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33話 訓練の時間

「いきなりですね。」


「キミはまだ龍の力を制御できていない。

 だからそれを制御出来るようにするための特訓」


 とミルさんにしては珍しく一気にたくさん話す。


「ん?俺が龍の力を持ってるってなんで知ってるんですか?」


「龍の因子を持ってるものは龍の因子を持っているものと引かれ合う。

 そして相手が因子を持っているかもわかる。」


 スタ○ド使いかよ!


「てことはミルさんも龍人なんですか?」


「気づいてなかったの?」


「はい。というかどこで見分けるんですか?」


 俺から見てもミルさんはまんま人間にしか見えないんだけど……

 あっ俺も見た目人間か


「龍を見極めるのはとても難しい…

 けど理屈がわかれば簡単」


「龍は特有のあるものを使う。

 なにかわかる?」


「あるもの……翼…違う、鱗…も違う。

 はっ…もしかして魔法ですか?」


「正解。答えは龍魔法。この魔法は龍にしか使えない。

 だからその魔法の波を感知出来るようになれば龍かどうかわかる。」


 初耳です。

 魔法に波とかあるの多分人間達は知らないんじゃない?


「あなたは何の龍の子孫なの?

 私はライゾネスの子孫だけど…キミは?」


 ライゾネス…知らない……


「俺は称号を見る限りフロスティアの子孫だと………どうしたんですか?」


「フロスティア……こわい……」


 とよく話を聞いてみると俺の先祖のフロスティアはこの世界で最強だったためたくさんやらかしたらしい。

 例えば森を全て氷にして樹氷を作ったり。

 例えばフロスティア以外の5龍にほぼ無傷で倒したり。

 例えば…例えば…

 など沢山の事をやらかして5龍達の子孫を躾ける時にフロスティアがくるぞ!

 と言って躾けたため怖いらしい。


 さっきかららしいらしい言ってるのはミルさんが幼児退行してしっかり話せないからだ。


 今も部屋の隅でフロスティアこわいフロスティアこわいとぶつぶつ呟いている。


 いやそれこっちの方がこわいよ!!


 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


「じゃあ訓練はじめる。」


「戻ったんで…「柚季はなにも見てない。いいね?」…はい!」


 めっちゃこえぇー目のハイライトが消えてるよ!


「ん、じゃあまず龍魔法の使い方からやる。

 この龍魔法は主に私たちが龍化した時に使う。

 だからここじゃ使えないからまた今度……」


(なにを教えれば……

 そうだたしか私に戦い方を教えてくれた人が

「ミルは戦いの才能はあるが人に教える才能はダメダメなのじゃ。

 お主が教える時はまず組手をやってみてそれで相手の出来てないところを指摘するやり方がいいのじゃ。」

 と言っていた。よし!)


「じゃあまず組手やる。」


 と言いミルさんは家に入って木刀と木剣を持ってきた。


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