に仕上げた話です。

※後に『妖精』→『シンデレラ』『その後』を執筆したためラストではなくなった。



1本目はこれまでも度々話題に上がっていた店長の楽器にまつわる話と、少し真面目+おバカな広瀬の話。


わかりにくかったと思うので補足します。広瀬には美羽さんに食い逃げのことを知られたくない何らかの事情があります。


動揺するくらいの理由のようです。(ということは#4で涼真は美羽さんにチクらなかった?)


正直なところ私も理由を考えていません。そもそも広瀬はなぜ食い逃げするのか。あの夫婦は不思議がいっぱいです。



序盤の涼真と店長の会話、いつになくセリフが長い。ト書きがないから情報詰め込みすぎました。



2本目はコネタ1に続き「何度もごめんね?」なハッピーの可哀想な話。


#4での後村少年との会話以降ハッピーの性格が毒舌からドジというか哀れなキャラに変わってしまった気が(ラッキーからはよくどつかれてたけど)。


どれにしろ憎めないハッピーが好きです。



番外編*妖精

妖精さんの小さな恋の物語。『なんでも~』版おとぎ話です。これまでとは傾向の違う異色な話になったかも?



優しい清水の裏の顔を知ったら妖精さんどうなるかなあ。まあ広瀬も冗談でも店長の黒い部分は語らなかったし、知らせる必要もないしね。素敵な思い出だけを心に植え付けてお別れです。


広瀬をこきつかったりと、この妖精さん中々いい性格してそうだけど。



妖精さんの身長は20センチくらい。服は膝丈のチュチュみたいなの。広瀬の外見説明は猫パンチレベルの酷さでした。



彼女が店長にプレゼントしたのは1本のシロツメクサの茎を輪にして花の部分をヘッドにもってきたペンダント。ずっとつけていたものを水の謝礼に。


ん?あれ?広瀬さんには?



#5『シンデレラ』

掲載するか悩んで執筆も途中にしていた話。その間にこの『なんでも~』はしっかり総括まで書いて完結表示にしてました。掲載は五分五分だったので。



ブランクがあったせいか色々な意味で難しい(面倒な)話でした。薬の使い道も今までと異なるしね。


店長自身が標的にされたので薬の使用に正当性はある…はず。哀れなのはターゲットにしたつもりが問答無用の倍返しを食らった志穂。相手が悪かった。



涼真がラストで語ったニュースの女は、とある男に洗脳され、かぼちゃが彼だと信じてしまった。記憶の中のキスやセックスが恋しくて、だからかぼちゃを見かけたデパ地下であんな騒動を起こした。


ちなみにその後志穂はカフェに現れてません。同棲相手の雅斗の所には警察が何らかの聴取に行ってます。



店長と志穂だけだと何だか淡白な話になりそうな気がして、同じ時間軸で涼真&広瀬パートも進めようと書いていったのですが…。


各パートの話をどう並べるか、場面転換が多くて位置のバランスや各話の引きが難しかった。


あと店長が今回使った薬 (スケープゴート)の制約を含む扱い方や効果も文字で上手く説明できなくて。この作品の見所のひとつはそこなのに、肝心な部分が全体的に中途半端になりました。精進します。



相変わらず身内に優しく外部に厳しい清水店長。女が絡むとゲスに見えてしまうけど、別に浮気してるわけでもないし特に女好きなわけでもない。恋人は大切にする方。合わないと思ったらすぐ別れるけど。


#1の時もだけど、本人は仕事の延長で女と寝るの役得だと思ってる。


女の敵?涼真は女関係だけは店長より愛妻家の広瀬さんを尊敬した方がよさそう。



岩子さん(彩菜)やラフ君などサブキャラには愛着があります。特に岩子さんははじめ極悪妖怪の予定でした。


広瀬とのやりとりを思い付いて、徐々にコメディ色が強くなった(笑)。そしてそのまま憎めない性格と哀れな過去のキャラに。


にしても岩子って…。広瀬のネーミングセンスは絶望的。



番外編*その後

#5のその後。というか、ほとんど補足。


ドリームのエピソードとか、#5内に載せる場所が見つからずこちら行きに。


次話の『番外編*清水』に繋がるような内容も取り入れて、前後編っぽくしてみました。(『清水』の方が掲載が早かった。この『その後』は#5の直後に書いた最終作)



#5で度々話題になっていた店長の誕生日の話を、後日談ですが書きました。


涼真はどんなプレゼントを贈ったのかな。衣類かな。雑貨かな。ご想像にお任せします。



この話で涼真はゴジラとふたりでクリスマスを過ごすと話してたけど、寂しいから次話で店長に「クリスマスパーティしませんか」と誘ったのかも。後出しだけど、いまふと思ったもので。


