01「始まりは突然に」
皆様貴重なお時間をこの小説に費やして下さり心から感謝致します!
今後とも宜しくお願いします!
習作なので読者の皆様、どうか温かい目でよろしくお願いします!感想や今後の展開などのご意見をいただけるとすごい嬉しいです! ブックマーク・評価も作者の原動力になります!
どうか宜しくお願い致します!
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マヤの予言 2012年12月21日人類は滅亡すると言う都市伝説で世界中が騒然となった。
当時16歳高校一年青春真っ只中、俺はそんなことはあるず無いと少し小馬鹿にしていた……。
だが8年後まさかあんな事になるとはこの時思いもしなかった。
そしてこの物語がいずれ伝説になるということも……。
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………時は8年後の2020年 12月19日 土曜日
アラームが鳴り、起きる。
そしてまたいつも通りの朝が来た。俺はコーヒーを入れ朝食を食べ、仕事に出かける。彼女も居ないごく普通の社会人6年目だ。
俺は高校を卒業後、すぐ社会人となった。
毎日仕事に行き。家に帰る。そんな毎日の繰り返しでつまらない為、最近は暇つぶしで買ったラノベを読んでは頭の中で自分を主人公にしたバトルシチュエーションや、ハーレムな事を想像して楽しんでいた……。
そしてまたいつも通り、アパートに帰り暇すぎてやることが無くなった俺はふと、高校時代に流行った都市伝説を思い出し、スマホで片っ端から都市伝説について検索しまくった。
意外に面白くなってきたので、時間を忘れて調べていた。 俺はこの時、人類滅亡系調べていた。
検索表示には8年前に流行った【マヤ文明の人類滅亡】というサイト名が一番トップに現れていた。
俺はそのサイトをクリックせず一番下にスクロールした。
すると【マヤの真実】というの見た事ないサイト名があり俺は興味本位でそれをクリックしてしまう。
するとあるサイトに飛ばされ、そこには誰が書いたかもわらないマヤの研究内容見たいなものが一面に書かれていた、書かれていることが難しく、全て読むのをやめようとした時! 俺はある一文に目が止まった………。
《2012年12月21日は始まりすぎない、本当の意味でこの日人類は滅亡したのだ》
俺はまだこの時、この一文が意味する事がわからなかった。
そして明日、高校時代から一緒にいる月一で【非リア充共の会】と言う呑み会がある。俺はこの話をネタとして話そうと考え、寝た。
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ーーー翌日 12月20日
居酒屋に着き、みんな揃っていた。
(ここで俺の唯一の友と自分の自己紹介をしよう!)
俺は鈴木楓
幼少期両親が離婚し親父と二人暮らしをしていた。厳格だった親父は剣道の師範で俺は小さい時から嫌々稽古をつけられていた。その為実力はそれなりにある………。
高校生なったぐらいから親父とは上手くいかず
剣道も辞めて俺はアパートを借り、以後ずっと一人暮らしである。流石に困った時は親戚のおばさんに頼んでいた。その為人より苦労してきたつもりだ。
岩本慶悟
通称ゴン
高校時代は陸上競技で全国大会に出場するほどの実力があった。だが顔が強面の為女子からの人気は無かった。現在はその体格、身体能力を生かし都内で警察官として働いてる。俺からしたらエリートだ。
柊木一
通称シュウ 苗字の頭をとってつけた
高校時代はものすごくクールでイケメン。
女子からの人気は絶大、だが恋愛というものに興味は無く、また俺らにしか心を開かなかったため
俺らと非リア充組に。
得意な事は1からパソコンを組み立てたり昔から機械には強かった。その経験値を生かし今は大手車メーカーの研究者として働いている。
竹中貴大
通称 貴大
高校時代にワケあって転校してきた
タカヒロは天才、学問においては全国模試で一位を取るほど、東大でさえ余裕で入れるくらいの天才であった。竹中半兵衛の子孫とかなんだかで、まぁ色々あるみたいだ。
だが運動に関しては人並み以下だ。
高校時代、それが原因でおじいちゃんといじられていた。だが現在は天才生物学者として研究所で働いている、こいつもまたエリートだ。
飛田椋
通称リョウ
高校時代、一人で自転車で日本一周をしたりヒッチハイクの旅に出るような男。
行動力や、ポジティブでは右に出るものはいない。クラスのムードメーカーだった。
現在は冒険家として自分のやりたい事一筋に世界中を飛び回り頑張っている。
(何せ俺はこいつらより、劣っているのだ。)
そして俺は集まったみんなにその都市伝説の話をした、みんなは食いつくように聞き、その討論で盛り上がった。
ーーー4時間後……。
みんなと解散し俺はアパートに戻った。
そして俺はテレビをつけベットにバタり、そのまま寝てしまった……。
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ーーー翌朝 12月21日
(国民保護サイレンが鳴りつづいてる)
俺は不気味なサイレン音が鳴り響いている為、何事かと思い目を覚ました。そして、付けっ放しのテレビを見た。そこに映っていたのは……。
俺は一瞬にして眠気が覚めた!
