―転生の説明のようです―
拙い文章で、読み辛い所も多いかもしれませんが、それでも構わない方は読んでいってください。
ん…ここは何処だろうか?
周りは真っ白い空間。地面もわからないが、立てそうだ。
それでも、何か出来るかは分からないので、座っておく。すると、すっと上から光が差してきた。
何だろうかと見上げると、少女が降りてきた。
暫くして、此方に向かってきた少女が、
「こんにちは」
と言ってきたが、此方は何故か言葉が発せない。
「あぁ、ごめんなさい」
と言い、少女が此方に触れると、暖かい何かに包まれた感覚がした。
「喋れないと意思が伝わっているか分からないものね」
と、少女が言う。
「えーと、遅れましたが、こんにちは」
そう少女に言い、向き合った。
「丁寧に有り難う御座います。この姿では、中々会話になら無い方が多くて…早く話ができそうなので、先ずここの説明から」
そう言って、正面に座った少女は続けて
「ここは、世界の間の様なところです。貴方には、私の世界に生まれ変わって頂きます。」
と言ったのだが、少々混乱した。先ず、生まれ変わると言うことは、もとの世界で何かあったと言うことだ。
思い出してみると、私は地下鉄のホームで酔っぱらいにぶつかられ、体勢を崩して固い何かにぶつかった音がして…そこから記憶がない。
「私は死んだのですか?」
と聞いてみると、首肯されたので、死んだことは確定だ。夢である感じもしないし。
「貴方は、そちらの世界で事故に遭い、死んでしまいました。ですが、私の世界は作って間もないので、貴方の世界から譲って貰いました。」
成る程、偶然か。
「ただ、貴方には断りもいれず勝手に連れてきたので、要望を聞きますので、何かあれば言ってください」
そこで、少し質問があったので聞いてみる。
「もとの世界へは戻れないのですか?それと、別の方も転生しているのですか?」
「ええと、一つめの質問ですが、もとの世界へは戻れません。二つめは、居ましたが、もうこちらで死んでいるので元の記憶はありません。ついでに言うと文明としては、貴女方の世界で言う中世ですが、魔法や魔物などのいわゆるファンタジーな物もある世界です。それと、貴方はこの世界に生まれ変わって頂いた後は自由に生きて頂いて問題はありません。」
少女の返答は、私の質問を少し先回りした物もあったが、分かったので良いと思う。
しかし…要望かぁ…そうだ、いちいち言うのも申し訳無いから、キャラクターメイク画面のようなものをお願いして、伝えてみよう。
ここから始まっていく異世界商人旅。
何と無くで作ったこの小説は、本当にいつ失踪してもおかしくないです。
出来れば有名になってみたいです。