7話 実技の時間
と、基本的な属性の紹介が終わったところで俺たちは、学校でいう運動場、ここでは鍛錬場と言う所に連れていかれた。
「じゃあ、実際に魔法を使ってみるぞ。
魔法の使い方はさっき説明した通りイメージだ。
火の玉を敵に向かって打ちたいと強くイメージすると敵に向かって火の玉が飛んでいく、これは無詠唱になる。
普通のやり方は詠唱をして、その詠唱によりイメージを自然に出来るようにするのだ。
手本を見せるから見てろよ」
「火球よ、我が敵に向かいて、焼き尽くせ」
と言うと、ゼラ先生の前に直径30センチほどの火の玉が壁に掛けてあった的に向かって飛んでいき、的に当たった瞬間に的を焼き尽くしてしまった。
「このように使うのだが、詠唱は自分で考えて使うようにするといいぞ。
その方がイメージ力が湧くからな。
さぁお前らも試してみろ」
と言われ俺たちは、先ほど言われた通りに火魔法の火球を使った。
しばらくすると、周りで
「おぉ!ステータスに火魔法が追加されてるぜ!」
と言う声が上がり、俺もステータスを確認すると、
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ステータス
種族:龍人族
名前:氷薔薇柚季
職業:魔剣士
レベル:1
能力値
体力:25000
魔力量:50000
筋力:1500
魔力:3000
知力:2400
俊敏:2500
幸運:1000
スキル:
・剣術LV2・火魔法LV1・氷魔法LV2・植物魔法LV2・魔力制御LV3・鑑定・言語理解
加護:
・フロスティアの加護LV10
・創造神の加護LV10
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となっていた。
みんなもステータスを見たようで次々声を上げていった。
「今覚えた火魔法は、もともと持っていた属性魔法よりは才能がないという事になる。
だからこれからは自分の元から持っていた属性の魔法を使うように!
あと、最初から派生魔法を持っている人はその元となる魔法も他の魔法より才能があると思うぞ。
では、各自自由に魔法の練習をしてくれ。分からないことがあったら私に聞いてくれ。」
とゼラ先生が言った。
それから日が暮れるまで魔法の練習をし、ご飯を食べお風呂に入り部屋に戻った。
今日の魔法の練習で疲れたのか俺はすぐに部屋のベッドで寝てしまった。
部屋に付いている窓から誰かが見ているのにも気付かずに
今日は2回投稿です!
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