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01 「日本へ」

お読みいただきありがとうございます。

今後とも宜しくお願いします!

 





習作品なので読者の皆様、どうか温かい目でよろしくお願いします!感想や今後の展開などのご意見をいただけると嬉しいです! ブックマーク・評価も執筆のモチベーションになります!




ーー楓達は力を使って上空に飛び、日本に帰還している途中だった……



ーー上空にて


 

イギリスを出たのが13時頃、日本とは9時間の時差がある! そのおかげで昼から夜に移り変わる、幻想的な景色の中、ゆっくりと帰りながらこれまであった事を思い出していた……




「楓! 何黄昏てんだ?」




「こんな世界になっちまって3日くらいしか経ってないのに、色んなことがあったな〜って、しかもあの女王陛下から勲章貰えてハグまでされるなんて、3日前の自分じゃあり得ないだろ? まぁ色々整理してたんだよ黄昏ながら……」




「そうか……日本に帰ったら俺たちどーなるんだろうな、勝手に入国しちゃったし、国同士を動かしちゃった感あるんだけど……今思うとゾッとするわ……」



「筋肉バカが難しい事考えんなよ、お前……アリスから託されてんだろ? 色んな想いを!


だからまず帰ってからやる事は徐々に覚醒してきた者を集め、先導してやる事が俺たちにできる事だろ? 


こうしている間も地球が世界中で覚醒者を増やしているかも知れないし、力の使い方を間違える奴もいるかもしれない……そして一番は、わからない事が多すぎる事だ! それも解明しなきゃならない、時間がかかると思うがな」





ーー慶悟は真剣な顔で話を聞き、ある事を言い出す!




「楓……組織をつくろう! こんな世界になった以上、法律や秩序なんてもう無いに等しい!

だから覚醒者達の為の組織を! 楓! お前がリーダーだ!」



「お前っ! めんどい事提案して、めんどい事させんのかよ! だが悪く無い! とりあえず帰ってからやる事は決まったな! あとシュウにも聞きたいこともあるしな」




ーーそして楓達は日本に帰還した!

シュウは日本上空にて自衛隊と連絡を取り、許可の元大型オスプレイを横田基地に着陸させた

楓達も基地に降りた!




ーー日本時間22時8分




 基地に降りると、そこには政府の要人達が車を数台用意して待っていた、お互いに話す余裕もなく、迅速に説明を受けて、楓を含む全ての覚醒者達を丁重にある場所に連れて行ったのだった……




ーー車の中で慶悟が驚く

「まさか……防衛省…… に向かってるのか? いよいよやばいんじゃないすか?! 楓……シュウ!」



「俺たちのやりたい事の実現の為に向こうからわざわざ来てくれたんだ、ラッキーじゃねーか!」




ーーシュウが楓に聞く。



「やりたい事ってなんだ?」




「俺達が先頭切って覚醒者だけの組織を作る事だ! 日本も世界中も今、社会もストップして学校も交通網も麻痺してる状態だろ? 食糧だっていつまで持つかわからない!


だからこの状況で動ける覚醒者達がなんとかする必要がある! そして、俺達と志しが同じ奴らが集まってくれたら、ヴォロス共と戦い、世界を救える事ができるんだけどな、まぁ覚醒者達が集まってくれるって保証はないし、正直賭けなんだこれ……」



「でもお前が率いて来てくれた100人は志し同じでよかったよ! お前も含め100人は組織の一員だからな!」




「お前勝手に……! まぁ楓が言うならやるよ、でもリーダーはお前なっ! めんどい事嫌いなもんで」



「はぁ? パソコン一から組み立てるほうがめんどいと思うけどっ! それからお前……錬金術とかって言うチートどうやって……」



「楓、シュウ! 着いたぞ、その話は後で聞かせてくれ」



ーー車内から降り案内されながら、防衛省の中に入る……そしてearth 日本支部対策会議室という部屋に楓、慶悟、一の3人だけが通され他の奴らは違う部屋に通された。



部屋に入ると防衛大臣と、統合幕僚長、そして陸海空の将達がいた。ただ寄らぬオーラと雰囲気だった!




ーーそんな雰囲気の中、大臣が現状を話し出す!



「初めまして! 揚野と言います! あなた方の素晴らしい活躍はテレビで拝見していました! 


その勇敢な行動に対し、政府はあなた方が行った事全てを認可し、勲章を授与すると決定いたしました。ですがこの非常事態、勲章の授与は後ほどと致しまして、この事態に陥ったおかげで日本の秩序は崩壊しつつあります! 国民はあちこちでパニック、暴動が起こしているようで、その問題を自衛隊に対処してもらっています! 


