22話 ダンジョン侵入
Aランクになった次の日、
俺は早速ダンジョンに行く。
冒険者ギルドに行き難易度Bランクくらいのものを取り受付嬢に渡してダンジョンに行く。
周りにいた冒険者たちは昨日ザクォーが闘技場で負けたのを見ていたため手を出して来なかった。
それどころか
「お、おいあいつって昨日ザクォーを半殺しにしたやつだよな?」
「たしかそうだった筈だぜ
ひぇー人は見かけによらないって言葉の意味を再実感したぜ」
と冒険者にしては随分と難しい言葉を慕ってるなと思いながら俺は早速ダンジョンに向かった。
この街はダンジョンの周りに円形に街が出来ており、そのダンジョンから門の方に亀裂が走るように7の大通りが通っている。
冒険者ギルドは第1大通りにあり第1大通りは門からダンジョンまで一直線に見える1番大きな通りなのだ。
そして、大通りがない反対側の街は歓楽街や娯楽施設がありその隣には現地の人でさえ1度入ったらしばらくは出られないと言われる道が入り組みまくったところがある。
そして、俺は第1大通りを通り大穴を何千年と開き続けているダンジョンへ入った。
「おぉー、すごいな………
壁ってやっぱりこういうゴツゴツとした石なんだな。
ザ・ダンジョンって感じ」
とダンジョンの道は幅6メートル高さ3〜4メートルくらいあり、一階一階がとてつもなく広い。
さらに下に行けば行くほど広くなっているという。
こんなことを考えていると曲がり角から毎度お馴染みのゴブリンが出てきた。
「グギャ!」
といいなにも持ってない素手でこちらに殴りかかってきたが俺はそれを見て腕を朧で切り落とし続けて首を切る。
首が落ちると同時にゴブリンの死体は灰になり消えた後には魔石が残っていた。
「へぇ、こんな感じで残るんだ。」
と言いながら俺は次の階層に行くために階段を探しに歩き出した。
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アリア視点
「ミルティーと帰ってきて見れば柚季は居なくなっとるしどうなってるのじゃ!」
「アリア様、柚季様が泊まっていた宿屋の主人に聞けば何かわかるのではないでしょうか。」
「おお!そうじゃな。
さすがミルティーじゃ!」
と言い柚季が泊まっていた宿屋の主人に会いに行きどこに言ったか聞くと
「柚季?
あぁあの坊主か、
あいつなら迷宮都市に行くって言ってたぞ」
「そうか!
ありがたいのじゃ!」
「情報教えてもらいありがとうございます」
とアリアとミルティーは言い早速迷宮都市に出発した。
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