04 「開戦前」
初めて書いた作品なので読者の皆様、どうか温かい目でよろしくお願いします!感想や今後の展開などのご意見をいただけると嬉しいです! ブックマーク・評価も執筆のモチベーションになります!
どうか宜しくお願いします!
日本現在時刻ーー16時30分 2020年12月25日
気づけば今日はクリスマスであった。
宇宙船が現れた為世間はそんな事忘れていた!
しかも、フォトンベルトの影響のせいか気温も適温の21度くらいになっていて、とても冬とは思えない程だった!
会見から3時間50分が経過し、覚醒者、待ち時間も残り10分! 各球場に現在トータル2500名程が集まった、平均年齢は23歳位、全体的に若めだ!
集まってくれた人達の数は楓達が予想していた以上だった。
そしてこの模様もまたearth日本支部の計らいにより、日本全土に放送された。
ーー東京ドームにて楓サイド
楓はドームついてすぐ裏で頭を整理していた
その為、今集まってくれた人達の前に出る!
集まってくれた人達は楓の登場に興奮し始めた。
集まってくれた人は約1000人もいた……
「えーまずは、みんな集まってくれてありがとう! 正直あまり来てくれねーと思ってた、10分後には君たちをRebellionのメンバーとして迎える!」
そして同様に大阪で750人 北海道でも750人程が集まっていた!
ーー4時間が経った……!
大臣は楓に言われた通り3箇所を中継で結び、earth日本支部ともつながる様にし、画面は4等分になりお互いを見れるようにカメラマンも同伴させていた。
そして正式にRebellion日本支部がここに誕生した!!
ーー楓サイド
「まずは同志達、集まってくれてありがとう!
君達は正式にRebellionのメンバーだ!!
だが、こーしている間も仲間が増えているかもしれない、たとえ時間内に来れなかったとしても覚醒者を俺達は歓迎する! そして早速だけど、君達の能力を知る必要がある! 目の前にいる俺達代表に見せてくれ!」
覚醒者一人一人が楓達の前で能力を発揮するのであった……そして驚くべき事に、レベル3が約全体の6割、レベル4が4割ほどだった!
そして、その中で攻撃班と支援班に分けた!
攻撃班のレベル4の能力が一番多かったのは風、火、土をイメージし操る能力!
そして支援班は 回復系3人と付与系1人と連絡系と地形把握系が6人、合計10人程しか居なくて、皆かなり貴重な存在だった!
支援班はレベルが分からず、一と同じ類いとし《特殊系》とした。
しかし、特殊系の中でもすごい能力を持った者が3人程いた。東京で1人 大阪で1人 北海道で1人……
そして東京の一人というのは……
ーー楓サイド
楓の前に一人だけ雰囲気が違う人が立った、そして、深くフードを被り顔が見えないようにしていた、楓は仲間の顔が見えないと覚えられないからフードを外してくれと頼んだ、フード外す……… そこに居たのは……… なんと! 誰もが知ってる、超人気アイドルの如月 澪だった!
彼女は17歳で、髪は黒髪のロングで身長は156センチ程、胸もa〜bカップ程の俗に言うロリっ娘体型だった!!
フードを外した瞬間1000人と俺は驚きを隠せなかった!!
また中継で繋がってた大阪と北海道も東京が騒ついたので、モニターをみた、すると如月 澪が居た為、大阪、北海道でも皆が驚いたのであった!
ーー慶悟が羨ましいそうに言う
「楓のやつ、ズルいぞ! あんな美少女を目の前で見れるなんて!!」
ーーそして俺と澪は自己紹介をした。
「はじめまして、鈴木楓だ! よろしく! てか悪りぃな、なんか訳ありで隠してたか? それとなんでRebellionに? かなり危険だぞ……?」
「はじめまして! 如月 澪です! いえ、ただ恥ずかしかったから隠してただけです! Rebellionに入ったのは、私自身も覚醒したからです! それと楓さんの言葉とあの戦いをみて感動して、私も守りたい物の為に戦うと決めたんです!!」
「今、この状態になってから芸能活動も休止だし マネージャーさんからも家から出ないように言われ、故郷にいる両親にも言われていたんですが、 いても立ってもいられなくて、こうしてここに来たんです!
