おまけ*清水家あれこれ
本編では出番少なめの清水家の面々なので、ここが初出し同然に。様々紹介していきます。
清水健一(25)
カフェ店長。三男。カフェは大卒後に叔父(母の兄)から引き継いだ。カフェと叔父が好きで高校時代から放課後遊びに行っていた。
兄弟で彼だけ音楽(実演)好きのおっとり性格に育った(猫被ってるけど)。
清水一(38)
健一の兄。清水家長男。三代目社長(現在見習い中)。
33歳の時3年間交際していた現妻と破局し、2年後にまた交際。結婚した。
趣味のD.I.Yで娘たちが大好きなゴジラの犬小屋を作る気満々だったが、室内犬と知り腕の見せどころがなくなった。
清水実里(37)
一の妻。女優。芸名は柿本みのり。趣味は男アイドル(アニメ)育成ゲーム。推しキャラ似の涼真を芸能デビューさせたいと密かに思っている。
子供たちが小学校に入るまでは年に連ドラ1本、映画1本の予定。
結婚の決め手を記者に問われ「何となく、いないと寂しいのよね」と答え、流行語大賞にノミネートされた過去を持つ。
真希&珠望(1)
一の双子の娘。互いの名前は『真珠』と『希望』を分裂させてくっつけたもの。
ゴジラ(犬)を人間と信じ自分たちは三つ子だと思っている。
反面ゴジラのお嫁さんになりたそうな気配も。矛盾の塊である。一パパはゴジラを羨ましがっている。
清水五月(35)
5月生まれ。健一の姉。清純化粧品の広報。美容アドバイザー。英会話が堪能。
不思議な気配の広瀬を気に入っている。霊感は強いが見たことはない。独身。イケメン好き。
清水一久(30)
健一の兄。清水家次男。清純化粧品勤務。常務見習い。中高の同級生と結婚。
大学生のときスキー場(恋人連れ)で再会したのが妻との交際のきっかけ。当時の恋人にきちんと(?)フラれてから妻と交際開始している。兄弟間で結婚一番乗りだった。
趣味はスノボ。競馬。競走馬を購入しレースに出すのが夢。
清水裕美(30)
一久の妻。専業主婦。健一のカフェが混雑する日や涼真お休みの日はヘルプ要員となる。
涼真の父親と同じ大学のスキーサークル出身。面識はなし。
やんちゃな息子たちに苦労しているが涼真が贈った将棋をさしている時は静かなので喜んでいる。(涼真は裕美の苦労話を店長から聞いて将棋セットにした)
太輝&陽輝(6)
6月生まれ。一久の双子の息子。太陽コンビ。
誕生日に涼真から貰った将棋セットがお気に入り。ひいじい(初代)との対局が最近の楽しみ。
冬に涼真とスキーに行く約束をし、こちらも楽しみにしている。
来年の小学校入学用ランドセルの色で悩んでいる。
清水一郎(86)
健一の祖父。初代。会社の創立者。一代で大会社を築き上げた。趣味はひ孫との将棋。
清水誠一(65)
健一含む三男一女の父親。二代目。寡黙でもないのに影が薄く孫からもすぐに忘れられてしまう。
清水加奈子(66)
健一の母。旧姓・乾。父は清純化粧品の元常務。
自身も清純化粧品の製品開発部に所属していた。そのとき誠一と出会い結婚。寿退社した。
結婚40周年記念に着物が欲しいと夫におねだり中。
乾武史(73)
カフェの先代マスター。加奈子の兄。健一の叔父。バツイチ。子供はいない。
43歳で脱サラし45歳でカフェ経営を始めた。
70歳でマスターを健一に譲ったがたまにヘルプでやって来る。
広瀬とは30年近いつきあいだが彼の容姿に変化はなくおもしろがっている。
◆
清水一族と涼真の出会いは6月にカフェで開いた太陽コンビの誕生日会の時。
当初は一族の財産を狙う厄介者と思っていたが初対面時の印象により……。
一「普通じゃん」
実里「うそっ!リアル推し!」
真希&珠望「ガーン!(ゴジラとの運命の出会い)」
五月「あー、これ絶対いい子だわ」
一久「常識ありそう」
裕美「へえ、お父さん、母校の先輩なんだ」
太輝&陽輝「涼真兄ちゃん遊ぼー!」
涼真はあっさり全員から気に入られた。
◆
・社名について
清純化粧品という社名は初代が考案。名字の「清」を使用したかった模様。
模索中に清純という単語を見つけて『弊社の化粧品で女性たちを清く純粋な姿に』と命名。
二代目の時代になると古くさい社名だなあと思いつつ、英表記のみ変更。
SEIJUN→Say Juneへ。
Sayは「言う」という単語の意味から女性たちの発言権の向上を背景に、社会進出の場が増えてきたことへの敬意や応援を込めて。
Juneは6月の意味から。爽やかな季節であり、女性たちも弊社の化粧品を使用して爽やかになってほしいと願って。そして『6月の花嫁』の意味も。
しかし三代目になると男性も化粧をする時代。それに伴いHPの社名解説から『女性』という言葉が消えた。男女平等。
『6月の花嫁』も完全削除。多様化で結婚を強制する時代でもないため。
以上。清水家掘り下げページでした。