慌ただしい様子でニュースキャスターが読む。
〜緊急速報です〜
今日午前7時18分頃 東京都、大阪府、北海道の3箇所上空に突如、未知の飛行物体が現れました。
政府は緊急対策チームを発足し全力でこの状態を調査し打開する様努めるとのこと……。
日本国民の皆さんは状況が分かるまで外出は控え命を守る行動を取るようにしてください。
また新しい情報が入り次第お伝えします。 繰り返します……。
朝早く外にいた数多くの人々は呆然とその物体をただ見ていることしかできなかった。最初はパニックにもならずいたが徐々に恐怖により外にいた人々はパニックを起こし始めていた!
楓も突然の事過ぎて焦っていた! そして楓はそーっとカーテンを開ける、そこにはとてつもなく大きい飛行物体があった。
まるでSF映画に出てくるような宇宙船だ!
「おい嘘だろ?! 何でいきなり!」
俺は何故か慌てて慶悟に電話した!
「もしもし! 慶悟か?! この中継見てるか?」
「おう……。 見てる。というか休みなのに全部署の警察官まで借り出されてこうして現場にいる。これは相当やばいぜ、さっきまで人々を避難させるので一苦労だったよ。 今休憩中だが」
「なぁ、これって昨日ふざけて話してた事が起きちまってるよな……。 マヤの予言は侵略が有力とかなんとかってあれ? どんな事言ってたけ?」
「覚えてないのかよ! 確か仮にもし侵略してくる場合、あいつらには目的があるとかって貴大が言ってたな。地球は宇宙にとっても珍しい星でどんな生物が住むのにも適応能力をもってるし資源が豊富だから植民地にしに狙いに来るんじゃないかって」
「それと椋が言ってた。地球の核脈から稀にこの世界の地上に突如として現れる珍しい結晶。確か名前は………。 そうだ【アステラス】だ!! それを見つけるのが椋の夢でもあり、宇宙人共はその結晶を求めているとかって、知り合いの学者がそう言ってたとか言ってたな。 まぁこんな仮説ばかり討論してたけど、実際現れるとそんな事どうでもよくなるよなぁ………」
「あー。そうだそんなこと言ってた! 確かにどうでもよくなる! でもまさか本当に現れるなんて思いもしなかったよ。ただの都市伝説が本当になるなんてな、俺らこのまま死ぬんだよ」
ーーー楓の発言に慶悟は沈黙する。
「あ、すまん! 集合がかかった! まぁ気を付けろよ! また電話する!」
「おう。 お前も気をつけてな!」
俺は少し冷静になって頭の中を整理した。
テレビの情報を頼りにあらゆる想定をした。
だが、日本中もまた、混乱して対策すら考え付かない状況にあった。
数分が経った後。突然貴大から電話が来た。
「もしもしっ楓!? 聞こえるか? 突然だが昨日話してた事で大事な話があるんだ!」
慌てている様子で話してきた。
「昨日帰った後、宇宙科学者の真壁博士から突然
電話があって今地球に大きな何かが近づいて来ている! 至急協力してくれって頼まれて研究室に向かったんだ」
「そこで俺は博士から色々聞いたんだ。この侵略には未知の周波数による交信の前兆があったらしく、それを宇宙局は何かの衛星トラブルとして無視して対処しなかったこと。そしてここからが重要で、博士によるとマヤの予言は人類滅亡ではなく時代の終わりの事を指していたんだ。」
「要は2013年から地球は宇宙に漂う高次元エネルギー《フォトンベルト》に1万6000年周期で突入する。その事で新たな時代が始まる。 そう言いたかった様なんだ。」
「フォトンベルト? 話が入ってこねーよ!」
「楓。いいか? フォトンベルトに入ると地球では環境が大きく変わったり、天変地異が起きるんだ! だがまだ入ったばかりで大きな変化は無い。 だけど2016年頃にフォトンベルトの高次元エネルギーによって身体的影響もあると報告されたらしい。」
「影響? どんな影響なんだ?」
