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02「久しぶりの日常」

皆様貴重なお時間をこの小説に費やして下さり心から感謝致します!


今後とも宜しくお願いします!




習作なので読者の皆様、どうか温かい目でよろしくお願いします!感想や今後の展開などのご意見をいただけるとすごい嬉しいです! ブックマーク・評価も作者の原動力になります!


どうか宜しくお願い致します!



ーーアラームが鳴る

 

 楓は久しぶりに自分のベッドで熟睡した。

まともに寝れる暇が無かった為、二人も9時になっても来なかった……

楓はコーヒーを入れ、朝をゆっくり過ごしていた。そんな中インターホンが鳴る……


 楓は扉開けた、そこにいたのは昨日抱きしめてきた波音だった……楓はそんなこと女王陛下以外からされた事が無かった為、挙動不審になっていた


「お、おはよう……どうした?」


「朝ごはん私ん家で食べなよ!」


「いや……コーヒーあるし、大丈夫です、はい」


「どしたのなんか変だよ? いつもならあざーすとか言って来るくせに!」


「いや申し訳無いじゃん、それにあいつらきちゃうかもだしぃ?」


「はいはい、いいから行くよ! 私作ったんだから食べなさい!」


「分かったよ……! 有り難く頂戴します!」



ーー波音宅




 楓は久しぶりにお邪魔して、玄関に上がろうとした時波音の両親が駆け寄ってきた!




「あ、おはようございます! お久しぶりです!朝食までご馳走になるなんてすみません!」




「おー!! 楓君! 久しぶりだなー! 今や英雄様だもんなー、どうぞ上がって!」




「お父さん、英雄様はやめてくださいよー!」





 綺麗に整頓された空間、居心地の良い雰囲気、まさに俺の家族とは正反対の感じだった。




 楓は波音が用意してくれた、健康的な和食を食べる。




「いただきます! ……う、うまい! これ本当に波音作ったのか? お母さんじゃないの?」




「はぁー? ちがいますー! 私が作りました!

ねぇ?お母さん!」




「波音が作ったのよ、楓君のために練習とかしてたんだから昔」




「余計な事言わないでいいから!」




「そーだ楓君! そろそろ、波音もらってやってくれないか? 彼氏も作らず、仕事行っては帰ってきてのその繰り返しなんだよー! どうだ? 顔も悪くないと思うんだが……」





ーー俺と波音は赤面してむせたっ!



 

「まぁ、本当なら結婚してもらいたいが、こんな状況じゃ無理だな……せめて! ウチの娘を守ってやってくれ!」




「もちろんです! 波音は俺が必ず守ります!

そしてこの地球も、守って見せます!」




 波音の両親は温かい眼差しで俺の言葉を親身に受け止めてくれた。




ーー朝ごはんを食べ終わった後、少し4人で話して何気ない日常がそこにあった。そして楓は自分家に戻るのであった、すると何故か波音もついてきた!





「何でついてくんだよ?」





「いいじゃん! 仕事もできないし、テレビだって全てこの宇宙船のニュースだし、暇なんだもん! それに……」




「それに……なんだよ?」




「何でもないです〜!」




「まぁいいや、今日は覚醒者を集めて、ヴォロス達に対抗するために組織を作る準備をするから、ついて来たいならついてこいよ」



 


ーー楓宅に戻ると慶悟と一がいた!





「何で! 鍵空いてんだよ! シュウ! お前錬金術で鍵作りやがったなー!」




「 正解だ! てか何で大原がいんだ?」





「まぁ色々あってな、波音も連れてく事にした」




ーー慶悟は昔から波音が好きでテンションが上がっていた!




「楓……サンキュー!!」




 楓はみんなにコーヒーをだし、時間がある今の内にシュウの能力と覚醒者の集め方について聞く事にした!




「あれは……楓達が最初に能力を使った時だな、

日本ではお前達の影響で覚醒能力についてsnsで少しバズったんだ、その時俺はsnsで他の覚醒者を集めるように拡散したんだがその時は変化はなくてな…




 楓が熱い演説をしていた時、不覚にも心の底に響いちゃってな、そのせいで余計に覚醒を強く求めた…… その翌朝、大量のDM通知で目が覚めたんだ……DMの内容は覚醒したかもって言う内容の物で、俺は片っ端から連絡して、今居る100人を集める事ができた……




 そしてこの時俺も、身体や頭もやけに冴えていて、いつもと違うと感じたんだがこのときはまだ気づいてなくてな。

 



 自分の能力が錬金術(アルケミスト)って分かったのは、朝飯を食うときに箸を持っていて、ふと頭に箸が剣になるイメージが浮かんだ、この時箸が光出して、箸が剣になってたわけ……突然過ぎて驚いたよ…… 俺は質量と大きさを瞬時に頭の中で自動で計算して、作れる物を決めてるってわけだ! そして俺はあらゆる物で試した! この時確信したわけだ、覚醒したんだってな。 そして現在に至るわけだ、これで俺の事はおわりだ、んでお前らの言うアステラスの事だが?」



ーー楓達はシュウにアステラスの事、超回復薬の事、そして自分達の推察、ヴォロス達が狙ってるのはアステラスの可能性があると言う事も全て話した。





 気づけば12時を回っていたーー。

そして大臣の揚野さんから電話がかかって来た……



 内容は俺達が13時から記者会見を開き、覚醒者達に関東地方は東京ドームに、関西地方は甲子園球場、北海道は札幌ドームに集まってもられるように言ってくれないかという電話だった。




 政府もこの事態になってから国の秩序を守る為に24時間ずっと稼働していた、インフラの整備や経済の面、外交問題、そしてこの危機!




 楓達は政府がここまで準備してくれたので心良く承諾した!




 そして3人は記者会見場に向かおうとしていた……



「波音、お前は留守番な……また戻って来るから、残りカウントはまだ22時間もあるんだ、大丈夫! 俺たちが何とかしてやるから! お前は家から出んなよ」




ーー波音はついて行きたい気持ちを押し殺して、

楓達を応援した。



「分かった……気をつけてね、負けんなよ……!」




こうして楓達を見送ったのだった……




『いよいよ残り時間も22時間』

あっという間に時が経つ……





ーー楓達は急いで向かう!





 果たして覚醒者たちは集まってくれるのか……

そんな不安をいだきながら、会場についたのだった……







日本編 2話 読んでいただき本当にありがとうございます!

読者の皆様が少しでも目を通してくれる様な小説を書ける様に日々精進したいとおもいます!



【作者からのお願い】


最新話を下にスクロールしていくと、広告の下にポイント評価を付けるボタンがあります。


作品を読んで面白いと思われた方、続きが気になるぞ!と思われた方は、是非とも評価をお願いいたします。


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