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ダンジョン試験

俺達が降りた1階層から3階層までは星1のモンスターしか出ないが、1階単体、2階複数、3階混合で現れる。

星1のモンスターはある程度決まっており、ゴブリン、スライム、ベイビーウルフ、ウィードマン、稀にベイビーキマイラが現れる。

ウィードマンとスライムが6等星、ゴブリンが5等星、ベイビーウルフは3等星、ベイビーキマイラら1等星。

ウィードマンは雑草を自由に生やして巻き付け行動を阻害するモンスターで、攻撃能力は一切ないが足に雑草を巻き付き転ぶことがあり、集団戦では面倒だ。

中は俺が実家で入ったダンジョンのように階段を降りてすぐに大部屋ではなく、通路が入り組んである迷路型のダンジョンで、通路上にモンスターと戦闘しながら進み一定階層で中ボスを倒し、時々通路に落ちていてい宝箱を拾って、最下層のダンジョンコアを目指すダンジョン。

そして通路を愛巣と進んでいるとゴブリンが現れた。

俺はすぐにカードを投げて召喚した。


「ごぶー」


とゴブリンから進化したゴブリンジェネラルが現れた。

ゴブリンが1m、ホブゴブリンが1.5m、ゴブリンジェネラルは2mの身長を持ち力を強くなっている。

そしてゴブリンジェネラルがゴブリンを瞬殺した。


「おー、それが翔斗のスキルか本当に使えるようになっていたんだね」


「信じて無かったのかよ」


「ははは、それはそうとそれが召喚したモンスター?」


「誤魔化したよ、はぁー、そうだよそのゴブリンジェネラルが俺が召喚したモンスター」


「すごいねー」


とゴブリンジェネラルの周りをぐるぐる周り見ていた。

ある程度見て回った後に振り返った。


「他には居ないの」


「いるぞ」


と俺は追加でカラースライムを召喚した。

カラースライムは魔法耐性を持ったスライムで、体の色を魔法に対応する色に変化させることで1属性の魔法耐性を得ることができる。

大きさは直径1mの饅頭に似た形をしており、真ん中には核があり、大きさと色以外はほぼ変わらない。(普通のスライムは直径50cmでビックスライムは1m)