危険なのは承知の上です! だめでしょうか?」
「そうか…… いや、だめじゃない、君の覚悟はよくわかった! 君が芸能人だろうが誰だろうが俺は歓迎するよ! そしてご両親や、沢山の人が心配してると思うが、俺はここにいる仲間達を必ず守る! だから君も安心してくれ!」
「はいっ! ありがとうございます!! それと楓さん! 私の事は君じゃなくて、澪って呼んでくださいっ!」
「お、おう……! じゃあ澪でいいんだな……
こんな馴れ馴れしく呼んだら俺、ファンに殺されるんじゃねーか?」
「そんな事ないですよ〜! あ、そういえば、私の能力ですよね……? これって普通ですか?」
ーー澪は目をつぶり集中しだすと、澪の周辺から冷たい冷気が溢れ出し、徐々に複数の氷柱が形成され澪の周りに浮かんでいたのだった……
「これは! 氷か! 凄い……まさかシュウと同じ類いなのかな? 澪、ちなみに水とかも使えんのか?」
「んー、私も覚醒してから水のイメージは試してみたんですけど出来なかったです! 使えるのは氷だけのようですっ!」
「そっか……でも、凄いぞ、その能力! ヴォロス共を凍らせたり、氷で遠距離から攻撃とかもできるって事だもんな! 澪は攻撃班の即戦力だよ!」
「はい! 良かった〜 ありがとうございますっ!」
澪の能力は慶悟、一にも衝撃を与えた!
ーー同じくして大阪での一人は……千里眼を使えることが出来る者だった!
千里眼とは数キロ先のものを見たり透視できたりする能力の事!
名前は白石 梨紗
彼女は美意識が高い女子大生で、日本人には見えないほどのスレンダーなモデル体型だった!
見るからに気の強そうな子だ。
梨紗もまた楓の言葉に影響を受けた者だった!
梨紗の能力は誰とでも相性がよく、すぐに即戦力となった!
「シュウって呼んでいい? そうやって呼ばれてたよね?」
「別に、構わねーよ! シュウでもなんでも」
「オッケーッ! それじゃシュウ! よろしく頼むわね!」
そして北海道の一人は……付与だ!
付与する能力とは、他人の身体能力を上昇させたり、攻撃に属性を与えたり、オリジンを一時的に減らないようにしたりすることができる能力である!
その能力者の名前は神谷 朱音
という!
朱音は18歳の専門学生で背丈も小さく 見た目もぱっちりお目々で整った顔、胸も大きくて元気がある! 妹系女子だった!
「慶悟さ〜ん!! よろしくお願いしますね?
こんな私ですが可愛がって下さい!」
慶悟は鼻の下を伸ばしながら……
「おう! これならよろしく頼むね!」
皆、個性的な面々が揃った!
こうして一通り、攻撃班と支援班に分け、中継で、お互い集まった能力者を確認し合いながら、相談し合い、バランスが良い風に補い、振り分けを決めた!
そして、明日、自衛隊が用意するオスプレイに乗り、振り分けられた場所に各自行ってもらう事になった! この戦いが終わる間まで……
そして総理大臣は同じくして会見を開き、覚醒者の親族に説明、及び謝罪と協力を求めたのだった。
楓からも覚醒者達の親族にきちんと説明したのだった。
あとは覚醒者本人たちが帰ってきちんと大切な人達に説明し、受け入れてもらうしか無かった!
ーー気が付けばすでに夜の21時……
旦皆を帰宅させ、明日またここに来てもらう様にした!
ーーーーーーーーーーーーー
そんな中、楓達は東京に一旦集まった。
シュウが二人にクリスマスプレゼントを渡す!
「ほらっ! お前らにプレゼントだ!」
「これは……イギリス戦で使った、ダークマターの刀、黒刀……なんで、ここに?」
「これはなんだ?! 黒いグローブ?! シュウ、これは一体……」
「イギリス戦でお前達が必死こいて、暗黒騎士をぶっ倒した時に割れた鎧を少し拝借して、それで作った! 刀はそん時持って帰ってきたんだよ。 まぁとりあえず、楓と俺は銃を作ったし、慶悟だけないってのも可哀想だったからな。
ダークマターは現在この地球上で最強の物質だ、また鎧がきたら対抗できるのはこの三つだけしかない! 作るのに中々苦労したんだから、大事に使えよ?」
「それとこれから俺は横田基地に戻ってレベル3達に武器や装備を作る、物資が揃ったらしいからな。だから集まりには参加できない! 大阪の連中に指示を出してやってくれ! まぁ時間内には戻るよ」
ーー楓と慶悟はカッコ良すぎるシュウに無言で抱きつくのであった!
「おい! お前らきめーよ! くっつくなっ!」
ーーこうして、3人は最強の武器を手にし、準備も万端で日本戦に備えるのであった!
……日本大戦まで後15時間!!
4話もお読みいただき誠にありがとうございます!
少しでも、楽しんで頂ける方がいれば幸いです!
次話もよろしくお願いします!
【作者からのお願い】
最新話を下にスクロールしていくと、広告の下にポイント評価を付けるボタンがあります。
作品を読んで面白いと思われた方、続きが気になるぞ!と思われた方は、是非とも評価をお願いいたします。