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07「北海道戦」 前編

初めて書いた作品なので読者の皆様、どうか温かい目でよろしくお願いします!感想や今後の展開などのご意見をいただけると嬉しいです! ブックマーク・評価も執筆のモチベーションになります!


何卒よろしくお願いします!





  楓達と別れ、まだ戦いが始まる前……。


 

 慶悟は、Rebellionの仲間達に声をかけていた!

初めての戦いの為、不安や緊張に駆られていたからだ……。





 「みんな、大丈夫だ! っと言いたいところだが、実際はおれも怖い! 怖くていいんだ! それが俺たち人間だから……。 でもこうして、仲間達がいる、守りたい物が同じ同士がいる! だから隣にいる人と支え合いながら戦おう! 俺は北海道のリーダー、だから必ずみんなを守る! みんなも仲間を信じて戦い抜こう!!」






 

 何故か慶悟の言葉には勇気が宿る、みんなを鼓舞する力が……。





 そんな中。慶悟のタッグである、朱音(あかね)が近づいてきた。






 「慶悟さん! 私、やっとあなたと一緒に戦えて嬉しいですっ! 実は慶悟さんのファンなんです! あのイギリス戦でみんなをまとめるあの姿、そして心の強さ、そんな姿を見て当時、絶望感に浸ってた私に勇気をくれたんです! だから精一杯サポート出来るよう頑張ります!! いや〜やっと言えたー、よかった!」






 「そうか! ありがとうな朱音! 今回もかなり苦しい戦いになると思うから、朱音の力がみんな必要になる! でも、安心しろ! 今回の岩本慶悟は強い! もう負けわしない! だから思う存分闘ってくれ!」



 


 そして超高性能通信機(リンク)から応答があった。





 「……慶悟、聞こえる?」



 「こちら慶悟聞こえます! ん? エマか! どうした?」





 今回連合軍を3箇所に出撃させその統括指揮官となったエマ・シルフォードだった!



 



 エマは北海道のベースキャンプに来ていた。

 そしてアリスは日本支部に居る。


 

 「そういえばなんでエマは北海道にいるんだ? 普通なら東京だろ?」





 「東京、大阪は指揮している二人が冷静に物事を判断出来るからか大丈夫と判断した、慶悟、お前はこの前のイギリス戦で感情が先にきてしまうタイプだと分かったから、こうして私自らお前をサポートしに来たってわけだ! それに、少し心配だったからな……! それにアリスお前を心配してたしな!」




 「えーー!! どっちかっていうと楓が一番キレやすいんだけど! まぁ、いいか! ありがと!すごく心強いよ! 俺と朱音にはリンクで指示を出してくれるんだろ?」




 「あぁ、そうだ、お前達二人が今回のキーだからな、後の能力者はテレパシーとゾーンに作戦を伝えてもらう! 私達ベースキャンプ本部から各場所のベースキャンプに報告し、それをテレパシーが伝える!」



 「了解! エマが後ろにいてくれるから思う存分戦える。よろしくっ!」






 そして、北海道Rebellionチームに、東京と同じ作戦が伝えられた、そして皆が気合をいれた!





 カウントが5……4……3……2……1……





 宇宙船の中心部が開き、WAVE1に出てきた普通のヴォロス達が大量に放たれた!






    慶悟達が叫ぶ。




  「いくぞーー!!」





 慶悟はシュウから貰ったグローブを付けた! そして炎を使い、上空に飛ぶそれに続く他のレベル4達! そして朱音は下から慶悟に炎属性高威力アップの付与をした! 効果は一時的なものだ!




  朱音が両手を慶悟にかざし唱える!


  

  「エンチャントブレイズ!」





  慶悟の通常の炎がさらに燃え上がり、炎は青白くなった!! 青白い炎は、通常の炎より威力、熱量が格段に高く、爆発的な威力となった! 慶悟はその炎を使い、降りてきたヴォロス共に渾身の咆炎を喰らわそうとしていた……





「サンキュー朱音っ! こりゃーすげぇわ!

喰らえ、俺達の力! 咆炎っ!!!!」






 慶悟が放った咆炎は広範囲に広がり、たった一撃で降ってきた数百のヴォロスをほぼ消滅させてしまった! そして、一直線に咆炎が宇宙船にぶつかる!!



「うわっすげー威力! リングとグローブのおかげか?」

 




 しかし宇宙船はバリアが張ってあり、無傷!




 その影響のせいか、奴らも次々と新しいヴォロスを送り出す!!






  そのヴォロスを見て慶悟達は驚いた!





 北海道で空中戦に送り出されたヴォロスの見た目は2メートル程の大きさで人型のヴォロスだった! 奴らは特殊な武装をしており槍や剣を持ち、空中移動できるような装置を背中につけていた! 

 




 これがヴォロス達の技術のようだ!





 それを見た我々人類は驚きを隠せなかった、アイツらにもそんな技術があるとは知らず!






 この事実はearth本部、国連にすぐに伝わった!





 そしてこいつらを国連は統一してエアヴォロスと呼ぶことにした!






 「こちら、エマ! 目の前にいる空飛ぶヴォロスはエアヴォロスという事にした! 慶悟、そのヴォロスの技術をなるべく壊さず持ってきてくれ!これは調査チームの要望よ!」





 「こちら、慶悟! 了解した! どうせ貴大だろ……。まぁなるべく壊さず持ち帰る、なるべくな!」






 そして慶悟はすぐに戦いに集中した!


 青い炎を両手に纏わせながら、炎拳で数十体のエアヴォロスと空中で戦うのであった!






エアヴォロス複数体での高速移動攻撃!






   ーーーーンッ!!

 





 慶悟は全てを避け切り。そして、負けじと瞬発的に複数体に殴りかかる!





 エアヴォロスに攻撃が当たり吹き飛ぶ!!





 慶悟は吹き飛んだ方向に回り込むように加速して背中に付いている装置を無理やり剥ぎ取った!!





 エアヴォロスは必死に抵抗するもの、馬鹿力の慶悟の方が強く、装置を取られてしまった!





 そして、慶悟はまた瞬発的に高速移動し、装置を近くのベースキャンプに届けたのだった!


   



 「これ、エマに渡してくれ! 至急! 頼んだぞ!」





 渡してすぐ慶悟は上空に飛び立った、その間僅か15秒!!





 慶悟はかなり強くなっていた! アステラスのリングのおかげというのもあるが、楓のように冷静に対応する事によって無駄のない戦い方になったからだ!







 そんな時、宇宙船からまた新たな奴が慶悟に向かい落ちてきたのだった。






 そして同じくして大阪でも….……。







7話もお読みいただきありがとうございます!


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作品を読んで面白いと思われた方、続きが気になるぞ!と思われた方は、是非とも評価をお願いいたします。


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