表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
69/71

63話 人間をやめるぞぉ!!

 俺は魔国の冒険者ギルドに来ている。


 人族の冒険者ギルドは国から独立してギルドとして各国に広がっていたがこの冒険者ギルドは人族の真似をして作られたものらしい。


 中もほぼ人族の冒険者ギルドと同じだが1つ違うところは酒場に酔っ払いがいない事だろう。

 そして喧嘩をふっかけてくるやつも居ない。


 人間達より魔族の方が紳士じゃん!


 魔族の方が助け合い精神が強いみたいだし。

 あ、またやってる。


「おい!てめぇ!冒険者になるの初めてだな!」


「は、はいぃぃ、そうですけど……」


「なら丁度いい!俺と一緒に依頼受けにいくぞ!」


 と言葉遣いはアレだがふつーにいい奴らだ。

 ちなみに今のは狼の獣人が狐の獣人に言っていた。


 酒場で昼ご飯を食べている黒い全身鎧を着た騎士はめっちゃ丁寧な仕草で料理をもらいスプーンを手に取り頭を取って、取って?………あぁデュラハンか。あれどうなってんだろ。頭取ってから食べてるぞ。不思議だなー


 俺も依頼を取って受付に持っていくと受付嬢の背中に6枚の真っ白な羽が左右3枚ずつ生えていて頭にはどこかで見た事ある天輪が乗っていた。というか浮いていた。


「天使?」


「そうですけど初めて見ました?」


「いや、天使って魔族なのかなーって思って。」


「いえ、我々の種族は翼人(フリューゲル)といいまして昔から神の使いとされていましたので公には天使の名乗っています。」


「そうなんですか。それにしてもいろんな種族の方がいらっしゃるんですね。」


「いや貴方も相当珍しい種族ですよ?」


 そっか俺龍人だったわ


「あっ、この依頼お願いします。あとこの冒険者カードって使えますか?」


「使えますよ。ここの魔道具も元々は人族からパクっゲフンゲフン盗んできたものですから。」


「誤魔化してるようですがなにも変わって無いですよ。」


「では冒険者カードをください。」


 無視されたし…


「Aランクとは凄いですねー」


「気持ちがこもってないですね。」


「めんどくさくなりました。

 では行ってらっしゃいませ。」


 じゃあ行くかー。

 確か天使って翼の数によって位階が違うんだよな。

 6枚ってどんなもんだっけ?

 まぁいいか。


 依頼はヘルハウンドの討伐だな。

 場所はヘルフォレスト。

 ここから10分近く歩いた所の森だな。


 さっさと森に行ってヘルハウンドを狩る。


「そういえば最近ステータス見てないな。ステータス」


 ________________________

 ステータス


 種族:龍神族

 名前:氷薔薇柚季

 職業:龍魔剣士

 レベル:257


 能力値

 体力:8200000

 魔力量:16500000

 筋力:970000

 魔力:1800000

 知力:1300000

 俊敏:1600000

 幸運:1000

 

 スキル:

 ・剣神LV10・神炎魔法LV10・神水魔法LV10・神風魔法LV10・神土魔法LV10・神聖魔法LV10・神黒魔法LV10・神氷魔法LV10・植物魔法LV10・神雷魔法LV10・時空間魔法LV10・魔力制御LV10・龍神魔法LV10・魔眼・龍化・半龍化・魔纏・鑑定・言語理解・覚醒・大罪


 加護:

 ・フロスティアの寵愛LV10

 ・ライゾネスの加護LV5

 ・創造神の加護LV10

 ・魔法神の加護LV10

 _________________________

 


 ふぁ!!!!!!!


 なんか変なことになってるぅぅぅぅ!!!


 レベルはまぁいいとしてスキルがやばいことになってる!


 元々剣術のスキルだったのが剣神になってるし魔法とかも全部神ってついてるじゃん!

 通りで最近魔物が一撃で死ぬと思ったよ!


 能力値もヤバイし!


 ん?あれれー?おかしいぞー?


 ぐふぅぅ………俺いつのまにか人間辞めてる……


 これはあれだな…俺は人間をやめるぞぉ!!ジ○ジ○ーー!!みたいな感じだな。

 

 龍人の時はまだ龍()だったのに人の文字が消えた。


 …………まぁいいか。


 じゃあヘルハウンド狩ったし戻るか……


 俺は魔国の冒険者ギルドに戻ってそのまま城に帰ってアリアと色々話すのであった。まる

ブックマーク登録や評価よろしくお願いします!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