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50話 闘魔祭後の宴会

「じゃあ宴会始めるぞ!」


「「「「おぉ!!!」」」」


 あのあと奥様が3時間で手配をしてくれて闘技場のステージに机が運び込まれ、その机の上に料理がたくさん乗っている。


 酒もたくさん準備したようだ。俺たちの金で。


 俺は隅の方で1人食べたりしていたがそこに料理を持ったアイリスがやってくる。


「この宴会の出資者がなにやってるの?」


「俺はこっちの方が合ってるからな。」


 その後も俺は隅の方でまったりと食べたりしていたが俺の知り合いはちょくちょくこっちに来てくれた。


 夜9時ごろ、始まって3時間が経とうとしていた時にはもう殆どの人の意識はなかった。


 意識があったのは酒を飲んでいないやつくらいだ。



「酒くっさ。

 はぁ、なんで倒れるまで呑むかなぁ」


 闘技場のステージは倒れた人で踏む場所も無いほどだった。


 視界の端に見覚えあるやつが映った。


「なんでミルも飲んでんだよ。

 クレナもか………」


「んむぅ、柚季だいしゅきぃ」


 と俺がミルとクレナを介抱しようとした時ミルの口からそんな言葉が聞こえてくる。


「なんか聞こえたけど気のせいかな?」


 俺はそう思うことにして俺が泊まっている宿にミルとクレナを担いでかえる。


  「どれだけ金使ったのかな………」


 そんな事を思いながら……….



<><><><><><><><><><><><><><>

 次の日


 街の冒険者などは二日酔いで今にも死にそうになっていた。


 街のそこら中から「頭いてぇ!」「うぇぇ、気持ち悪る」

 などといった声が聞こえる。


 ミルとクレナも起きた時に二日酔いになっていた。


「今日はどうする?」


「今日は休む。頭痛い。」


「昨日酒飲みすぎたって」


「だって……飲みたかったんだもん」


 なんかいつもより幼児化してるぅー

 いつも真顔で淡々と話してるミルがもんって言ったし!ふぁぁぁぁ!!


「じゃあ明日になったら何処行くか決めとくか。」


「うん。」


 すると後ろでぐだぁっとしていたクレナが

「なんで私にも聞かないの?」


 と俺を見つめてくる。


「うっ、ごめんごめん次からはちゃんと言うから!」


「約束だよ!」


 となぜかクレナと約束することになってしまった。


 俺は自分がとっている宿の部屋に行き武器を取り出す。


「うーん、やっぱりこれ欠けてるよなぁ」


 俺が見ているのは昨日の魔物と戦った時に刀で切った時に切っ先から欠けて刀全体にヒビが走っている。


「スキルに不壊ってあったのになぁ」


 そう、この刀は結構乱暴に扱っても折れなかったがあの硬い鱗を斬ろうとした時、切れずに欠けてしまったのだ。


「新しいの買いに行くか?」


 俺は出かける準備をしてこの学園都市にある武器屋に行く。


 武器屋らしいところに着くとなにやらいい合いをしている人がいる。


「てめぇみてぇな武器を武器と思ってねぇゴミ野郎はここに来るんじゃねぇ!うせな!」


「ちっ!誰がこんな店来るか!」


「はぁ、近頃の若いもんは」


 と言いながらおじさんは店の中に入っていく。


 俺も店に入っていくと


「いらっしゃい。どんな武器をご所望で?」


 とさっき怒鳴っていた人が丁寧に言ってくる。


「あ、あぁ刀が欲しいんだ。

 前のやつが欠けちまってな。これ一応見てもらえるか。」


「あぁ、こりゃ確かにもう使えねぇな。

 ただこれを材料にして打ち直すことは出来ると思う。

 ここの設備じゃ無理だけどな。

 これの故郷に行けば出来ると思うぜ。


 お前さん人間じゃねぇーな?」


 俺はその言葉を聞いておじさんを鑑定するとドワーフだった。


「あぁ、俺は龍人だ。」

「じゃあ教えられるぜ。俺の故郷。ドワーフの里の場所。」


 と言うことになって次行く場所はドワーフの里に決まった


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