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11「絶望」

初めて書いた作品なので読者の皆様、どうか温かい目でよろしくお願いします!感想や今後の展開などのご意見をいただけると嬉しいです! ブックマーク・評価も執筆のモチベーションになります!


何卒よろしくお願いします


ーー核シェルター



「陛下! なりません!! ここにいても何もできないのはわかります!我々は外で起きていることを指を加えて見ているしか出来ないのです……!」



「今、映像を見る限り彼らのおかげでだいぶ数が減り戦場は落ち着いてます!


わたくしは外に少しでも早く出て、国を国民を見たいのです!!


それが今なのです!!

一瞬だけでもいい、声をかけたいのです!!」



「国の命令なのです! 陛下!!

そう言われましても、陛下にはここにいてもらいます!!」




「そうですか……では……仕方ないですね

ここに!シャーロット・レイ・フィーリアより命ずる!!

ここにいる付き人、兵士達の任を解く!

扉を開けなさい!!

ここからは私の自己責任です!」



「陛下それは……あんまりではありませんか!

任を解かれたとしても陛下を1人で出させるわけには行きません!!

我々も自己判断で陛下についていきます!」




「あなた達……分かりました!宜しくお願いします!」


(楓様、あなたの演説が私の心の迷いの鎖を切ってくれたのです!)




ーーそして現在




「なんで、女王が外に出てるんだ!!」



ーー国民や軍も目を疑った!



「国民の皆さん!兵士の皆さん!そして世界中の皆さん!


私達は強い! 人類は決して諦めることをやめない限り絶対に負けはしません!!

世界中が一つになり手を取り合うのです!


そして侵略者を討ち滅ぼすのです!!」


ーー世界中、イギリス中が反動をつけて大きな歓声に包まれた!




ーーーーー



ーー楓サイド


「あれが女王様か、良いこと言うねー!!」


ーー楓は何故か本能的にある異変に気が付き上空を見上げた……


「ん? なんだ……あれは……?」




ーー女王による演説で世界中の士気が上がった!




ーーだがこの時、女王が現れた為に宇宙船では目覚めてはいけない奴が目覚めてしまった!




ーー宇宙船の謎の文字がWAVE1 BOSS

という文字に変わり何かが降りてくる!




 そこには上空にたたずむ真っ黒い鎧を着た騎士! そして、他のヴォロスとは次元が違う恐ろしいオーラを解き放っている!

まさに二次元で出てくるような暗黒騎士の姿であった!




その背後にはこれ程までにない大群のヴォロス!

そして、暗黒騎士達はゆっくりと降りてくるのであった……





ーー楓サイド


楓は震えながら唾を飲んだ!



「こいつは、やべぇ!マジで尋常じゃねー圧とオーラだ!!」




ーーそして楓はとっさに大きく息を吸いこみ叫んだ!!



「ここにいるやつは今すぐ、全員王宮の反対側に全力で逃げろー!!!!」




ーー楓の近くにいた国民達は大パニックになり!

全速力で走っていく、次第に他の人にも危機が知り渡り、街中でパニックが起こった!




「あの鎧のやつだけは俺と慶悟でしか対応出来ないな……!

死ぬ気でやらねーとこっちが死ぬ……!」




ーーーーー




ーー慶悟サイド



「なんだ、あいつ……!

そしてあの数のヴォロスは!

あの鎧のやつ、今までの比じゃない強さだ……

あれがWAVE1のボスか……

楓と俺で死ぬ気でやるしかないな!」





「全軍に次ぐ!!王宮を絶対に死守せよ!!

攻撃体勢!!」





「将軍! 俺は楓とあの鎧をやる!

軍の指揮は任せるあとは頼んだ!

それに陛下を今すぐ避難させないと!」






ーー王宮にて


「あれが、あの宇宙船のボスなのですか……

何とおぞましい……」




ーー慶悟が王宮前から陛下に向かって逃げろという




「陛下!!今すぐ……」





ーードッガーンッ!!


空にいたはずの暗黒騎士が一瞬にして王宮に突っ込んで行った!




「陛下ーー!!!!」





ーー慶悟も王宮に飛んで行った!!



陛下は無事たが他の護衛がやられていた!


慶悟はすかさず強烈な炎拳を繰り出す!!




「うぉぉおお!! 炎拳!!!」




ーー炎拳は漆黒の盾でガードされた!

暗黒騎士はびくとも、かすり傷さえなかった!



