06「それぞれの思い」
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一方その頃楓サイドでは
楓は兵士達に連れられ、近くのベースキャンプに着いた! そこでこの隊の指揮をしていた隊長と会う!
「この度は本当にありがとう! 君が来てくれなかったら私達の班は全滅していたとこだ!! それにあのハイヴォロスはヴォロス10体分に相当する強さ! 私達でも強火力を使わなければ倒せないそれを一人で倒すなんて、本当に凄い」
「それにしてもあの回復力も異常だ! 他にも分かった事としてはハイヴォロスは学習能力や知能があるようで 我々の攻撃にも対策してくる。本当厄介な奴だ!! ドローン偵察でもあと数体いる事が確認されてる」
「アイツらの目的は何なんだ? 殺戮と破壊が目的なのか? 戦ってわかったが何か他にある気もするんだ……」
「我々も今、アイツらについて調査しているんだが、まだ確実な事は分からないままなんだ! 戦場で感じる事はアイツらの行動は短調に見えて違う!きちんと連携もとれて行動してる!」
「そしてまだわからないがWAVE1=第一の波。
これはきっといろんな場所で波があるって事だろう。そして残り時間もあと24時間を切った!何かまた仕掛けてくるかもしれん! 君にはここで休んでもらって次に備えてもらいたい!! その間は我々があいつらを食い止める!!」
そう。楓達は夜通し戦っていて気づいた時には朝になっていた……。それ故に消耗が激しい!
「隊長、やれんのか? あんた達もかなり負傷してんじゃねーかよ……」
「任せてくれ!!我が国は我々の手で守る!! だが……。今は君が我が国の希望なんだ!だから頼む。協力してくれ!」
隊長が深々と頭を下げた、きっと誰よりも悔しいのに……
「班長。 最初からそのつもりだって、さっきも言ったが守りにきたんだ! イギリスを! この世界を! 世界中でこんなことがいずれ起きる、その為にも強くならないといけないんだ……。
でも正直、俺達の他にもいるはずだ覚醒者が
そいつらが俺達と共に戦ってくれたらもっと救える命もあったのにな……」
「……… 楓君。 私の部下が君をテレビ局まで連れてく! まだ通信網が機能してる内に中継で全世界に呼びかけるんだ。その、覚醒者達に!
私は、ここの指揮を取らねばならない!
一等兵! 楓君を連れていけ! 頼んだぞ!」
俺は言われるがまま軍用車に乗せられテレビ局に向かう。
「隊長! みんな! 絶対死ぬなよ…… すぐ戻ってくる!!」
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慶悟サイドでは。
慶悟は軍事基地に運ばれ、そこで目を覚ました!
「ここは……。 一体……」
「良かった〜 目を覚ましたのね!! 案外はやかったわね! 起きないのかと思ったわ!」
「え?あの……? 俺の上で何してるんですか?
ってか! ここどこ? あなたはだれ?」
「あはっは! ここは軍事基地よ。 まぁイギリス軍の本部ね! そんでもって私は女医のアリス!! よろしくねっ!」
アリスは優秀な軍の女医、容姿は金髪で二次元にいそうな完璧なボッキュンボン、俗に言う。男子悩殺ボディだ!
流石のマジメ馬鹿の慶悟でさえ心揺らいでしまった……。
「は、はじめまして…… 岩本慶悟です。あ、あのアリスさん? これ、見たことない点滴の色してますけど俺、何ぶち込まれてるんですか?」
「それはね〜。 ホントは極秘だけど特別に教えてあげる! 覚醒DNAの為の超回復薬で〜す
容量限界になったDNAをピンポイントで回復させてるのよ!」
「なるほど! ですがこんな短期間に薬なんて出来るはず……それに、オリジン限界をしってる…… そーゆう事か! この薬は3本螺旋を持つ7人を人体実験して作り出されたんですね」
「さっすが〜! 頭の回転も良くなってるわけだし、すぐ分かるわよね。 彼らの人体実験調査を担当したチームの1人なのよ私。
その薬はね。ある子のおかげでたまたま発見したのよ…… 少しだけ話を聞いてくれるかしら……?」
こうして慶悟は謎の女医アリスの話を聞くことになったのであった……。
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