「影響というのはDNAの覚醒! その影響を受けた者は現在までに世界中で7人確認されていて。そして7人は極秘の調査チームに引き取られ、調査実験が行われたらしい、その後の詳細は分からない様なんだ……何せ極秘だからな」
「だが真壁博士はその調査に少しだけ関わってたらしく、関係者から調査報告書を見せてもらったらしい。」
「内容は、本来DNA螺旋は2本しかないとされていたが、本当はDNA螺旋が何本か存在していて、フォトンベルトの影響により一本が出現し、三本の螺旋を持つ者が7人誕生したみたいなんだ。 これが覚醒による影響の事らしい。」
「しかもこの覚醒をすると主に超人的身体能力、IQ300以上という人間離れした現象が起こることが確認されている。この螺旋が増えるたびどんなことが起きるかは正直、生物学的にも分からない……」
「ここからは真壁博士の仮説だけど、地球は生命体その物で、俺たちは地球を守る武器でしか無くこの日が来るのを想定していて、侵略してくる迄の8年で世界中の人々を覚醒させようとしていたのかもしれないと。フォトンベルトのエネルギーを地球が意図的に浴びて、無理のない程度に俺ら人間に与えて全人類に覚醒をさせあの宇宙人達と対抗させようとしていたのかも知れないと言っていた。」
ここで楓はあまり壮大で過ぎる難しい話にまらず口を挟む!
「え、ちょっと待ってくれ、話が急にファンタジーになって混乱してんだけど。要は俺たちはその覚醒をして宇宙人共をぶっ倒すって事? でも8年で7人しか居ないって、そんなの今さら無理だろ! そもそも覚醒したからってあの宇宙人達を何とか出来るのかよ! 何の保証もないだろ!」
「あぁ、確かに保証は無い! でも今は待つしかないないんだ! 俺たち科学者が必ずその覚醒の法則を探すから! 今は信じてくれ。それに楓に話したのは信じてくれると思ったからだ」
俺は少し冷静になった。
「分かったよ。一応話を信じてみるし、何より俺を信じたお前を信じるよ!」
「ありがとう楓! 必ず覚醒させるから! あ、そうだ! 日本政府が研究者チームを召集したおかげで俺は行かなきゃいけないんだった。また随時何かわかったら連絡するよ! じゃあな! 死ぬなよ」
「おう、頑張れよ天才! おい! フラグたてんじゃねーよ!」
この時俺は正直、急にこんなファンタジーな展開になった事に動揺していたが、とりあえずこの大事な話を椋、慶悟、一にすぐに電話で伝えた。
そして伝えた後すぐに電話局が混雑して繋がりずらくなり、食料、水の買い込みが日本中で行われた。
俺は朝一近くのコンビニに行き食料、水大量に買い込んでいた為家に引きこもっていた。
上空には巨大な未知の物体、なにせ落ち着かない!テレビの中継では軍がヘリや戦闘機を飛ばし辺りを調査してた。
軍からの応答に返事はなく、ただ調査、警戒を続けるしかなかった。
そして、日本中が混乱の中、夜になってしまった。
日本からの対策としては家から出ず自分の命を守る行動取るとしたものだった、そして調査してわかった事もある。
宇宙船の横には大きなモニターがありそこに謎の文字とデジタル時計が動いていた……
そしてこの宇宙船が日本だけではなく、世界中の都市の上空にも実現していたと言う事がわかった!
世界中の軍は万が一の為に厳重戦闘態勢を取って待機していた。そんな中イギリス、ロンドンでは時差の影響のせいかその謎のデジタル時計が間もなく0になるとこまで差し迫っていた……。
こうして突然始まってしまった……。
俺たちの地球を守る戦いが。
最後まで読んで頂きありがとうございます!
どうか皆様、しがない作家ではありますが、
少しでも興味惹かれましたら、次話の方も宜しくお願い致します!
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