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04「英国の救世主」

初めて書いた作品なので読者の皆様、どうか温かい目でよろしくお願いします!感想や今後の展開などのご意見をいただけると嬉しいです! ブックマーク・評価も執筆のモチベーションになります!




         

  中継を見てた全人類やその場にいたイギリス国民は突如現れた謎の2人が、あんなに苦労したヴォロスをいとも簡単に倒す姿に目を奪われていた!




驚きを隠せない兵士達。





 「誰だ、彼らは! 人間なのか? 身体から雷と炎が出てるなんて……信じられん!

まぁそんな事よりもすごい……凄すぎる!

我々の軍事力よりも確実に倒せるほどの威力!

彼らは……一体……」





   世界中がこの2人に釘付けになった!






  王宮から核シェルターに移ろうとする女王陛下も2人の戦いに釘付けになった。




  「彼らは? 日本人?! あの力は一体なんなのです? いや、そんなこの今は関係ありませんね! この国を救いに来てくださった、ただそれだけでいいのです。この状況の中彼らは私達に希望を与えてくださった! 今の私たちには、まさに救世主ですわ……」




ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 





  そして日本でも。





 驚きを隠せない貴大。



  「楓に慶悟!? まさか覚醒したのか!! それに螺旋は3本……? いやあれは3本以上! だとすればあれが博士が言っていた4本目! 超能力持ちか……だとすればあの力は納得がいく! これで真壁博士の仮説通りになったわけか……」




  「それに徐々に現れ始めたのかもしれない。だとすれば、あいつらのと同じく他にもいるはずだ覚醒者が!」



  「よし! この真実を国連に報告し、直ぐに見つけて貰わなければ! アイツらだけじゃ厳しよなこの事態を収めるのは。……2人とも死ぬなよ!」







   更に心配そうに言う(はじめ)



  「これ楓と慶悟?! あいつらすげーな。俺もあんな力が使えたらな……頼りねーあいつらの所にいってやれんのに…… でも今は俺に出来る事をやるだけだ! 無茶はすんなよな……2人共」




  


  少し羨ましそうに椋が言う。


 「すげぇーー! 何だよあの力! 2人だけで全滅できんじゃん! 俺も冒険家としてはあの場に行きたい! 近くで見たい!! クッソ〜!! でもとりあえず、今日からあの場所に行かないと、二人共がんばれよ!」







  波音は祈りながら言う


 「楓…… お願いだから無理はしないで……」





 その頃世界中では中継をみた人達からSNSや声で俺たちにエールを送っていた! 







  そんな中、楓達は雷刀、炎拳を使いながら迫りくるヴォロス共の攻撃をかわし次々と倒していくのであった!




  そして30体を倒した所で、他とは雰囲気が違う見るからに強そうなヴォロスに遭遇してしまう……





 「はぁはぁ、さすがに連続だとバテるな……。 おい、慶悟大丈夫か?」





 「大丈夫だまだ行ける! でも力のペース配分を考えないとかなり体力持ってかれる…… 俺達の目の前にいる奴は、少し本気でやんねーとやばいかもな!」





  「慶悟! こいつは俺に任せろ!! お前は、あのすごい大群の虫型ヴォロスを倒してくれ!また後で合流しよーぜ!!」





  「楓……やられるなよ! 虫型は任せろ! んじゃ生きて後で合流な!」





  「おう! さーてヴォロス君! 俺が相手してやるよ! 雷刀!!」





  見ただけでわかる強さ、目の前立ちはだかる強力なヴォロスの名を楓はわかりやすくハイヴォロスと呼んだ!






  そしてハイヴォロスの存在は中継によって世界中に広まった! 楓がハイヴォロスと呼んだ為にearthでもハイヴォロスと呼ぶことにした……。




   このハイヴォロスはヴォロスより頑丈な皮膚で覆われており、グロテスクな口に鉄より硬い大きな爪で、俊敏さや攻撃性がかなり高く、自然治癒能力もかなり高い、また学習能力があり状況に応じて変形すると言う特殊能力を持つ個体である。





  楓は雷刀でハイヴォロスに斬りかかる!





  ーーーキィンッ!





 左の爪で防がれる!そして右の拳から強力なパンチが飛んでくる!




  楓は攻撃を喰らう!





  とっさにガードしたが後方に吹き飛ぶ!







  ーーードンッ! 







  瓦礫に突っ込む。







 「くっ! やっぱ普通にイテェー!! 腕が痺れわっ! まともに受けてたらやばかったな……オリジンセーブなんてしてらんねーわ……あれを使うか!」





     【雷歩】!!



  《そして、楓はイメージ通り 両足に雷を溜め放電させた!名は【雷歩】(らいほ)!》






  雷歩は稲妻の如く光の速さで移動することができる!ただオリジンをかなり消費する!




  「いくぞ、でけーのっ!!」





    ッン!!





  もはや見えない速度で連続斬撃を繰り出す!




  ハイヴォロスは大ダメージを受ける。だが皮膚が硬いため即死には届かない!



 そして、危険を察知したハイヴォロスは両腕がを変形させ右腕が刀、左腕が盾になった。




 しかも自然治癒能力も他のヴォロスより速い!





    雄叫びを上げる!



   「ウオォォオオー!」


 


 「こいつ!傷が治りかけてやがる! って事は回復する前にとどめを刺すしかねー!」




 ハイヴォロスが襲いかかってくる! 刀を勢いよく振り回す!




 だが雷歩で当たらない!




  楓も連撃を繰り出す!




  咄嗟に盾を使われる……。





 

  この攻防は続き、楓も疲れてくる!




  「はぁー、きりがねーな、もっと早く強く 一撃一撃を喰らわせねーと!! 次で終わらせるっ!!」





   楓は雷歩を使う!




  今までよりも早く強い連続攻撃を繰り出す!

もはや雷が目の前で起きているようにしか見えないほどだった。 




 ハイヴォロスは盾と刀でガードするが

間に合わないほどの連撃を喰らう!





  「これで終わりだっ!!」





   上段から渾身の一振り!




 イカズチと共に真っ二つに切られる!





 ハイヴォロスは焦げて、そのまま地面にバタンと音を立て倒れた。





 「はぁはぁ、終わった……疲っかれたー!! わりー慶悟、少し遅れるわ……」




 楓もまたオリジンをかなり使った為仰向けに倒れた……。




 

  そこへ近くにいた兵士達に声をかけられた。




   「あの…あなた、一体?」





  「お、俺か?日本人だよ……名前は鈴木楓!このイギリスを救いにきた!」





  「おぉ、日本人ですか! 本当に救援感謝します! あなた方がいなければここに居た兵士達は士気を失い、完全にやられていました! それにあなたのおかげで希望をもらいました!

我々もまだ諦めません!!」





 「そっか! そう言ってもらえてよかった! 所でさ、少し休めるとこある……?」




  「あ、すみません! どうぞこちらへ!!」



   楓は兵士に担がれながら歩き出す!!







    そして慶悟サイドへ……。




四話も目を通していただきありがとうございました!


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