09「鈴木楓という男」
皆様貴重なお時間をこの小説に費やして下さり心から感謝致します!
今後とも宜しくお願いします!
習作なので読者の皆様、どうか温かい目でよろしくお願いします!感想や今後の展開などのご意見をいただけるとすごい嬉しいです! ブックマーク・評価も作者の原動力になります!
どうか宜しくお願い致します!
その頃楓サイドでは……。
軍用車でテレビ局に向かう楓達。
楓ではありませんがさっきの戦いでだいぶ力を使い軍用車の中で少し休んでいた!
しかしテレビ局に行く道中にもヴォロス共に遭遇してしまう!
楓は少しの力を振り絞り、雷刀でヴォロス共を倒してく……
その後はなるべく戦闘にならないように車を走らせる! そして、テレビ局前に着き楓達は疲労の中テレビ局に入る!
「はぁはぁ、やっばい……死ぬほど疲れたー!
少し休ませて!」
「楓さん! 時間がありませんよ!」
「おま、お前ら……鬼かよ……? 分かったよ! 頑張りますよっ!」
「楓さん……抱っこでもしましょうか?」
「お前絶対馬鹿にしてんだろっ! 階段なんて楽に上がれます〜」(本当は、担いで欲しいわ、マジ疲れた。)
テレビ局の中継スタジオについた。
軍の緊急協力といい中継を使わせてもらえる事になった!
そして楓による全世界放送が始まった!
「えーー、はじめまして鈴木楓と言います。全世界の皆さん……
あーやっぱり堅苦しいの苦手なんで普通に話すわ。
えーこれを見ている人達に言いたい!
俺ともう1人の奴は日本からイギリスに能力を使って飛んできた! 本当はそれすら賭けで途中落ちたらどーしようとか考えた。でも何故か守りたいという気持ちがここまで導いてくれたんだ!
そして世界中で俺たちだけが覚醒したとは思っていない!70億人いて2人だけなんてありえない!
俺たちは守りたいからここに来たし、自分の守りてーもんの為に戦う!
この地球が好きだし、こんなどーしようもない世界だって好きだ! 俺には好きなやつはまだいねーけど大切な友もいて自分を思ってくれる人もいる。
だからみんなにも覚醒者にも言いたい!
この地球が無くなったら自分の好きな事もできなくなるし、隣にいる大切な人の笑顔すら消えて無くなる!今、好きな事ができてるか?大切な人は泣き顔じゃねーのか?!目を背けないで
一人一人が自分の守りてーもんの為に戦えーっ!! 以上!」
この放送は世界中に流れた! 世界はこの時、時が止まったかのように静まり返った……。
これを見ていた楓達の仲間達はニヤリと笑った
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日本では。
この放送を波音は食いつくように見ていた。
「楓、本当馬鹿だなー喧嘩売ってどうすんのよ
でも、私はそんな楓が好きなんだけどね……
私も覚醒したいなー、そしたら楓の隣にいれるのに…… 覚醒しろーーー!!
あ、今、楓みたいになっちゃった…….」
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イギリスでは。
「ナイス演説! それでこそ相棒だ! 待ってろ楓、もう着く!」
楓サイドでは。
「さっ演説は終わった俺たちもいくぞ!」
兵士は少し苦笑いで言う。
「楓さんらしい演説でしたね。でも喧嘩売ってどーすんすか?」
「はぁ?喧嘩売ってねーから、頼んだじゃんちゃんと……それより慶悟と合流しなきゃ! あのゴリラどこにいんだよ!」
テレビ局の扉を物凄い形相であける!
「誰がゴリラじゃー!!」
「お、お出ましだゴリラが! おせーぞ!」
「楓こそ遅いぞ!! まぁ急ごう! 色々と状況が変わった!」
「お前なんか元気じゃね? 俺こんなボロボロなのに!」
「おう!それなんだが、お前に渡したいもんがある! まずはベースキャンプ着いてからだ!」
テレビ局前にはヴォロスが集まっていた。
「楓! 俺に任せろ! 咆炎!! 軽くやっただけでもこの威力か!」
ヴォロス共を一瞬で一掃した。 オリジンが増えたおかげで威力も上がっていた。
「はぁ? お前、チートじゃねーか! いつの間にそんなの!?」
「確かにオリジンが増えて強くなってる!
今なら楓より強いわ、俺! はっはぁはー!」
そしてベースキャンプに向かった……。
やがて一同はベースキャンプに着き楓達に説明するのであった……
9話まで読んで頂きありがとうございます!
今後展開も楽しみにしていてください!!
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