03 「新組織 誕生」
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習作なので読者の皆様、どうか温かい目でよろしくお願いします!感想や今後の展開などのご意見をいただけるとすごい嬉しいです! ブックマーク・評価も作者の原動力になります!
どうか宜しくお願い致します!
ーー楓達は派手に上空から会見会場に降りて来た!
ちなみにシュウは自分の靴を半信半疑になりながらも頭の中でイメージし空を飛べる靴、《ジェットブーツ》を錬成する事に成功した、足下部分からオリジンで作ったエネルギーを継続的に噴射させ楓達と一緒に飛んできた……
楓達はなんでもアリな、シュウの能力に呆れていた……
会場に着き、外には沢山の報道陣、初めて見る光景に楓達は萎縮していた。
記者に囲まれながらも無理やり中に入り、楓達は控え室に通され、そこで一通り説明を受けた後、すぐに衛星を使い、全世界同時会見が開始された。
報道陣からの質問がかなり多く、これまでの事、イギリスでの事、とにかく話せることだけ話した。
無駄に余計な事を言うとパニックを起こしかねないからと言われていた為に、慎重な質問だけは慶悟が受け答えをしていた、そして質問の時間が過ぎて、いよいよ本題に入る。
ーーここからは楓が話す事になっていた。
珍しく真面目に話す
「えーここから先が本題になります! 覚醒者はこのWAVEが始まってから急に増えてきたという報告がearthの調査により少しずつ分かって来ました!
全世界で確認されている覚醒者数はリアルタイムで約1万人! 調査方法につきましては、snsや現地調査によるものです!
ですが覚醒の仕方については未だに分からず、地球が何かしら関係しているのは確かな事みたいです……
個人的な意見ですが、心の底から強く覚醒を望むと地球が答えてくれる様な気がします!
あくまで個人的な意見ですが、それと、この1万人の中で最も多い年齢が18歳〜26歳です!
一番身体能力が高いときに覚醒しているのが分かりますよね? 地球が選別しているのかもしれません、定かではありませんが……
ここまでが、覚醒者に関する報告です! さてと……」
ーー楓は一旦深呼吸し普段通りに話し出す!
「それじゃ、この場を借りて……単刀直入に1万人の覚醒者に言う! 俺達と共にこの世界を救い、その力で自分の守りてぇーもん守って、世界の英雄になれっ!!
だがそうはいっても、一人一人の力だけでは到底無理だ……イギリス戦でみたよな?
俺達がやられるところを、誰もが戦場なんて経験した事ねーし、命の奪い合いなんて正直怖い、
だが、あの時とは違う! 俺達はその為に何をすべきかを考えた!! 俺ら覚醒者達を守る為に……
俺達は組織を作った!!その名は………
ーー会見前、楓宅で組織名をみんなで考えていた! 世界共通語の英語でわかりやすくこれに決めた。 俺達らしい名前だった。
「《Rebellion》これが俺達、覚醒者の組織だ!!」
ーーこの瞬間……世界に新しい風を与えた!
「まず最初は22時間後に迫るWAVEに対抗する為に日本支部をつくる! その後に各世界に支部を作っていく、WAVEに対抗すべく、いつでも各国が連携を取れる様にすれば被害も少なくて済むはずだ……
そしてRebellionのリーダーは俺、鈴木楓が務める! よろしく頼む!
てな訳で、早速でわりぃーんだけど日本にいる覚醒者、関東周辺だったら東京ドーム、関西地方、九州地方周辺だったら甲子園球場に、北海道だったら札幌ドームに集まってくれ! その他の地方の奴らは近いとこに集まってくれ! 東京は俺が、関西は一が北海道は慶悟が担当する、今から4時間は待つ!
その間に覚悟が決まった奴だけ来てくれ!
俺達と共に世界を救おう!! 以上!」
ーー楓はスッキリした顔で言いたい事を言い切った、そして急遽北海道と大阪行きを告げられた慶悟と一は驚いた顔で楓を見ていた!
報道陣達も予想外の展開に焦っていた、
そんな中、会見が終わった……
楓達は足早に会場を後にした
その後、慶悟と一に散々文句を言われ
二人を納得させ楓達は、防衛省にある、earth日本支部に戻った!
「そんで、リーダー……俺達はどーすりゃいいんだ?」
ーーガチャン!
ーーそこへ大臣がやってくる
「君達の会見、素晴らしかったよ! 特に楓君! 君の言葉は人を動かす事が出来る様だ! 会見が終わって30分位しか経ってないのに世界中で動きがあった!」
ーー中継を見た世界中の覚醒者がとんでもない程盛り上がっていた、また日本も同様に!
会見が終わった瞬間、日本の覚醒者達は楓の言葉に心打たれ言われた場所に徐々に向かっていたのだった……
それに、世界各国でも同様に覚醒者自らRebellionの仲間を集め始めたのだった……
ーー大臣が言うように、楓が言う言葉には不思議と人々を魅了する力があり、人を突き動かせる、カリスマ性をも持っていた。
世界中の反応と日本の反応に喜ぶ楓達!
「良かったー! これで第一関門クリアだな……
大臣! 球場にモニターあったよな! 4時間後、各球場と連携を取れるようにしといてくれ!
俺達は向こうに着いたら、他の覚醒者の能力をみて、攻撃班、サポート系がいたら支援班と振り分ける! 頼んだぞ! 慶悟、シュウ!」
「急にリーダーぽくなったな!」
「慶悟! お前がやれっていったんだろ!」
ーーシュウはニヤついて言う
「まぁ、楓が適任じゃね? やる気すげー感じるし
てか急に話変わんだけどさ、椋のやつずーと電話繋がんねーんだよ、なんか心配になってきてな……」
「まぁ、椋はこんな時でもどっか冒険してんだろ? 昔から変わってるかんなー、そんな心配する必要ねーよ、きっとひょいっと現れるさ」
「ならいいんだけどな……」
「とりあえず各自、向かうか!」
ーーこうして楓達はRebellionを作り上げていったのだった……
ーー日本大戦まで、残り時間 20時間!
会見終了後、2時間経過し、覚醒者待ち時間、約2時間となった……
日本大戦編 3話お読みいただきありがとうございます!!
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