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  作者: 師走
3/15

私は女の子に名前はなんだいと聞いた。

女の子は少し考えてレタスと叫んで飛び跳ねた。

なるほどどうりでレタスだ。

私は納得して哀しくなった。

レタスはにこにこしている。

レタスは枯れちゃうよと声を絞り出すように言うと、

枯れても無くなったわけじゃないんだよという。

私はどうしたらいいかわからなくなって、ずっといるよねと聞いた。

いられるといいなあとレタスは言った。

私ははうおんうおんと泣いた。

女の子は変な顔をしてみていた。

次の日女の子はいなかった。

私はまた泣きたくなる自分にえいえいと叱って力強く自転車を漕ぎだした。

別にいいのだ。どうせレタスはどこかで何かをしていて、また会えるに決まっている。でも、とめどなく溢れる涙は私のほおの上で狂ったように踊っている。

丘についた。夏に入ろうかという時で、真っ青な空は全てを取り込まんとするほどだ。


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