「カラースライムだー!触ってもいい!」


「いいぞ」


普通モンスターをじっくり見たり、触れることは滅多になく、モンスターを拘束すれば可能だが、拘束なくこんなことができる機会はテイマーに会うしかない。

テイマーはモンスターを討伐せず、瀕死状態にした後にテイムスキルを持っていた場合、稀に仲間にできる人でほとんど存在しない。

愛巣はカラースライムを触っていた。


「冷たいね」


「そうだな、俺も暑いときはスライムを枕にして寝るぐらい、気持ち冷たさだよ」


「えーいいなー」


とポスっとカラースライムにうつ伏せになった。


「ゆっくりしているが今試験中だぞ」


「あっ!そうだった」


とガバッと起き上がり少し乱れた服を整えて、進むのかと思いきや振り返り。


「試験終わったらカラースライム貸してね」


「ああ」


と俺は進んで行く愛巣を苦笑いしながらついて行った。






順調に進み3階層に10分ほどで着いた。

ここからは魔物達が混合で2〜6体現れるため気をつけないといけない。

するとゴブリン2体にベイビーウルフ1体が現れた。

ベイビーウルフは狼の赤ちゃんを少し大きくしたような可愛らしいモンスターだが、素早く噛みつきも強い厄介なモンスターだ。


「愛巣は後方支援!カラースライムは愛巣の護衛!ゴブリンジェネラルは俺と一緒に突っ込むぞ!」


「おっけー」


と俺は1番に接近したベイビーウルフをゴブリンジェネラルに向かって蹴り飛ばし、ゴブリンジェネラルはそれを剣で切り倒し、俺は小太刀をゴブリンに投げつけた。


「鬼畜だね」


「うるせえよ」


愛巣も俺がベイビーウルフを蹴り飛ばしたのをからかいつつ、後方から手持ちナイフもう1体のゴブリンの眼球に2本投げつけた。

ゴブリン2体はすでに瀕死でそれをゴブリンジェネラルが2体まとめて切り倒した。


「やっぱり3階層も楽勝だね」


「だな、でもベイビーキマイラが現れたり、スライムの奇襲があったらここまで楽勝にいかないぞ」


「そうだね、あっこれって」


と言い下に落ちていたドロップアイテムを拾って見せてきた。


「召喚カードだな」


「ねえねえ、これって私も召喚できないの」


「俺が譲渡すれば可能だよ」


「本当に!お願いちょうだい!」


と目をキラキラさせてこちらを見てきた。

俺は愛巣ならいいかと思い譲渡することにした。


「俺の手にカードを乗せてそのカード上にお前の手を乗せてくれ」


「了解」


カードの上に手を乗せたのを見て。


「譲渡」


と言うとカードが少し光、カードの端に所有者:盾無守愛巣と書かれたカードが出来上がった。

愛巣は嬉しそうにカードを掲げたあと。


「これってどうすれば召喚できるの」


「召喚って意思を持つか、口で召喚って言うか、カードを地面に叩きつければ召喚できるぞ」


「なら、サモン!」


とカードを前に突き出して、サモンと言った。

サモンも召喚って意味だから可能だが、漫画かアニメの影響だろうポーズに少し引いたが、モンスターは召喚された。


「やっぱかわいいー!」


とベイビーウルフを抱き上げてニコニコしていた。

そして抱いたまま進み出した。


「ちょっとまて、そのまま行くつもりか」


「ん?そうだけど」


「戦闘できないだろ!」


「大丈夫大丈夫、片手有れば7階層まで余裕だから」 


とサムズアップする愛巣を見て俺は諦めて進むことにした。






そして順調に進み7階層まできた。

愛巣はベイビーウルフに、うーちゃんって名前を付けて撫でながら進み続けた。

流石にここからは星3のモンスターで俺が持つモンスターと同ランクのため慎重に行く必要がある。

ここまでのモンスターも最初出てきたモンスターの進化した種族で、ゴブリンジェネラル、カラースライム、ウルフ、プラントマン、キマイラが現れる。

プラントマンもサポートだけではなく、手を蔓にして直接攻撃を可能で油断できない。

キマイラはその階層に存在するモンスターの融合した姿をしている。

愛巣も流石にここから油断できないためベイビーウルフを下ろして、警戒しながら進んで行く。

するとゴブリンジェネラルが現れた。


「今までのフォーメイションで行くぞ」


と言い俺はゴブリンジェネラルと共に突っ込む。

敵のゴブリンジェネラルの攻撃範囲に入ったことで棍棒を振り上げたが、愛巣の援護のナイフが目に刺さり狼狽えたところを、召喚したゴブリンジェネラルが棍棒を持つ手を切り裂き、俺は足首に切り裂き体制を崩し、そのままジャンプして頸動脈を切り裂いた。

それでモンスターは討伐できた。


「7階層もなんとかなりますね」


「そうだな、でも一撃受ければ危険だな」


と嫌な予感を感じて通路の奥を見ると、ウルフの体に蔓が巻き付いたモンスターが現れた。


「あれってキマイラじゃ」


「ウルフとプラントマンのキマイラだな」


と俺は嫌な予感を感じながら構えた。








ウルフの進化

ベイビーウルフ①→リトルウルフ②→ウルフ③


ウィードマンの進化

ウィードマン①→グラスマン②→プラントマン③

プラントマンから5等星になる。


ベイビーキマイラの進化

ベイビーキマイラ①→リトルキマイラ②→キマイラ③

キマイラの等星は不安定だがほぼ1等星。

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