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番外編*広瀬達哉という男1



時・ある日の午後


場・カフェ内





涼真「広瀬さんには奥さんがいるんですよね?」


広瀬「うん。できた女性でね、とても素晴らしい天使だよ」


涼「もし子供が生まれたら、悪魔と天使どっちになるんですか?」



広「僕にもわからないな。羽の色が黒なら悪魔。白なら天使。五分五分だね。美羽(みう)(妻)は怒ると怖いからそこは似てほしくないけど」


清水「どのような理由でお怒りに?対面した時は優しく柔和な印象でしたが」



広「例えば……僕が黒猫ラッキーと話していて嫉妬したり、鴉のハッピーと話していて帰りが遅くなると嫉妬したり」


涼「……ノロケですね、それ」


清「ぜひまたご夫婦でこちらにいらして下さい」


涼「奥さんは広瀬さんのタダ食い知ってるんですか?」



広「…………」(冷や汗)



広「……涼真君、次に来るときはイチゴを持参しよう」


涼「エサを蒔いてもボクは騙されませんからね」


広「ん?妻からの電話だ。ちょっと失礼……と見せかけて。そのうち来るよ、さよなら清水店長、涼真君!」


涼「あ、逃げた!しかもまた食い逃げです店長!コーヒー60回目!」



清「うーん、このカフェはあの方の食い逃げのせいで閉店に追い込まれるかもしれませんね。……冗談です」


涼「穏やかに言わないで下さい。魔王様に頼んでどうにかしてもらいましょう!」


清「ですが涼真君、私たちには魔王様との連絡手段がありません」



涼「…………」(愕然)



犬「ぱぅ!(どうしたの涼真パパ!?)」



(窓の外)


黒猫&鴉「ああっ頑張れ涼真!」




えんど。


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