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20/24

野生児の本領発揮

701:名無しの異種族

>>700

なんとかなるの??


702:名無しの異種族

どうするんだ?


703:薔薇ジャム

特定班さん、確認なのですが

考察厨さんは、リンさんならこの現状をなんとかできる、と考えていたんですよね?


704:特定班

たぶん


705:薔薇ジャム

そして、そのなんとかする方法は、国全体を浄化することだった

つまり、リンさんが国を浄化することが大前提だった、と考えていいんですよね?


706:特定班

考察厨の口ぶりからすると、うん、それで合ってると思う


707:名無しの異種族

なんでリンならなんとかできるんだ??


708:薔薇ジャム

おそらく、リンさんが聖女紋持ちの中でも特別な存在だからかと思います

リンさんだけ、私たち聖女とは性能、いえ、機能が違う、と言った方がわかりやすいでしょうか


709:薔薇ジャム

私たち聖女はどうしても、いえ聖女であることは関係なく現代人で魔法を使える者は皆、現代の魔法理論に基づいて魔法を使うことからは逃れられないんです

これは、大聖女様ですらそうだと考えられます


710:リン

大聖女?


711:名無しの異種族

ここで大聖女様??


712:名無しの異種族

なんで大聖女様がでてくるの??


713:薔薇ジャム

大聖女様達、年配の聖女紋持ちの仕事は、国の結界を張り、土地を浄化し続けることです

でも、今回の騒動でそれすら出来ていないことは明白です


714:名無しの異種族

たしかに

結界が消えたまま、まだ復活してないらしいな


715:名無しの異種族

それこそ、大聖女様もこのゴタゴタで死亡説出てるだろ


716:薔薇ジャム

あ、そうなんですか

大聖女様は生きてますよ

さっき王宮で見かけましたから

なんとか結界だけでもはりなおそうと、他の聖女紋持ちの方々と頑張ってました


717:名無しの異種族

あ、生きてたε-(´∀`*)ホッ


718:名無しの異種族

でも、結界は消えたまま、か


719:薔薇ジャム

話を戻します

つまり、ですね

私たちは紋章持ちだろうと、そうじゃなかろうと

現代の魔法、もっと言えば現代の魔力の使い方からは逃れられないんです

でも、リンさんは違う


720:名無しの異種族

なんで違うってわかるの?


721:薔薇ジャム

王女様の件が1番説明しやすいでしょうか

リンさんが王都へ召喚されて、まずおこなったことです


722:名無しの異種族

あの呪いの件?


723:薔薇ジャム

あの時のスレッドを拝見しました

ほかの聖女には見えていなかったものが、リンさんには見えていた


724:薔薇ジャム

それだけではありません

ポーションの件もです

あきらかに、私たちが作ったものとリンさんが作ったものは別物でした


725:薔薇ジャム

極めつけは、リンさんが無意識に垂れ流している魔力の影響です

リンさんは、その手ずからカップに注いだ飲み物、あるいは触れたものをポーションに変化させることができる

これは、初代聖女の力です


726:名無しの異種族

あー、あったなそういや、そんな能力


727:薔薇ジャム

ダメ押しで、リンさんのお姉さんの存在です


728:リン

姉ちゃん?


729:薔薇ジャム

リンさん

リンさんは、どうやって王都へ戻ってきたんでしたっけ?


730:リン

姉ちゃんが、昔ながらの魔法を使って転移させてくれた


731:薔薇ジャム

それです

いいですか?

現状、その転移魔法が使えたのはお姉さんだけなんですよ


732:名無しの異種族

え?


733:名無しの異種族

はい?


734:名無しの異種族

え、どゆこと??


735:薔薇ジャム

他の地域に配置されている、軍などに所属する

転移魔法が使えるもの達は、いまだ王都へ転移出来ていません

連絡すらついていない状況です

でも、リンさんのお姉さんはそれが出来た

これが、どれだけすごいことかわかりますか?



736:名無しの異種族

ま、待て待て待て!?

それって、リンの姉ちゃんは昔ながらの

それも今じゃ失われた魔法の使い方で、リン達を転移させたってことか??


737:名無しの異種族

リンの姉ちゃん、何者だ?

いや、ガチで


738:迷探偵

それとリンならなんとか魔法が使えるかもってのは

どう繋がるんだ??


739:薔薇ジャム

>>738

リンさんとお姉さんが、双子という点です

研究論文で、発表され、証明されてるんですよ

母親の胎内で一緒に育った子供たち、双子とか三つ子とかですね

この子供たちは、一卵性、二卵生関係なく同じ魔法能力をもつ可能性がとても高いらしいんです


740:名無しの異種族

マジか


741:名無しの異種族

知らんかった


742:迷探偵

あー、あったな

そんな研究論文


743:名無しの異種族

なるほど、だからリンには出来るかもってことか


744:リン

守護騎士に、試しに親に持たされた水筒から

水をカップに注いでみたらどうだって言われてさ

やってみた

ポーションになったわwww


745:名無しの異種族

と、言うことは?


746:名無しの異種族

リンの能力生きてる!


747:名無しの異種族

浄化も使えるってことか!!


748:配信者

盛り上がってるとこ悪いが

俺、魔族を襲撃してるんだけど

全員、王都の外へ向かい始めてる

これ、お前のとこ行ってないか?リン?