ゴジラがいるとはいえ、両親を亡くして初めてのクリスマス。涼真のお母さんってクリスマスに限らず節句とかの行事でも料理や人形を飾ったりと力いれてたイメージ。だから余計に涼真は寂しさを感じてると思う。



広瀬さんは涼真の話を聞いて、もしパーティが開かれていなかったら美羽さんと一緒に涼真の家に行ってクリスマス会を開いたかも。もしくはカフェでみんなとパーティをしようと呼びかけたり。


涼真自身が行動を起こしたから受け身になっただけで、広瀬さんは涼真のために色々考えたんだろうなあ。


この涼真や広瀬の心理を知って次を読むとなんか重く感じてしまう。



しかし今回の話ってラッキー&ハッピーが主に進行してて、涼真の出番は後半の数行。涼真はおいしいところをかっさらった(笑)。



番外編*清水

脳内でずっとあたためていた店長の恋愛話をようやく文字化。#2を投稿してた辺りに浮かんだ話だったはず。


にしても店長の恋愛エピソードまだまだありそうで、どれもシュールな感じがして恐い。


広瀬は色々知ってるみたいだけど店長本人が教えるんだよね?たぶん失恋話も。


愚痴っぽいのかな。しゅんとしてるのかな。ただし相手が広瀬だから慰めなどの期待はしてないと思う。


だって広瀬さん、店長が失恋してヘコんでても妻とのラブラブとか言い出しそう。


「僕と妻も喧嘩するよ?キスしたら仲直りしてくれて彼女からもキスしてくれるんだ」とか。デリカシー皆無。


だけどこんな広瀬に癒される店長。慣れって恐い。



前話の解説でも少し書いたけど、クリスマスエピソード確定にします。


24日と25日に現段階で日付指定はせず、涼真は閉店後一日はカフェでパーティ。一日は自宅の両親の仏壇前でクリスマスを開催。


で、自宅でゴジラと(座敷童子も)開催の時、店長と広瀬夫妻が差し入れ付きでやって来て涼真は驚きながらも笑顔で迎え入れる。店長たちからのサプライズです。


この話を番外編として2年ぶりにきちんと作品にしたいなあ。たぶん願望で終わるだろうが。


あ、このクリスマス部分の説明加筆なんですが、本日12月23日。往年のクリスマスソング(オルゴール調インスト)が我が家で鳴ってます。…どうでもいい情報すみません。





突然ですが涼真のその後を語らせて下さい。



2年後の18歳のとき冬休み中の太陽コンビと行ったスキー場で一組の家族(父・娘・息子。母、自宅で留守番)と出会います。


太陽コンビが始め息子(12)と親しくなり、レストランで全員が対面。意気投合。


娘(結衣)は涼真と同年で、大学受験の息抜きにスキーをしにきたとのこと(目前だろうに余裕だな)。合格した際には上京して大学に通うという。


このときはLINE交換しただけでサヨナラ。連絡は彼女が受験の合格報告をしたくらい。



それから春スキーの山で偶然また出会い、「上京するので街のこととか教えてね」と彼女は涼真におねだり。



上京した結衣と頻繁に会うようになった涼真は、明るいながら落ち着いた雰囲気の彼女の「守ってあげられる存在になれたら」と、少しずつ恋心に気づいていき(実は彼女も)、ふたりは友人期間を経て恋人同士に。


ゴジラも清水店長も友人期間中から度々カフェに来ていた彼女をとても気に入っていて、交際を喜んでる。



結衣は大卒直前の1月にスキー場でプロポーズを受け、卒業後(就職決定済み)に涼真の家で同棲開始。一年後にゴールインします。




あ、けっこう長い説明になってしまいました。途中から主役が結衣になってるし。


とにかく涼真の後日談、彼は幸せを掴みました(座敷童子効果?)。


読者様からもあたたかい目で今後の涼真を応援して頂けると嬉しいです。


ちなみに涼真が結婚した時(最終話から8年後)も店長と五月は独身のまま。広瀬の容姿と食い逃げもそのまま(笑)。


ラッキーはお引っ越し。けど同じ町内なのでみんなと引き続き遊んでる。


涼真の結婚については「たとえ(結衣による)略奪愛の末だとしても、涼真が選んだ人なら私きっぱり身を引くわ」と涙ながらに祝福。


でも涼真たちが交際中だったころ一度だけ「別れろー!」と結衣を呪った(脳内で)。




次話でおまけページもラスト。懲りずに続きますが、この作品の(多分)最終話です。


もうしばらくおつきあい頂けると幸いです。



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