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2話 ステータス確認

「さぁ、こちらに勇者方

 これから王と対面していただきます。


 王座の間に入り少し歩いたら止まって王に頭を下げてください。


 ではついてきてください。」


 と先ほど独り言のように叫んでいた人とは違う、落ち着いた宰相のような人がこっちに近づいてきて話しかけてきた。


 それに従ったみんなは祭壇から降りて、宰相のような人についていった。



 その間も俺は神に言われたことを考えていた。


(俺が龍の因子をもっている?

 なんで龍の因子なんて持ってるんだ?

 てか、日本にいた時に、無意識に魔法使ったって言ってたけどいつ使ったんだろ。

 そういえば、神がステータスあるって言ってたな。

 どうやって見るんだろ?)


 と思っていると、目の前に半透明な曇りガラスのような板が出てきた。



 ________________________

 ステータス


 種族:龍人族

 名前:氷薔薇柚季

 職業:魔剣士

 レベル:1


 能力値

 体力:25000

 魔力量:50000

 筋力:1500

 魔力:3000

 知力:2400

 俊敏:2500

 幸運:1000


 スキル:

 ・剣術LV2・氷魔法LV2・植物魔法LV2・鑑定・言語理解


 加護:

 ・フロスティアの加護LV10

 ・創造神の加護LV10


 _________________________


 となっていた。


 それを見た俺はこれはやべぇーと思った。


 神から見せてもらった一般人の冒険者のステータスは


 ________________________

 ステータス


 種族:

 名前:

 職業:

 レベル:1


 能力値

 体力:1000

 魔力量:1000

 筋力:50

 魔力:50

 知力:50

 俊敏:50

 幸運:100


 スキル:



 ________________________


 となっている。


 この一般人のステータスは剣士よりか魔法よりかで少し前後はするが大体このような値になる。


 つまり柚季は何十倍も能力値が高いのだ。


 そして俺はおじいちゃん神様が言っていた加護でステータスを偽装できると言うのを思い出し、ステータスを少し偽装したのがこれだ



 ________________________

 ステータス


 種族:龍人族(人族に偽装中)

 名前:氷薔薇柚季

 職業:魔剣士

 レベル:1


 能力値

 体力:25000(2500に偽装中)

 魔力量:50000(5000に偽装中)

 筋力:1500(150に偽装中)

 魔力:3000(200に偽装中)

 知力:2400(180に偽装中)

 俊敏:2500(250に偽装中)

 幸運:1000


 スキル:

 ・剣術LV2・氷魔法LV2(LV1に偽装中)・植物魔法LV2(見えないようにする)鑑定・言語理解


 加護:

 ・フロスティアの加護LV10(LV1に偽装中)

 ・創造神の加護LV10(LV1に偽装中)


 ________________________


 に、もし誰かが鑑定をかけてもおじいちゃん神様の加護LV10の力で全て偽装出来てしまうのだ!



 と、こんなことをしていたらいつのまにか大きくて豪華な扉の前にいた。


「さぁ、ここから先は王座の間だ。

 王に失礼の無いようにするんだぞ。

 じゃあ入るぞ」


 と言って扉を開けて入って行ってその後に俺たちはついていった。


 王座の間には王以外にも豪華な服を着た貴族のような人がたくさんいて、扉から一直線上に王座がありそこに王が座っていて、貴族たちは直線上にひかれている赤いカーペットを挟むように立っていた。



「あれが今代の勇者方か」


「いつも思うがまだ若いな」


「ふひっ、あの女ほしいなぁー」


 など貴族たちが騒がしく騒いでいた。

 っておい!最後に聞こえてきたのはダメだろう。

 と思っていると側にいた騎士に連れられてどこかに行ってしまった。



「さぁ、今代の勇者たちよ、わしに頭を下げるのだ。」


 と王が言ってきて、クラスのみんなは頭を下げ控えるみたいな感じな格好をしたが、俺はそのままめんどくさそうな体勢のままでいた。


「おい!貴様!わしが頭を下げろと申したのになぜ頭を下げない!

 貴様だよ貴様!

 おい!しっかりこっちをみろ!」


 と言ってきたので俺は


「いや、なんで会ったことも無いようなジジイに頭下げないといけないんだよ。

 頭下げて欲しいならもっと丁寧に話せよ」


 と言うと周りに控えていた騎士がこちらに槍を向けてきたが俺はなんとも無いと言う雰囲気をだし、めんどくさそうにしていたら、王の隣にいた女が


「お父様、別にいいじゃありませんか、

 頭を下げなくても。」


「そうか、では跪いている勇者たちもたってよいぞ。

 我が娘のティファーナに感謝するのだな」


 と言い、クラスのみんなは立っていった。



「ここからは私、ティファーナが説明させてもらいます。

 この後、皆様のステータスを確認する

 鑑定の儀を行いたいと思います。

 この鑑定の水晶を使うと鑑定結果が写し出されます。

 ではどなたからステータスを確認しましょう。

 どなたからでも結構ですよ。」


 と言うと、クラスのみんなが


「じゃあ、俺行っていいか?」


「いや俺に行かしてくれよ」


「最初は私よ!」


 などと騒ぎだしたが


「ここは俺が行かしてもらう。」


 とクラスの中でカースト制度トップの

 神崎光輝が名乗り出た。


 神崎光輝は容姿端麗、成績優秀、スポーツ万能の完璧超人だ。


 いかにもなキラキラネームに恥じない身長180センチ越えで誰にでも優しいという。だが、全て自分の言っていることが正しいと思う自己中である。


 そんな彼が一番に名乗り出た


 そして、鑑定の水晶に手を乗せると水晶から光が出て、水晶の上に照射されるように見えるようになった。


 ________________________

 ステータス


 種族:人族

 名前:神崎光輝

 職業:勇者

 レベル:1


 能力値

 体力:5000

 魔力量:5000

 筋力:500

 魔力:500

 知力:500

 俊敏:500

 幸運:100


 スキル:

 ・剣術LV1・光魔法LV1・聖剣召喚・鑑定・言語理解


 加護:

 ・創造神の加護LV1


 _________________


 となっていた。


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