749:リン

え、まじ??

あ、あー、なんか空飛んできてる?

あれかなぁ??

っと、え??

あ、あー、うん

聞いてみる


750:薔薇ジャム

リンさん!!

王宮に来てください!!

こちらも今、向かいます!

守護騎士には、死んでも貴方を守れ

なるべく多く地獄に道連れにしろ、と命令してください!!


751:名無しの異種族

薔薇ジャムさんが、急に過激なこといい始めた


752:迷探偵

守護騎士の本来の職務だからな

自分の命を捨てても、聖女を守るのは


753:名無しの異種族

まぁ、リンさえ無事なら

あとで蘇生できるから

たしかに、リンを生かすのが先か


754:名無しの異種族

リンが死んだら詰む?


755:名無しの異種族

詰むなぁ


756:配信者

とりあえず加勢に行くぞー

えいっ♡


757:名無しの異種族

?!

花火??


758:名無しの異種族

なんか、空で爆発したんだけど!?


759:配信者

動画でネタとして使おうと思ってた

自家製爆薬使ってみた( *˙ω˙*)و グッ!

作るのと保管する資格もってるから、ドヤされる心配ないぜ!!


760:名無しの異種族

ど、どうがはいしんしゃー!!


761:配信者

火薬を使っての爆薬は、現代でも普通にあるからなぁ

なにも爆発は魔法の専売特許じゃないってわけ

(´∀`*)ケラケラ


762:名無しの異種族

魔族に効果あんの?


763:配信者

目くらましとか、そういうのに使えるからいいんだよ

ダメージまでは考えてない


764:名無しの異種族

んな危ないもん、街中で使うなや


765:配信者

リンが死んで詰むよりはいいだろ


766:名無しの異種族

まぁ、それもそうか


767:リン

びっくりした( ゜д゜)

いきなり空で爆発起きた


768:リン

とりあえず、王宮に向かってる

いやぁ、こんな状況だし

久々に全力で走るかなっと


769:薔薇ジャム

了解しました

こちらも、って、え?

あの、守護騎士の腕を引っ掴んで、旗みたいにはためかせながら走ってきてるの、リンさんですか??


770:リン

(*´・д`)-д-)))ソゥソゥ

あ、薔薇ジャムさんめっけ


771:名無しの異種族

あっという間に合流しちゃったよ

( ̄▽ ̄;)


772:名無しの異種族

そういや、リン、野生児(自己申告)だったな

忘れてたわ


773:リン

ついでに、あらよっと


774:配信者

クッソwww

リン、お前なにしてる??

次々に魔族が落下してんだけどwww


775:名無しの異種族

あ、ほんとだ

パタパタと落ちてる


776:リン

小石拾って、頭狙って投げてる

ドラゴンと違って的が小さいから、結構ムズいな


777:名無しの異種族

こいつ、守護騎士いらなくね??


778:名無しの異種族

>>777

言ってやるなよ


779:名無しの異種族

もしかして、リン、いろいろ遠慮してた??


780:リン

遠慮っていうか

守護騎士の仕事とっちゃいけないかなっておもっ

くぁwせdrftgyふじこlp


781:名無しの異種族

どうした?!


782:リン

あー、びっくりしたー

魔族が斬りかかってきた

それを、俺の担当守護騎士が防いでくれてる

あの人、結構強かったんだな

魔族相手に互角に戦ってる


783:名無しの異種族

マジかー


784:リン

じゃあ、ここよろしく

死んだらちゃんと蘇生させるから~


785:名無しの異種族

守護騎士に言ってるのかな?


786:名無しの異種族

何気に鬼畜発言で草


787:リン

さて、とりあえず王宮に行くのはいいけど

行ってなにすればいいんだろ?


788:薔薇ジャム

歴代の大聖女の持ち場である【祈りの間】で、浄化魔法を使ってください

これでいっきに片がつくはずです


789:名無しの異種族

え、許可とらなくていいの?


790:薔薇ジャム

言ってる場合ですか

これでリンさんがお咎めを受けるようなら

連帯責任で私も王都から追放なりなんなり、責任取りますよ


791:名無しの異種族

ば、薔薇ジャムさん!!

(゜д゜〃)トゥンク


792:名無しの異種族

どうしよう、薔薇ジャムさんに惚れそう


793:リン

え、あ!

いいのか?!

あの人、あんたの守護騎士なんじゃ


794:薔薇ジャム

いいんですよ

それに彼は、貴方の守護騎士より強いですから

ほら、余裕でしょ?


795:名無しの異種族

今度はなにが起きてるんだ??


796:薔薇ジャム

魔族が私を殺そうとしてきたので

私の担当の守護騎士がそれを防ぎました

いま、いい感じに戦ってます

ほら、はやく行きますよ!


797:名無しの異種族

リンの薔薇ジャムさんへの敬語が取れてて草



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― 新着の感想 ―
火薬にいろんな色つけてたらまさに「花火」。 この世界には「たーまやー」ψ(`∇´)ψの様な掛け声はないものか?(まぁ爆殺してるので掛け声は遠慮してるのかもしれませんが…(*´-`)
保管資格が有っても町中で使用する許可は下りてないだろ、配信者ww だが、グッジョブ。 次回、古の大結界にリンが魔力を注ぐ時、何が起こるのか…!
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