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プロローグ

 現代の地球2023年より、遠い遠い昔地球には魔力の元となる魔素が空気中の至るところに漂っていました。


 魔素の影響で、生物は巨大化し、凶暴になりました。


 それを地球しいては宇宙を作った神が見て、

 私が思っていたのと違う

 もっと平和で穏やかな所を作ったつもりだったのに。

 と思い、その神は神術を使い地球から魔素を無くしたが、魔素によって変質した生物は元には戻りませんでした。


 そして、神は地球から魔素をなくしたはいいもののこの魔素をどうすればいいかを考え、神は新しい世界を作り、そこに魔素を放出することに決めました。


 新しく作った世界は、種族が人族、魔人族、耳長族(エルフ族)土人族(ドワーフ族)、竜人族、小人族、巨人族など沢山の種族が生まれ、動物が魔物化したり変異したりして、沢山の種類の魔物が生まれた。

 薬草なども効果が上がり簡単な傷すら直すことができた。



 そして、神はこの新しく作った世界に管理者として6匹の龍、六龍王を創造した。



 氷と植物を司るフロスティア


 炎と大地を司るフレイアス


 水と雷を司るライゾネス


 風と天空を司るスカラス


 光と時空を司るウロボロス


 闇と地獄を司るタルトレア


 と言う。


 この中でも氷と植物を司るフロスティアは六龍の中でも最強だった。


 他の五龍を同時に相手にしても勝ててしまうくらいに。


 そして、フロスティアはこの世界がつまらなくなり光と時空を司るウロボロスに地球へ送れと命令し、それを聞いたウロボロスはフロスティアを異世界転移の魔法で地球に送った。



 地球に送られたフロスティアはしばらく地球を楽しんだがやがてつまらなくなり、その時に見た人というものに変化する技を手に入れた。


 フロスティアは、地球の男と結婚し、子を孕んだ。


 そして、その子が20歳になった頃、フロスティアは死んだと魔法を使って思い込ませたあと、誰も来ない未開の地で眠った。


 そして、2023年の今もまだ眠り続けている。



 フロスティアの子は結婚し、子を持ち、その子が成長し、結婚しを繰り返しフロスティアの血が途切れることはなかった。


 2023年の現代にも、まだフロスティアの血は受け継がれており、そしてもっともフロスティアの血が濃いとされる人物だった。


 その名は氷薔薇柚季(ひばらゆずき)という。


 彼は現在16歳の高校1年生だ。


 彼は生まれた頃から魔法の才能があった。


 魔素のない地球で、少しだが魔法を無意識で使ったのである。


 使った魔法は、氷魔法と植物魔法で

 この魔法はフロスティアが司っている氷と植物ととても似ている。


 使った柚季は気づいていないだろうが周りの人はなんかおかしいと思われている。


 周りの人が最初に気づいたのは、真夏の時にみんなのジュースはぬるくなっていたのに柚季のジュースだけキンキンに冷たかったのだ。

 それに、柚季が学校で育てていた植物は他の植物より、成長が早く実も美味しいとこれまたおかしいとなっていた。


 そんな柚季が高校に入り半年が過ぎようとしていた時だった。



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