35話 勇者達とダンジョン
風邪を引いてしまい調子が悪いのでいつも以上に文章が変になってると思いますが生温かい目で見てください。
柚季が流れ星を砕く少し前、勇者達は柚季達が流星群を見ていた場所から比較的近い位置に座って空を眺めていた。
するとどこからかわからないが声が聞こえてきて
「ミルさん!流れ星見えましたよ!」
と聞こえたのを元にたくさんの人が空を見上げる。
「おー、これは地球にいた頃でも見れない絶景だな。」
「そうですね!
私も山で一度見たことがありますがここまではっきりとは見えませんでした!」
と俺が言うと珍しく饒舌な茉莉花がそう返してきた。
そしてそれから流星群が流れ続け1時間が経過しようとしていた時だった。
いきなり流れ星が降ってきたのだ。
「なんだ!!」
と俺は言うと近くでも同じことを言った奴がいたようでその言った奴に近くにいたおばちゃんが
「あれは毎年同じ場所に落ちてくるのさ。
あの落ちてきた流れ星を使って一級鍛治師が武器を仕上げるんだそう。
まぁ初めて見た人には驚くだろうね。ハッハッハ」
と言ったのが聞こえてきたため俺はそうだったのかと納得し落ち着いていると周りからは「もう終わりだな。そろそろ帰るかー」などの声が聞こえてくる。
その声に混ざって話し声ではなく叫び声のような声が聞こえてくる。
「お、おい!あれを見ろ!」
とある男が空に指を指し上を見上げている。
俺たちもその声に従い上を見るとそこには巨大な隕石がここに向かって落ちてこようとしていた。
それを見た人達は一目散に逃げ出す。
「光輝!私たちも逃げるよ!」
と雪音が言ってくる。
そして逃がるために立って街の方に行くときに俺はあの氷薔薇柚季とすれ違う。
その氷薔薇のそばにとても美しい女性が立っている。
氷薔薇は逃げもせずただ立ち止まって下を見ていた。
俺はそれを横目で見てそのまま逃げる。
逃げていると俺達の前で逃げていた人が
「なんだあれ!流れ星に向かってなにか飛んでいってるぞ!」
といい俺達はそれを見るために止まり隕石を見る。
「陽毬!あれが何かわかるか!?」
と遠視スキルを持っている陽毬に言う。
「あれは槍です!金色に輝いた槍が隕石に向かって飛んでいってます!」
「槍だと?誰がそんな……」
そして、その槍は少しずつ隕石にめり込んで行き次の瞬間隕石を貫く。
槍によって貫かれた隕石はその貫いた中心からひび割れ人の頭ほどの大きさに砕け散る。
「うおぉぉぉーー!
誰かがやりやがった!流れ星を砕いたぞ!」
と叫び逃げていた人もさっきの星降る丘に戻る。
そして俺たちが見たものは星降る丘の頂上に突き刺さる氷のように透明な槍でその中に金色の紋章が浮かんでいる槍だった。
その槍を誰かが抜こうとするが槍は抜けずステータスに自信があるものでも抜けなかった。
「すごかったね。あんなに大きな隕石をたった一本の槍で貫いてた。」
「そうだな……」
「俺たちは逃げちまった。勇者なのによ。」
と今回の事でさらに頑張っていかないといけないと思った勇者達だった。
(まさかあいつじゃないよな。
でもあの場で逃げてなかったのは見た限りあいつだけ………
今回は負けたが次はやらせねーぞ)
と光輝は柚季に向かって一方的にそう思った。
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柚季サイド
「どうなってるんだ!!」
と俺がなぜこんなに騒いでいるのかと言うとその理由はステータスにあった。
あの巨大隕石を壊したあたりからとてつもない力が湧いてくると思いステータスを確認するとやばいことになっていた。
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ステータス
種族:龍人族
名前:氷薔薇柚季
職業:魔剣士
レベル:78
能力値
体力:240000
魔力量:370000
筋力:50000
魔力:90000
知力:60000
俊敏:100000
幸運:1000
スキル:
・剣術LV10・火魔法LV10水魔法LV10・風魔法LV10・土魔法LV10・光魔法LV10・闇魔法LV10・氷魔法LV10・植物魔法LV10・空間魔法LV10・魔力制御LV10・龍魔法LV3・魔眼・龍化・半龍化・魔纏・鑑定・言語理解・???
加護:
・フロスティアの加護LV10
・創造神の加護LV10
・魔法神の加護LV10
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となっていた。
「まずレベルがおかしい!前見たとき35だったのにいきなりなんで78になってんだよ!」
と今回隕石砕いただけで43もレベルが上がっている。
それによってステータスの能力値がえげつないことになっている
「もう俊敏が100000いっちゃってんじゃん……」
と諦めの境地に入っている。
「スキルも新しいの生えてるし……魔纏ってことは魔力を纏えるのか?
はぁー、まだやってないこととかいっぱいあるのにまた増える……」
とそのまま俺はダンジョンに向かう。
このダンジョンもステータスのゴリ押しで60階層まで来れるようになってしまった。
この60階層からは人類未到達領域なため極端に進むスピードが落ちたが1ヶ月もかからずに99階層まで行けてしまった。
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