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番外編*動物+αの月下会合



時・ある日の夜


場・ラッキーの飼い主のアパートの屋根→上空→涼真の家





(屋根の上)


黒猫「ジュエルちゃんは告白したの?好きな先輩がいるんでしょ?」


蝙蝠「右翼長を任されてるホープ様。偉大な先輩だし、きっとフラれるわ」


黒猫「ステキな先輩なんでしょ?」


蝙蝠「優しくて爽やかな方。私が怪我したときも心配して会いに来てくれたの」


黒猫「もしかして彼もジュエルちゃんのこと好きなのかも!?やっぱり告白だわ!」


蝙蝠「ラッキーさんの恋は順調?」


黒猫「私と涼真は相思相愛なの。いつでも通じあってるのよ!」


広瀬「僕と妻の関係も良好だよ?僕たちも相思相愛。毎日キスして愛を告白してるよ」



黒猫&蝙蝠「うわあ、いいなあ~~(いつからいたの!?)」



蝙蝠 (雄)「(上空から)やあジュエル、お散歩かい?」


蝙蝠「ホープ様!」


蝙蝠 (雄)「黒猫の友達?異種族と仲良くなれるのは素敵なことだから大切にね?」


蝙蝠「はい!大切にします!」


蝙蝠 (雄)「まだ残るのかな?気を付けて帰宅するんだよ?」


黒猫「もう戻るらしいわ。一緒に帰ってあげて」


蝙蝠「ラッキーさん!(ナイスアシスト!)」


蝙蝠 (雄)「少しパトロールして寄り道するけど、それでもいい?」


蝙蝠「は、はい!お手伝いします!(完全にデートだわ!)」



黒猫「じゃあね、ジュエルちゃん」


蝙蝠「はい、おやすみなさいラッキーさん」


広「ホープ君、ドリームによろしく」


蝙蝠 (雄)「はい。伝えておきます。行こうかジュエル」


蝙蝠「はい!」





黒猫「いいわあ、青春だわ」


広「ラッキーにも喜ぶべきことはあるよ?涼真君がラテアートでネコを描いてるんだ」


黒猫「!?。勤務中も涼真は私のことが忘れられないのね!?やっぱり相思相愛なんだわ!」


広「僕も妻と」


黒猫「おやすみなさい王子様。今夜は涼真の夢が見られそうだわ!」



(素早く自宅ベランダへ)



広「え、ラッキー……(小声で)おーい」




蝙蝠「(上空から)ん?あれは王子さん。嫌な予感しかしねーな」


広「ん?あれはドリーム。いいところに」



蝙蝠「手ぇ振ってるな。ち、見つかったか。まあ差し入れの礼も頼まないといけねえし仕方ない」




広「やあドリーム。ちょうど寂しいところだったんだ。夜空の散歩しよう」


蝙蝠「無防備な。懲りねーな。まあ秋たし窓開けてる奴もいねえか」




(上空)


広「いい風だね」


蝙蝠「だな。なあ涼真か店長か知らねえが、涼真の家を警備する部下たちに差し入れが届いたんだ。王子さんからどちらかに礼を言っといてくれ。『部下たちが喜んでいた』と」


広「なら今から涼真君の家に行こう。歓迎してくれるはず。ゴジ君もレディもいるし」


蝙蝠「ん?そのレディだが涼真たちには内緒にしといた方がいいぜ?それと涼真の家ならオレはパスだ。班長が行っては今夜の当番がやりにくいだろうからな。じゃあな王子さん。謝礼頼むぜ?」


広「待っ……んー、今夜はなんかみな去っていくなあ。まあいいか、じゃ涼真君の家に」




このあと喜んで広瀬を迎え入れた涼真とゴジラ。だが和室で見えない誰かと語る広瀬の姿に驚愕。連想した話し相手は座敷童子だ。



涼真「まさか店長が話してた座敷……」


犬「ぱうぅぅ」(ブルブル)



顔を青ざめさせ、和室に近寄ろうとしないふたり(?)であった。




えんど。


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