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おまけ*エピソードタイトル括りで解説(1)



タイトルごとに制作裏話や載せられなかったエピソードなどを語ります。



#1『ハチミツ』

なんか店長も涼真も性格悪いよね。後の話を読むと特に涼真の性格がこの#1だけ違う。


作者がまだ性格を把握しきれていなかったのか、性格ができあがっていなかったのか。#2からキャラ設定が変わったのか(全部あり得る)。


店長の悪どい方の仕事に積極的に関わってたせいでそう見えるのかな。#2からはほぼ店長ひとりで動いてるし。


とにかくこれはこれでおもしろいし(笑)、漫画で度々見かける連載前の読みきりっぽい感じで(例え合ってる?)自分にとっても興味深い話になりました。



普段は「私」だけど、アカリと会話してる時の店長は一人称が「僕」。偽装のつもりなんだろうけど敬語は変わらない。素顔も見せてるので一人称だけ変えても無意味というね。


まあカツラの方はアカリというよりその他への偽装。宮崎だったりホテル従業員だったり。あちらこちらの防犯カメラ、最終的には警察だったり。



店長がナンパ(人生初)したり涼真が女装(可愛い)したりと色々あった初回の話。


ターゲットの結末が一番グロいのもこの話かな?



番外編*広瀬1

本編ではあまり出番のない広瀬さんや動物たちを紹介するために作った枠。会話だけで構成されているのはただの手抜きです。(笑)


そんなわけで第1弾ではまず広瀬さんの既婚情報を載せました。



広瀬はスマホなどの通信機器を持っておらず、店長たちも知ってるはずなのに「妻からの電話だ!」の一言にあっさり騙されるというボケをかます純粋さ。


広瀬を信用しきっているのか騙されやすいのか。だから食い逃げされる(笑)。


それとラストにいきなり『黒猫』が登場。ラッキーのことだけど本編未登場だから「誰?」だよね?


そう、この枠は#2だったか#3を執筆中に思い付いたんです。なのでラッキーは普通に登場していて、この話と次話を違和感なく現位置に置きました。その後#1から読み返した時に「あ、ラッキーまだ出てなかった!」と気づきました。


いま思えば#1にラッキーのシーンを加筆すればいいのにね。もうしないけど。



番外編*井戸端

仲良し動物たちのほっこり話。多分。毒舌だったり狂暴だったりだけど。


でもみんなゴジラには優しい。なぜ広瀬には…。



涼真がゴジラ購入の謝礼を店長に言ってますが、これは涼真がまだ高校に通っていて正式店員になる前の、カフェでお手伝いしていた頃に遡ります。


両親が亡くなり独り暮らしは寂しいのでは、と心配した店長がペットとの生活を提案。


ふたりでペットショップに行ったんだけど、涼真は持参金が足りず後日出直そうとします。


けれど清水が不足分(7割)を出して購入成立。清水は初めから全額出す気だったので逆に申し訳ない気持ちに。


パグを選んだのは涼真。どっしりした体型が番犬にいいかな、と。誕生日が両親の命日と近かったことも決め手に。


涼真の一目惚れだけどゴジラも同じ気持ちだったと思う。相性バッチリ!



#2『鏡』

後悔は多々ありますが、ここでの一番は舞花の心情描写が少なすぎたこと。


ぶっちゃけると涼真との会話シーンが足りなくて、どんな恋心をどのタイミングで抱いたのかが相当不足。


のちに全話加筆修正して舞花の心情も増やしたけどまだ中途半端。



あと歩道橋から落ちた舞花の顔。女子高生なのか老婆なのか。ラストで涼真がそれらしい話をしてますが、ここはご想像にお任せします。



そういえば初登場の時どうして舞花はカフェ近辺にいたのかなあ。高校が近い?清水の呪いに導かれた?


んーと…謎のまま見逃して下さい。



番外編*舞台裏

#2(3)での店長と広瀬の会話直後に起きた食い逃げの話。シリアスな会話の後に食い逃げって。



この話で座敷童子ちゃん初登場。けっこう名前のあがる子でして#3などにも出てる。ラッキーの飼い主より存在感ありそう。



にしても食い逃げ犯が誰なのか理解してないゴジラが不思議でならない。現実逃避か?どんなストレスが君にあるんだ?


大人になってる一年後には理解してるかな?その時の反応が怖い。でも生涯気づかない可能性も。それも怖い。



番外編*広瀬2

この話、個人的に好きなんです。涼真と人間ラッキーのやりとりが。


ラッキーが可愛くて、もっと攻めさせようと思ったけど(笑)やめました。襲われる涼真も見てみたかったけど。


ちなみに人間ラッキーは28歳くらいの黒髪ロング。チャイナドレスが似合いそうなスタイル抜群の外見です。



涼真のセリフに「好きな人は自分で決めます」というのがあるんですけど、隣にラッキーがいるのに言うか?


当然ではあるけど涼真にとって猫は恋愛対象外。けどそんなはっきり言わなくてもと思うシーンでした。まあ涼真パニック中だったから仕方ないか。



番外編*涼真

早くからできあがっていた話です。


もっと内容を細かく書けばよかった。一話にまとめてしまったので展開が早く、詰め込みすぎた印象。せっかくの一人称目線なのに。


この話に書かれてる#1以前の涼真の感情や店長の思いは#4(2)でも書いてるので少しは加筆っぽくなったかな?



補足としましては、妖怪人間と対峙しているとき涼真は不意に風を感じていましたが、あれは広瀬が魔界から来た際に人間界との空間が開いてそこから流れたもの。


ああ見えて(笑)とても戦闘能力や魔力の高い広瀬はドリームからの緊急要請をキャッチしてやって来たのでした。



もうひとつ。


あの妖怪人間の存在を素直に警察に話しても信用されないだろうから、涼真は店長の言いつけ通り犯人は人間ということにして「事件を起こした後に犯人は逃走した(嘘ついてごめんなさい)」と説明。


警察は無差別犯の仕業として追跡開始。広瀬が退治したので当然だけど、現在まで未解決なままの状態。


度々家に泊まりに来てくれる父方の祖父母だけには涼真は真犯人を教えてます。




今回はここまで。(2)に続く!



全話に共通する部分への解説を少し。


この作品お約束が結構ありまして、店長のエゴでターゲットが決まり残酷なラストを迎える部分を筆頭に、涼真のスマホ情報など。



各エピソードの最終話に出てくる涼真からのネットニュース情報。


これターゲットの結末を表記するために思い付いた方法ですが、これじゃ涼真がミーハーな情報通みたいになってしまい、私の中で「何か違う」と「おもしろいからいいや」が同居しております。ネタには使える(笑)。


広瀬の能力で結末を知るってのは…これも強引かなあ。人外らしさを出すにはよかったかも?



#1での情報源はハッピーだったけれど、涼真にしてもハッピーにしてもフェイクニュースっぽく語られていて、故に清水は本当に他人事としか思っていない。


そういう部分から静かに漂う恐怖感や清水の無関心ぶりを出せたらと思ったわけで、反省もされずただ身勝手な理由によって必要以上の仕打ちを受けたターゲットたちはうかばれませんね。



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