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11話 魔物との初戦闘

 柚季が冒険者ギルドに登録した翌日、


 俺は魔物を狩りに行くために冒険者ギルドに向かっていた。


 別に冒険者ギルドに行かないと狩れない訳ではないが、魔物討伐の依頼などがあるとそれを受けて魔物を狩れば一石二鳥だからだ。



 冒険者ギルドに着くと昨日登録してくれた受付のおばちゃんがこちらに気づいてこっちに手招きをした。


「ん?どうしたんですか?」


「昨日登録した時にね、本当は冒険者手帳というものを渡さないといけなかったんだけど忘れてたんだよ。

 すまないね、ほれ。」


 と言って、草の繊維で作られた紙を束ねたものをおばちゃんから渡された。


「それに冒険者が守ることや緊急依頼などとかのことも書いてあるからしっかり読んでおくんだよ。


 あとおばちゃんおばちゃん言うけど私はまだ35だよ。

 あと私の名前はキャサリンだよ。

 よろしくしとくれよ。」


 と言っておばちゃん改めキャサリンさんは受付に戻っていった。



「んー、どの依頼にしようか、

 やっぱ最初はゴブリンかな?」


「最初は草原に出るうさぎ系を狩ったほうがいいよ。」


 と隣にいた20歳くらいの女性がこっちを向いて話しかけてきた。


「魔物初めてなんだろ?

 この王都の南は草原になってて街道とかもないからよくそこにうさぎが穴掘ったりしているからそれが依頼として出てくるんだよ。

 肉も美味いしな。」


「そうですか。

 ありがとうございます!」


「あぁ、こんなことくらいどってことないよ。

 あたしが気にしたことだからね。」



「じゃあこの依頼受けてきます!」


「おう。」


 と言ってその女性と別れ、依頼書を受付に持っていった。


 受付は昨日とは違い5つに分かれていた受付全部が埋まっていて、キャサリンさん以外は全員10代くらいの美人さんだった。


 まぁ俺はキャサリンさんのところに並ぶけどね。

 空いてるしあまり美人と話せないから。


 少し待っていると俺の番になった。


「キャサリンさんこれお願いします。」


「うさぎか……最初にしてはいい判断だね。

 頑張ってきな!」


 と言われ俺はギルドから出て南の草原に行った。


「うさぎいるかなー

 見た感じいないんだけど……

 確かあのお姉さんが、穴に潜ってとかいってなかったかな?

 地面が盛り上がってるところ探せばいいのかな?」


 と独り言を言っていると、いきなり後ろから衝撃が来て転んだ。


 後ろを見てみると頭から角の生えたうさぎがいた。


 鑑定を使ってみると、


 ________________________


 種族:アルミラージ

 レベル:3


 能力値

 体力:300

 魔力量:10

 筋力:20

 魔力:10

 知力:5

 俊敏:40

 幸運:100


 スキル:

 突進LV2


 ________________________


 となっていた。


「やっぱり弱いな。

 っていうか俺武器持ってないじゃん!

 ………魔法で倒すか。」



 といい俺は右手をアルミラージに向けて魔法を唱えた。



「フロストローズ」


 と言うと薔薇の形をした氷がアルミラージに巻きつき、植物の特性である生命吸収を植物魔法で再現している魔法だ。


 この魔法は、俺が氷魔法と植物魔法で何が出来るかを考えた時に自分が好きだったS○Oというアニメで青薔薇の剣の技の似たようなものが出来るんじゃないかと思いやってみたら難しかったけど発動させる事が出来てさらにこの魔法、相手の体力を自分の体力に変換して吸収しているようなのだ。


 そのままうさぎを狩り続け、気づいたら10匹ほど狩っていた。



 その時のステータス



 ________________________

 ステータス


 種族:龍人族

 名前:氷薔薇柚季

 職業:魔剣士

 レベル:3


 能力値

 体力:30000

 魔力量:56000

 筋力:1800

 魔力:3300

 知力:2500

 俊敏:3000

 幸運:1000


 スキル:

 ・剣術LV5・火魔法LV3・水魔法LV3・風魔法LV1・土魔法LV1・光魔法LV2・闇魔法LV1・氷魔法LV6・植物魔法LV4・魔力制御LV8・龍魔法LV1・龍化・鑑定・言語理解


 加護:

 ・フロスティアの加護LV10

 ・創造神の加護LV10

 ・魔法神の加護LV10

 _________________________



 といつのまにか魔法神の加護LV10が手に入っており、龍魔法や龍化が新しく龍人として追加されたスキルだ。

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