「くっ!傷すらつかないのか! それに近くにいるだけで押しつぶさそうになるこの圧力……」




ーー慶悟はそんなこのよりも同じ戦場にいる陛下を抱き抱え安全な所まで連れて行くのだが、暗黒騎士も追いかけてきた!!




「なぜ、ついてくる!

まさか……陛下を狙っているのか!!

くっそ!楓!まだか!早く来てくれ!!」



ーー慶悟は陛下を抱き抱えたまま

炎を使い猛スピードで飛んだ!!それは楓に場所を教える為でもあった!



ーーその時!

雷鳴と共に飛んできた楓は暗黒騎士の頭上から特大の雷刀を喰らわす!!



「落ちろーぉぉおおー!!!」




ーー暗黒騎士は盾でガードした!


雷刀と盾がぶつかった衝撃で辺り一体にイカズチが落ちる!!


楓のおかげで数秒が稼げた!!




 慶悟はその隙に遠くまで飛び

安全な場所に陛下をとりあえず隠した!




「はぁ、はぁ、陛下……ここで少し待っててください!

決して!動かずにお願いします!!

では行ってきます!!」





「あ、待って……どうか無事で……」




ーー慶悟もすぐに楓のとこに向かった!





暗黒騎士に圧倒される楓!!



「はぁっ! くっ!! うわーぁぁ!!」



 暗黒騎士の強烈な一振りが空を切っただけで吹き飛ばされた!



ーー地面に落ちる!




ーードガーンッ!!




ーー楓は地面に叩きつけられ、全身に強烈な痛みが走り、初めて口から血が出る……




「楓ーーー!! はぁはぁ……大丈夫か?

あいつは次元が違う!いくら俺たちが前より強くなったからと言ったって、今回は本当にやばい!

楓、どうしたら……いいんだ……?」




ーー楓は苦しそうにしていたが、無理やり笑顔になり慶悟にこう言い放った!



「慶悟……あいつ上から高みの見物してやがる!

だから俺たちで落としてやろーぜ……


今こそ限界超えて大技でもイメージしてやるしかねーよ


それでかすり傷でもつけられたら、連発でも何でもして意地でも倒さねーと、世界が終わる……



軍の奴らで他のヴォロスを食い止めてくれてるが時間の問題だ!

だから俺らであいつを何とかするしかねー!!

気合いれるぞっ!!!」




「あぁ、でもこんな時に他の覚醒者でもきてくれたらなんてっ、楓の演説、喧嘩うってたかんなー

来るわけないか笑」



「珍しく弱腰だな! ゴリラッ!

俺だってこぇーんだよ……でも今は俺たちでやるしかねーんだっ!」




「そーだよな!すまん……」




ーー慶悟は楓に言われたことを深く心に刻み大きく深呼吸をした!




「よし!!覚悟はできた!!

行こう楓!!」





「おう! いくぞっ!!!」


ーー2人は暗黒騎士の所まで勢いよく飛んだ!


そして瞬時に間髪入れず、雷刀と炎拳を使い暗黒騎士に連続で叩き込む!!

 


だが暗黒騎士は全てを受け切り!

暗黒騎士からの反撃の猛攻を喰らってしまう!



漆黒の大剣を振りかざす!!



ーーンッ!!




楓と慶悟は2人でガードするも威力が強すぎて

数キロ吹き飛ばされてしまった!




ドッガーンッ!!



「ぐはぁっっ!」



ーー吹っ飛ばされた2人は壊れた民家にぶつかる!

パラパラと瓦礫が落ちる…….




そして暗黒騎士は、一瞬で楓と慶悟の所まで行く!



すかさず強烈な斬撃が2人を襲う!




ーースパァーーン!!




辺り一体を吹き飛ばす威力!




 2人は間一髪避けるも風圧と衝撃でさらに吹き飛ばされた!




ーーくっはぁっ……!




……「あいつの攻撃を交わすので精一杯かよっ……

もろに喰らった時点で確実に死ぬな……

時間もねーし。最悪の状況だ……」




「楓……もう大技でやるしかない!

俺の大技は……今の状況で二発が限界だ!」




「俺は一発が限界……でもやるしかねー




俺が雷歩と雷刀であいつの注意を引く! 

隙があれば、お前はその大技を全力でやってくれ……




その具合を見て俺も大技を繰り出す!!


この作戦に全てを賭けよう……」




こうしてイギリス最後の戦闘が始まるのだった……





読者の皆様!読んで頂きありがとうございました!

次話もよろしくお願いします


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作品を読んで面白いと思われた方、続きが少しでも気になるぞ!と思われた方は、是非とも評価をお願いいたします。


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