そして残りカウントは、あなた方がイギリスで13時間を残してくれたおかげで、次のWAVE2の日本に加算されたようで37時間にカウントが伸びました! これは日本にとって本当にありがたい事です!


そしてあなた方が戦ってくれたおかげである程度分かった事もあります!


WAVE〜と言うのは侵略してくる順番を指していて、ヴォロス自体の強さも表しているかもしれないと言う事!

そして今回イギリスで13時間を残したおかげで残り時間内にWAVE BOSSを倒すと残り時間が上乗せされるという事も新たに分かりました!」



ーー楓が驚きと焦りを溢す。



「まじかよ……WAVE1であの強さとあの襲撃……これから先もっと強くなるのかよ……一体これがいつまで続くんだよ……」



ーー慶悟が硬い口を開く


「楓、 俺らは覚悟しただろ? もうやるしかないんだ!」




ーー大臣達も話を暗くしない様に明るく振る舞った。



「何はともわれ、あなた方がイギリスを救ってくれたおかげで我々も、earthも非常に助かったと言う訳です!」



ーー楓達は説明を理解した。




 そして一通り現状説明を受けた後、総理大臣とモニター越しに話す事になった……



「初めまして! 君達の活躍は我が国にとって大変、誇らしい事です!! 国を代表して感謝致します!」



「そんな君達に頼みたい事があるのですが……

どうか! 日本を救っていただきたい! 世界中は自国の事で精一杯、あなた方がイギリスを救ってくれたから、援軍も送ってもらえる事ができたし、尚且つヴォロス達の事は誰よりも詳しいと思うので、是非とも力を貸してくれないだろうか?」




ーー楓が総理大臣に提案を言う




「総理、一つ提案があります……我々、覚醒者達だけの組織を作り、各国にも同じ組織を作り、連携をとれる様にしたいのですが……earthに取り入って貰えませんか? 無理なら独立組織として我々だけで事を進めます! いかがでしょうか?」




ーー総理は楓達の提案に驚いた、総理はこの提案を承諾し、earthに連絡したのだった!





ーーーーーーーーー





1時間後……

ーーearth本部で楓達の提案が承諾された!




日本支部にearth代表からモニター連絡が来た!

楓達は待ってる間寝ていた。




大臣に起こされる3人!



「初めまして! 英雄達、先の戦い本当に見事であった、君達はこの世界の希望だ!  紹介が遅れてすまない! earth代表、ジーク・ハモンドだ、よろしく頼む! さて君達の提案は承認された。我々earthは何をすればいい?」




ーー3人は次々と普段合わない人達に会って来て、

緊張でおかしくなりそうだった。




「ジークさん、とりあえず、現段階で世界中の覚醒者の数を割り出し、次の戦いが始まる日本に集まる様にしてください! 組織作りはそれからです! ですが日本だけは残りの時間で先に作ります!」



「分かった! 我々も全力で調査しよう! 随時連絡が取れる様に連絡先を教えてくれ!」




ーーこうして帰国早々、休む間もなく深夜まで作戦会議や、これまであった事を話した……





 楓達が帰れたのは深夜2時であった。





「やっと終わった〜! お前らまた明日から忙しくなるな!」




「本当だよ! ゆっくりできる暇もねーよ楓のおかげでな!」




「この案は慶悟だから! 慶悟のせいです〜!」




「何で俺なんだっ! ってか本当に静かだな……普段なら活気があるのに深夜でも……」




「あたりめーだろ、頭上にあんなもんあんだから

まぁとりあえず、今日は解散すっか……明日何時集合にする?」




「覚醒者集めか、まぁ9時とかでいんじゃね?」




「了解した! んじゃ9時に楓ん家な!」




ーーこうして3人は解散した……



ーー楓宅……久しぶりに帰ってきた……

楓はふと波音に電話する。すると波音が出た!



寝ぼけた声で

「もしもし……楓? どしたの?」



「悪りぃ起こしちゃったな、一応帰ってきたと伝えたくて……」



「え?!」




ーー波音は勢いよく玄関を飛び出して泣きながら楓に抱き付く……




「遅いよ! 心配したんだよ?! このバカ楓!」




ーー楓は突然の事に驚く!




「おい…… すまん、心配かけた。所で波音さん大きいおっぱい当たってますよ? そんな事されたら疲れとんじゃうんだけど……」




「じゃ1分だけこーしておいてあげる……」




 楓は予想外な反応にビックリしたが波音を軽く抱きしめたのだった……




 


 こうして迫りくる危機が少し伸びて

楓達は組織作りを開始するのであった……


いよいよ日本編が始まります!


次話もよろしくお願いします!



【作者からのお願い】


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作品を読んで面白いと思われた方、続きが気になるぞ!と思われた方は、是非とも評価をお願いいたします。


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