3話 ステータス確認・続
「これは!
あなたが勇者様でしたか!
なんと強いステータスだ!
これなら魔王討伐も叶いそうだ!」
と王女の近くにいた宰相のような人が言ってきた。
そして、続いてクラスのみんなが鑑定の水晶でステータスを出していった。
(なんで鑑定の水晶でいちいち見るんだ?
自分でステータスって思えば見えるのに)
と思っていた。
そして、クラスのみんなの鑑定結果は
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ステータス
種族:人族
名前:天宮雪音
職業:聖女
レベル:1
能力値
体力:6000
魔力量:8000
筋力:100
魔力:800
知力:700
俊敏:200
幸運:250
スキル:
・聖魔法LV1・癒しの手LV1・鑑定・言語理解
加護:
・光魔神の加護LV1
・創造神の加護LV1
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ステータス
種族:人族
名前:久我大輝
職業:剣聖
レベル:1
能力値
体力:8000
魔力量:2000
筋力:800
魔力:100
知力:200
俊敏:600
幸運:150
スキル:
・剣聖LV1・身体強化魔法LV1・鑑定・言語理解
加護:
・剣神の加護LV1
・創造神の加護LV1
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ステータス
種族:人族
名前:楪瑠衣
職業:賢者
レベル:1
能力値
体力:3500
魔力量:10000
筋力:50
魔力:1000
知力:800
俊敏:100
幸運:100
スキル:
・賢者LV1・無詠唱・鑑定・言語理解
加護:
・魔法神の加護LV1
・創造神の加護LV1
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ステータス
種族:人族
名前:佐伯美鈴
職業:農家
レベル:1
能力値
体力:3000
魔力量:4000
筋力:300
魔力:400
知力:500
俊敏:100
幸運:500
スキル:
・植物魔法LV1・土魔法LV1・鑑定・言語理解
加護:
・豊穣の神の加護LV1
・創造神の加護LV1
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となっていた。
「皆さんすごいですね!
今までの勇者よりも断然強いですよ!
とくに!私としては佐伯様の農家が嬉しいですね!
人族の領土の端の方では食料が足りてなかったりしていたりするので。
そして、楪様も魔力量が10000で魔力が1000とはこれが成長したらどうなるのでしょう!
楽しみです!」
と王女様が一気にまくし立てて話してきた。
そして、最後に俺の番になった。
「さぁ、あなた様で最後ですよ。」
と言われ俺は鑑定の水晶に手を置いた。
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ステータス
種族:人族
名前:氷薔薇柚季
職業:魔剣士
レベル:1
能力値
体力:2500
魔力量:5000
筋力:150
魔力:200
知力:180
俊敏:250
幸運:1000
スキル:
・剣術LV2・氷魔法LV1・鑑定・言語理解
加護:
・創造神の加護LV1
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となっていた。
すると王女は今までのクラスのステータスを見てきた時とは違い苦い顔をしていた。
「氷薔薇様は魔剣士なのですね。
いや、別に魔剣士が悪いと言うわけではないのですが魔剣士はどの職業の中でも器用貧乏になりやすい職業であまりよくない職業になっております。
でも!氷薔薇様は魔力量が勇者様に並ぶ多さなのでそれを生かして頑張ってください!」
となぜか慰められてしまった。
そして柚季のステータスを見たクラスの人は
「おいおい、俺たちの中で一番ステータスが低いぞ。
それに魔剣士って名前だけ聞いたら強そうだけど、器用貧乏になるって完全に落ちこぼれだな!」
と柚季をいじめている1人の坂口大介が言ってきた。
すると、王女が
「では、皆さまの部屋に案内します。
男にはメイド、女には執事をつけますのでなにかあったらメイドか執事に言ってください。
それでは夕飯の支度が出来るまでお寛ぎください。」
と言って、俺はメイドさんに案内され、部屋に入った。
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