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4話 1日の終わり

 そして、メイドさんのミルティーさんに部屋に案内されてから2時間が経った頃、部屋の扉がノックされた。


「氷薔薇様、お食事の準備が出来ましたので食堂に向かいます。

 準備をしてください。」


 と言われたので俺は


「わかりました。

 すぐ行きます。」


 と言い扉を開けて、ミルティーさんについて行った。


「ミルティーさんって今何歳なんですか?」


「私は17歳ですよ。」


「そうなんですね。

 俺より年上なんだ。」


「はい。」


 ・・・・・(会話が続かねぇー、なに話せばいいんだ?)


 と考えているとミルティーさんが足音を立てずに歩いていることに気づいた。


「ミルティーさんはなんで足音を立てずに歩いてるんですか?」


「メイドだからですよ。」


 と言ったので俺は


「メイドって凄いんですね。」


「えぇ、メイドは凄いんです。」


「着きました。ではお入り下さい。」


 と言ってミルティーさんが食堂の扉を開けて席まで案内してくれた。


 そして、俺が席に座るとミルティーさんは俺の後ろに立っていた。



 すこし待っているとクラスの人達が全員席に座って食事をしようとしていた。


 この食堂は某魔法映画ハ○ー○ッターに出てくる食堂のような感じになっていた。


 王が席に着くと俺の目の前に給仕?の人がご飯を置いていった。


 そして、王が話しだした。


「勇者方よ、我が国いやこの世界は魔王によって滅ぼされようとしている。

 世界各地に魔物を放ち、人族を攫い奴隷化している。

 それを解放するためにお主達には魔王討伐をしてほしいのだ!

 いいか?」


 と言うと、クラスのみんなが


「やっぱり魔王だったか」


「魔王と戦わなくちゃいけないのか?

 そんなのいやだ!家に帰せ!」


「なんでこんな知らない世界を救わないといけないのよ!」


 などと騒ぎ始めたが、ザ・勇者の神崎光輝が


「みんな!この世界の人が困ってるんだ!みんなで一緒に魔王討伐しよう!」


 と、自信満々に言ったのでクラスのみんなは


「そうだな!光輝がいるなら倒せるよな!」


「こっちには勇者の光輝に聖女の天宮さん、剣聖の大輝そして、賢者の楪さんだっているんだ!すぐに討伐しちまおうぜ!」


「そうよね!光輝くんなら勝てるよね!」


 などまた騒ぎだした。


 すると王が


「では、勇者方は魔王討伐してくれるのか?」


「はい。俺たちは魔王討伐します!」


 と光輝が言った。


「そうか、よかった。

 これで世界は救われるな。」


「それではみなさん、明日はまず勇者方の戦闘能力の確認と魔法の練習をしましょう。

 みなさんはレベル1の状態で強いと言うだけでみなさんより、ステータスの高いものはたくさんおりますので、まずは戦い方などの訓練を1ヶ月ほど受けてもらいます。

 それから他の国に行ったりして、魔王討伐をしていただきたいと思います。」


 と王女様が連絡してきた。


「今日はもうおやすみ下さい。

 転移したばかりなので疲れているでしょう。ゆっくり休んで明日に備えてください。では」


 と言い王女様と王様は食堂から出て行った。


 そして、俺たちもメイドに連れられ自分の部屋に戻って行った。



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