16話 魔眼
武器の試し切りから1週間が過ぎ、また俺のところにアリアがやってきた。
1週間前に見た目の事を聞く事が出来なかったのでそれを今日聞くつもりなのだ。
「なぁ、1週間前に森で眼が変化したのってなんだ?」
「これか?」
とアリアは眼の色を赤から金になり魔法陣が書かれている眼に変わった。
「これは魔眼じゃな。
魔族が使える種族的な技能なのじゃ。
人族以外使う事が出来るのじゃ。
エルフ族は精霊の力を使って精霊眼
ドワーフ族も精霊眼じゃな。ドワーフ族は土属性よりの精霊眼じゃ。
魔族はそのまま魔眼
お主の龍族は龍眼が代表的な眼の技能じゃな。
けど魔族全体でもほぼみんな魔眼という風に言ってるのじゃ。」
「そうなのか。
じゃあ俺もその龍眼ってのを使えるのか?」
「そうじゃな、眼に魔力を集中させてみるのじゃ。
そうしたら出来るようになるぞ。
お主の魔力制御のレベルなら大丈夫じゃろ。」
と言われ俺はアリアがやった様に右眼だけに魔力を集中させた。
「おぉ、出来た様じゃな。
ほら見て見るのじゃ」
と言われアリアはどこからともなく手鏡を取り出した。
「それ、今どこから取り出した?」
「秘密じゃ……
ほれ、早く見るのじゃ」
と鏡を見ると俺の右眼が氷の様な色になっており中心に輝いている魔法陣はアリアの黒と違い俺の魔法陣は緑色のまるで植物の青々とした色をしていた。
「お主の氷魔法と植物魔法にあってあるの。
綺麗な氷色じゃ。」
「魔眼は基本的に遠視がメインで時々、変な魔眼を持つものがいるのじゃ。
わしもそうじゃな。
わしは遠視と転移を持っておる。」
「へーそうなんだ。
じゃあ俺もなにかあるのかな?」
「あるのかはわからんのじゃ
ほぼ運と言われておるからな」
と言われ俺は自分のステータスを見た。
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ステータス
種族:龍人族
名前:氷薔薇柚季
職業:魔剣士
レベル:12
能力値
体力:40000
魔力量:60000
筋力:2200
魔力:4000
知力:3000
俊敏:3800
幸運:1000
スキル:
・剣術LV8・火魔法LV5・水魔法LV6・風魔法LV3・土魔法LV2・光魔法LV3・闇魔法LV2・氷魔法LV9・植物魔法LV6・魔力制御LV10龍魔法LV1・魔眼・龍化・鑑定・言語理解
加護:
・フロスティアの加護LV10
・創造神の加護LV10
・魔法神の加護LV10
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と新しく魔眼が増えていた。
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